【Chelsea×Burnley】ケーヒル退場、前半0-3…チェルシーはまさかのホーム敗戦スタート!
11分、右から入れたアスピリクエタの速いクロスは、ウィリアンの手前でタルコフスキがかろうじてクリア。14分、チェルシーにトラブル発生です。ドリブルをカットされそうになったケーヒルは、奪いにきたデュフォーを足の裏で削ってしまいました。一発レッドの判定に、ケーヒルは呆然。ジェレミー・ボガのプレミアリーグデビューは、たった17分で終わってしまいました。代わって入ったのは、レンタルで移籍したボルシアMGで高い評価を得たクリステンセン。10人となったチェルシーは、バーンリーのサイド攻撃を受ける時間が続きます。
24分、何と先制はバーンリー!ロートンの長いクロスをサム・ヴォークスが右足で叩くと、名手クルトワは指先で触りながら弾き切れませんでした。ウィリアンを中心に反撃を仕掛けるチェルシーは、前線に連動性がなく中央でつぶされ、アスピリクエタからの再三のクロスはあっさりクリアされてしまいます。39分、攻撃時のパスがすべて足元だった静かなバーンリーが、突如牙を剥きました。ジャック・コークとのワンツーで左から上がったウォードは、カンテをかわすや否や、角度のないところから思い切りよく左足を振り抜くスーパーゴール!さらに43分にはデュフォーのクロスにダヴィド・ルイスがかぶり、サム・ヴォークスのフリーのヘッドで3点めを許します。コンテ監督は、ハードマークが得意ではないダヴィド・ルイスをなぜ右のCBに置いたのでしょうか。真ん中が向いているブラジル人CBの緩いマークが、失点につながってしまいました。
0-3のまま笛が鳴ると、待ってましたとばかりにスタンフォード・ブリッジは大ブーイング。昨季プレミアリーグ王者まで、ガナーズとレッズに続く3失点と予想外の大苦戦です。後半に入ると、チェルシーの3バックはダヴィド・ルイスが中央、クリステンセンは右に修正されています。49分、マルコス・アロンソの強烈なミドルはヒートンがビッグセーブ。攻めに転じたチェルシーは、早い時間に1点返したいところです。57分、CKから左隅を狙ったヴォークスのヘッドは当たりが薄く、ハットトリックはならず。直後、何もできなかったバチュアイが下がり、アルバロ・モラタがプレミアリーグ初登場です。
61分、マルコス・アロンソのFKはヒートンが左に飛んで指先で弾くファインセーブ。CKのこぼれ球を叩いたマルコス・アロンソのボレーはDFの渋滞に阻まれます。68分、ようやくチェルシーが一矢を報いました。ウィリアンのクロスに飛び込み、倒れ込みながらのヘディングシュートを左隅に決めたのはアルバロ・モラタ!期待のストライカーのプレミアリーグ初ゴールで、スタンフォード・ブリッジのサポーターはテンションが上がりました。73分にウィリアンのパスでクリステンセンがボックスに侵入し、シュート性のグラウンダーをモラタが押し込んだシーンはオフサイド。9番が触っていなければ、ゴールだったかもしれません。
猛攻を続けるチェルシー。80分のカンテのミドルはわずかにアウト。81分、セスク・ファブレガスが2枚めのイエローをもらい、ホームチームはついに9人になりました。88分、アスピリクエタが縦に出したロングフィードをモラタがバックヘッドでゴール前に流すと、ダヴィド・ルイスが左足の強烈なボレーを決めて2-3。ブレイディの直接FKは左のポストに阻まれ、1点差のまま追加タイムは4分です。コンテ監督は、クリステンセンに代えてムソンダを投入。若いMFのプレミアリーグデビューは、ピッチの感触を確かめただけに終わりました。捨て身のアタックはゴール前にバスを停めたアウェイチームに阻まれ、昨季プレミアリーグ王者はまさかのホーム敗戦です。
アザール、ペドロ、ジエゴ・コスタ…優勝チームの3トップが全員不在で、ただでさえウィリアンの突破とWBのクロスしか攻め手がなかった前半、ケーヒル退場という最悪の事件が重なり、チェルシーは完全に混乱してしまいました。0-3となったハーフタイムに、開き直ってモラタ投入としてもよかったのではないかと思います。最後はドロー寸前まで追い上げただけに、コンテ監督の半ば諦めたような采配と、セスクのイエローカードが残念でした。ウェンブリーで戦う次のトッテナム戦は、カンテとダヴィド・ルイスが中盤センターに並ぶのでしょうか。選手層が薄く戦術的な選択肢が少ないチェルシーは、連敗スタートとなってしまうかもしれません。(サム・ヴォークス 写真著作者/Dagur Brynjólfsson)
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セスクの二枚のイエローカードは妥当にしてもケーヒルの一発レッドは厳しい判定でしたね。
今回の試合ではやはりチェルシーの陣容不足とバチュアイの力不足が目立つ試合になったと思います。
マティッチやコスタの放出は目をつぶったとしてもズマやアケまでレンタルに出したのは本当に不可解です。
そして次節はトッテナム、今のチェルシーでは絶対負けると思います。
ケーヒルはただただ間抜けだったが
主審が買収を疑うレベルで酷すぎたのが残念
FAのチェルシー嫌いもここまできたか
Jスポの実況・解説も審判に文句言ってましたね
カードの基準もブレブレで、特に後半はあまりにもバーンリー寄りでさすがに萎えました
プレミアの主審のレベルの低さは深刻な問題ですね
あと試合中にエメナロが何度も抜かれてたのが面白かった
あれはJでは見れないでしょうね
昨シーズンアウェイであれだけ弱かったバーンリ相手に、この敗戦はめちゃくちゃ痛いですね。
次節のトッテナム戦で勝ち点1が取れるように修正しないとこの後ズルズル引きずる気がします。
昨シーズンベストメンバーで敗れたトッテナムですから…
主力を放出した挙句、開幕に新人だらけ、更に過酷な次節は誰がでるんでしょうね。ドラマのようなスタートです。CLに向けて固定メンバーからの強制的な進化を期待するしかないですね。ある意味モチベーションができたとも言えますし、モラタが意外に良かったのは朗報です。
プレミアリーグ大好き!さん>
3トップが厳しかったですね。後半は、ズマ、アケ、ロフタス=チークを思い浮かべました。
サリーさん>
とはいえ、この日のバーンリーに3失点は許してはいけなかったと思います。
プレミアリーグ大好き!さん>
あそこまで追い込んだだけに、判定の不運は残念でしたね。
おはむさん>
痛いです。カンテが守備において昨季ほどの安定感を発揮できなかったのもチームとしての懸念材料だと思いました。
norさん>
モラタは集中してましたね。ペドロ、モラタ、ウィリアンを前の3枚に据えれば戦えると思います。
モラタは後半頭からみたかったですね、結果論でもありますが。彼が気迫をみせ活躍したことが収穫でした。
ルイスはCB中央に欠かせないんで、次節はリュディガー、ルイス、アスピリクエタと並べてクリステンセンをカンテと中盤で起用してほしいです。モーゼス、おそらくペドロも復帰しますし、なんとか!
チェルシーファンさん>
モーゼスとペドロが戻ってくれば、何とか戦えそうですね。守備陣は、好調エリクセンを自由にさせないことに集中しなければなりません。
更新お疲れ様です。
正直前半に関していえばまだプレシーズン気分?といいたくなる内容でした。ただリュディガーはビルドアップ面で頑張ってくれてましたし、あの難しい中で入ったクリステンセンもよかったです。
試合を通してバチュアイにはもっとワイドに動いてスペースで受ける術が必要だと途中で入ったモラタをみて思いました。その他色々触れたいですがあり過ぎるのでやめとくとして…笑 とりあえずスパーズ戦なんとか乗り切って欲しいですね。
雨好さん>
いきなりのスクランブルだったので、準備不足な感はありましたよね。スパーズ、やっかいですね。