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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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マンチェスター・シティに入団決定!マーク・グエイはペップの戦い方に早期にフィットするのか?

マンチェスター・シティがポール・トゥ・ウィン!ボーンマスからアントワーヌ・セメンヨを獲得したクラブは、クリスタル・パレスのマーク・グエイの移籍もすんなり決めました。オリヴァー・グラスナーのチームでキャプテンを務めていたCBは、「これまでのキャリアで積み重ねてきた努力の集大成」とテンションが上がっており、新天地で戦う準備はできているようです。

クリスタル・パレスに支払われる移籍金は2000万ポンド。2021年の夏にグエイを売却したチェルシーは、セルオン条項によって20%のマージンを受け取ります。サウスロンドンで過ごした4年半で、公式戦188試合11ゴール8アシスト。プレミアリーグの経験が豊富で、イングランド代表としても26試合に出場している25歳のお値段と考えると、激安というしかありません。

スパーズがアトレティコ・マドリードからコナー・キャラガーを獲得し、ローマのタミー・アブラハムがアストン・ヴィラに移籍する可能性が報じられるなど、この冬のマーケットではチェルシーのアカデミー出身の選手が話題になっています。「Transfermarkt」によると、ブルーズが育成した選手に乗っかった移籍金の累積は、9億3150万ポンドという巨額だそうです。

タミー・アブラハムのプレミアリーグ復帰が決まり、タイリーク・ジョージが海外に活躍の場を求めることになれば、10億ポンドにリーチとなります。現在、プレミアリーグに所属するチェルシー出身の選手は18人。ティーンエイジャーが続々とトップチームに加わっているリヴァプールとアーセナル以外は、ウェストロンドンに足を向けて寝られないでしょう。

話をマーク・グエイに戻しましょう。リヴァプールやバルセロナ、バイエルンがグエイに注視するなかで、マン・シティが鮮やかな速攻を決めたのは、最終ラインに負傷者が続出しているからです。ヨシュコ・グヴァルディオルは脛骨骨折の手術で数ヵ月の離脱となり、ルベン・ディアスはハムストリングの負傷で1ヵ月はかかるといわれています。

ジョン・ストーンズは大腿部の負傷で欠場しており、ナタン・アケは足に包帯を巻いています。20歳のマックス・アレインをワトフォードから呼び戻したマン・シティは、フサノフとの若いコンビで戦い抜くのは難しいと判断しました。右利きながら、左でプレイする機会が多かったイングランド代表CBは、ヴィルジル・ファン・ダイクになれるでしょうか

キープ力、デュエル、フィジカルの強さは問題なし。両足でパスを出せるのも、ペップがほしがった理由のひとつでしょう。課題があるとすれば、「クリスタル・パレスの3バックでついたクセ」でしょう。「アスレティック」のトム・ハリス記者によると、シンプルなプレイを求められるクラブでは、WBへのタイリック・ミッチェルに出すボールの比率が高かったようです。

これ自体には問題はないのですが、縦への楔のボールやラインブレイクパスを出せるチャンスを逃すとなると、話は変わってきます。マン・シティでは、シンプルよりタイミングやスピードを求められるでしょう。守備においても、ローブロック主体で前に出て奪うよりスペースを埋めることに腐心しており、ハイラインとコースを切るポジショニングに慣れる必要があります。

気になることはあるものの、エヴァートンから移籍したジョン・ストーンズや、ボーンマスから来たナタン・アケ(チェルシーユース!)は、スムーズにフィットしています。新たなチャレンジに胸を躍らせているリーグ屈指のCBは、主力を失った最終ラインを落ち着かせてくれるでしょうか。週末のプレミアリーグはエティハドでウルヴス。デビューにはうってつけの一戦です。


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