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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

スパーズとリヴァプールが交渉開始。アンディ・ロバートソンはマージーサイドに別れを告げるのか?

リヴァプールのレジェンド、歴代最高の左のフルバック。アンディ・ロバートソンは、アンフィールドに詰めかけたサポーターたちの惜しみない拍手に包まれて、スパイクを脱ぐのだと信じていました。シーズンの途中で愛するクラブに別れを告げるのか。スパーズは願いが叶う場所なのか。現地メディアの「クラブ間で交渉が進展」という報に触れて、言葉を失いました。

ハル・シティからリヴァプールに移籍したのは、2017年の夏でした。移籍金は1000万ポンド。その後の活躍を思えば、クレイジーなお値段です。プレシーズンマッチで左サイドから繰り出すクロスを見たとき、精度の高さに息を呑みました。三流を連れてきたと憤るサポーターに、試合を観たかと問いかけたくなったのを覚えています。

ユルゲン・クロップ監督は、最初の15試合のうち3試合の起用に留め、丁寧なコミュニケーションで戦術理解を促しました。レギュラー定着のきっかけとなったのは、12月のブラントン戦で、1-5の圧勝。その後のパフォーマンスを称えるなら、リヴァプールが獲得したタイトルと彼自身のスタッツを並べるのが最も効果的でしょう。

プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ、FAカップ、カラバオカップ、UEFAスーパーカップ、コミュニティシールド。つまり、すべてです。公式戦363試合12ゴール68アシスト。プレミアリーグの56アシストを越えるレッズの選手は、スティーヴン・ジェラード、モー・サラー、アレクサンダー=アーノルド、スティーヴ・マクマナマンの4人だけです。

豊富な運動量と精度の高いクロスで左サイドを制圧し続けたロバートソンですが、今シーズンに入って立場が変わってしまいました。リヴァプールは昨夏、ボーンマスからミロシュ・ケルケズを4000万ポンドで獲得。左サイドに新たな競争が生まれています。プレミアリーグにおける先発はわずか4試合で、年が明けた今も増える気配はありません。

ロバートソンとリヴァプールの現在の契約は、2026年6月に満了となります。「残りの期間と将来について家族と話し合い、どのような選択をするかを考える必要がある」。契約延長交渉が続けられていたものの、明確な結論が出ないなかで、トッテナム・ホットスパーが獲得に向けて動いているというニュースが飛び交っています。

ノースロンドンのクラブは、フリーエージェントになるのを待っていたのですが、ベン・デイヴィスが長期離脱となったため、プランを前倒ししたようです。若手重視の補強によってリーダーシップが不足してしまったチームにとって、百戦錬磨のSBはうってつけの存在でしょう。既に交渉は始まっており、本人が望めばリヴァプールは容認すると伝えられています。

スパーズにロバートソンが加われば、ジェド・スペンスは本来の右サイドでペドロ・ポロとポジションを争い、32歳のベテランはウドジェと戦うことになります。ロンドンでも「より多くの試合に出たい」という希望は叶わず、ベンチにいる時間が長くなるかもしれません。一方、リヴァプールがレジェンドを失うとなれば、ローマからツィミカスを呼び戻すことになりそうです。

ユルゲン・クロップに「世界最高のレフトバック」と称えられたファイターは、9年めの終わりを待たずに新天地へ旅立つのでしょうか。なぜ、1月なのか。なぜ、スパーズなのか。アレクサンダー=アーノルドとの最強SBコンビに見惚れていた者として、気持ちの整理をするのが難しい話ですが、フットボールの世界ではよくあることと割り切って、続報を待つしかありません。


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