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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【MAN.CITY×Wolves】出てこい、ハワード・ウェブ!ストレスを溜めたペップがついに爆発!

「あのレフェリーは、偉大なるデビューを飾った。これで誰もが彼を知るだろう。(ピッチサイドの)テレビで普通に腕に当たったのを確認したのに、無効にしたのは初めてだろう。ハワード・ウェブは明日のメディアで、なぜこれがペナルティではないのか、そしてユナイテッド戦で何をしたのかを説明してくれるはずだ。初めてだったようだ。ちょっと疑ってみただけだった」

「ジェレミー(・ドク)がノルウェーでプレイできなかったのは、ダロトのプレイのせいだ。でも、構わない。明日は待つ。水曜日まで待たせないでほしい。われわれはチャンピオンズリーグで忙しいんだ。ハワード・ウェブ、明日ここに来て、ペナルティではない理由を説明してくれ。初日から積み上げてきたことを貫くために、選手たちを元に戻してほしい。これはやりすぎだ」

ペップ・グアルディオラがこれほど激怒するのを見る機会は、なかなかないでしょう。問題のシーンは、昨日のウルヴス戦の35分。フサノフの素晴らしいロングフィードで、ボックス左に出たマルムシュが右足で浮かしたボールがモスケラの肘にヒットしました。こぼれ球を拾ったマルムシュは、右足のシュートをファーポストに当てた後、即座にハンドをアピールしています。

ファライ・ハラムのジャッジは、ナチュラルポジションでノーファール。CBは腕を挙げており、取られてもおかしくない状態でした。それにしても、2-0で勝ったゲームであり、マルムシュに大きな不利はなかったのに、あれほど怒るとは…!試合中は感情を抑えていたペップが不満を爆発させたのは、ストレスを溜めていたからでしょう。

プレミアリーグで4戦連続勝利なし、マンチェスターダービーとCLのボデ/グリムト戦で連敗、負傷者続出、ハーランドは疲労困憊…。レフェリングに対していた不信感は相当高まっていたようで、「開幕前の説明と違うじゃないか」「11人も負傷者が出ているんだ」「こんなジャッジがあっても、われわれは勝つ」などと、いいたい放題でした。

「ジェレミーが受けたファールが、どれだけダイビングとジャッジされたか知っているのか」「ハーランドに対して吹かれるホイッスルが、やられた回数より多いなんて」といったあたりは、「お気持ちお察しします」といえるのですが、「アイツらがいたのに、われわれは勝てた。9年間でプレミアリーグを6回も制覇したのに、選手たちがいないのはなぜだ?」は支離滅裂です。

あらためてウルヴス戦を振り返ってみると、最下位とのゲームとは思えないスタッツが揃っています。シュート数は11対11、ビッグチャンスは1対1。ポゼッションを取ってパスをつなぎながらも、なかなかシュートに至らず、87分のCKからモスケラのヘッドがクロスバーに当たってからは、サイドから攻め込まれるシーンが増えました。

追加タイムだけで、打たれたシュートは6本。終盤といえば、ジェレミー・ドクを突き飛ばしてかかとを踏んだモスケラがイエローで済んだのも、怒りを増幅させるスイッチだったのかもしれません。時間が経つにつれて、予断を許さない展開になっただけに、開始6分の先制ゴールはとてつもなく貴重だったといえるでしょう。

右からクロスを入れたのは、好調のマテウス・ヌネス。モスケラの前に出て右足の裏で合わせたのは、アフリカネーションズカップを終えたマルムシュでした。直近のプレミアリーグとチャンピオンズリーグで5試合3ゴールと、得点力がダウンしている状況で、心身のコンディションを崩していたハーランドを外すのは難しい決断だったはずです。

それだけに、指揮官の期待に応える見事なボレーは、エースの休養と安心、久々の3ポイント、今後のBプランを一気に手に入れた一撃でした。そして前半の追加タイムの2点めは、アントワーヌ・セメンヨ。シェルキ、ベルナルド・シウヴァ、セメンヨと縦につながった中央突破で、クレイチーをかわして左隅に収めたフィニッシュは完璧でした。

マン・シティに入団してから、4試合3ゴール1アシストのロケットスタート。78分には、途中出場のフォーデンのパスを受けて、強烈なシュートをクロスバーに当てています。チームにフィットするスピードは、フサノフとコンビを組んだマーク・グエイも負けていません。98本のパスを通し、成功率は93%。序盤にセメンヨに打たせたロングフィードも、彼の持ち味のひとつです。

20歳のマックス・アレインとのコンビでは、ミスのフォローにまわっていたフサノフは、グエイのサポートに感謝しているでしょう。CLのガラタサライ戦の後、スパーズ、ニューカッスル、リヴァプールと難敵が続きますが、得点力を誇示したアタッカーと2人のニューフェースは、ペップのストレスを減らしてくれるのではないかと思います。いや、その前にハワード・ウェブ…。


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