【Brighton×MAN.CITY】やっぱりアグエロ!マンチェスター・シティは昇格クラブに0-2完勝!
守護神マシュー・ライアン、DFズットナー、MFプレパー、パスカル・グロス、イジー・ブラウンと新戦力5人を起用しているブライトンはぎこちなく、アウェイチームは5分にさっそくチャンスをつかみます。ジョン・ストーンズからのロングフィードを右サイドに張ったカイル・ウォーカーがガブリエウ・ジェズスに落とすと、頭上に浮かすフェイントでDFを抜いたブラジル人FWがボックスに侵入。グラウンダーはスキンヘッドのダヴィド・シルヴァの前でカットされ、惜しくも先制はなりません。圧倒的にボールを支配しながらも、決定的なチャンスには至らないマン・シティ。17分にデブライネが蹴ったFKは、壁の頭越しに落とす狙いどおりの高さながらも、コースはGKの正面です。
27分、デブライネがGKとDFの間に浮かした素晴らしいロングフィードをガブリエウ・ジェズスが押し込みますが、ダンクに競り勝った直後に手で触ったとジャッジされ、ゴールは認められません。34分の右サイドからの仕掛けは、ダヴィド・シルヴァ、デブライネ、アグエロ、シルヴァ、アグエロとすべて2タッチ以内でつながり、ライン際までえぐったアグエロがクロス。ガブリエウ・ジェズスはフリーでヘディングシュートを放ったものの、マシュー・ライアンがグローブに当ててゴール裏のサポーターを歓喜させます。
エースのグレン・マレーと昨季大活躍だったクノッカールをベンチに置いて戦っていたクリス・ヒュートン監督は、42分にスティーブンスのパスにマーフィーが飛び出したシーンしかチャンスがなくても、ハーフタイムで0-0なら満足でしょう。前半の半ばでイジー・ブラウンを負傷で失った指揮官は、何とか耐えた11人をいけるところまで引っ張り、終盤の1点勝負に持ち込む算段でしょうか。
セカンドハーフもマンチェスター・シティのペース。53分、3人に囲まれながらドリブルで持ち込んだアグエロは、ダフィーにカットされながらも緩いバックパスを取り返し、ライアンと1対1。絶好のチャンスで右隅を狙ったシュートはうまくミートせず、ポストの右に外れてしまいます。56分、ようやくブライトンに決定機が到来。右からのCKのクリアをボレーで狙ったプレパーのミスキックは、前線に残っていたダンクへのパスとなり、落としを叩いたダフィーのボレーはエデルソンが完全に諦める弾道でしたが、左ポストの外に切れていきます。直後の左CKも、エデルソンがファンブルしたボールにダンクがボレーを連発しますが、コンパニが闘志あふれるスライディングでいずれもブロックし、ホームチームのリードを許しません。60分、ヒュートン監督はハメドを下げてグレン・マレーを投入。おそらく、ここが勝負どころと見たのでしょう。
しかし70分、均衡を破ったのはアウェイチームでした。敵陣でインターセプトに成功し、右サイドを上がったデブライネが中のダヴィド・シルヴァに渡すと、右からラインの裏に走ったアグエロに絶品スルーパスが通ります。ここまでよく守っていたダンクは、デブライネがパスを出した直後、コンマ何秒というわずかな時間ながらボールを見てしまったために、アグエロに置いていかれました。昨季プレミアリーグで20発を決めているエースが、あっさりライアンの脇を抜いて0-1。1点差で踏ん張っていれば勝負はわからなかったのですが、ブライトンは75分に決定的な2点めを奪われてしまいます。4人がかりでアグエロを止められず、右サイドに流れたボールをフェルナンジーニョに折り返されると、ガブリエウ・ジェズスと競り合ったダンクが見事なヘディングシュートを自分のゴールに突き刺してしまいました。直前まで完全に振り回されていただけに、最後の最後でやってしまった5番だけを責められません。
0-0で後半に入り、なかなか崩せないと見るやダニーロをレロイ・サネに代え、セーフティリードを得た後にスターリングとベルナルド・シウヴァに慣らし運転をさせたのは、ペップが試合前に思い描いていたプランのひとつだったのではないでしょうか。ボールポゼッションは22対78。一方的に攻めながらも後半のセットプレーでピンチを招いていたチームには、終盤までドローの影は付きまとっていたものの、負ける姿は想像できませんでした。苦戦続きだったプレミアリーグの上位クラブのなかで、唯一の完勝。ダヴィド・シルヴァ、デブライネ、アグエロ、ガブリエウ・ジェズスから2人以上が戦線離脱することがなければ、このチームは簡単には負けないはずです。優勝候補の最右翼は難しいアウェイの開幕戦を完勝で終え、本拠地エティハドにルーニーの決勝ゴールで緒戦を制した難敵エヴァートンを迎えます。
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交代で出てくる選手がサネ、スターリング、ベルナルドシウバと攻撃の層が厚いですね
ただCBにエデルソンのファンブルと守備に不安がありますね
勝ち点を落としてるチームが多い中勝てたのは良かったです
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相変わらず、デブライネが違いを作り続けた試合だったのではないでしょうか。
シティは補強もうまくいっているとは思いますが、エデルソンだけはどうなるかまだまだわからないのではないでしょうか。
CKでの対応に少し物足りなさを感じましたが、少しずつ慣れていくのでしょうかね。
しかし、もう数試合になりますが、ダビド・シルヴァの髪型がどうしても慣れません・・・
いやーデブルイネすごいです判断の速さと正確さが機械のようなテクニックを凶悪なものにしています
誰だあの天才的なハゲと思ったらシルバでびっくり、、今年はどこも苦戦スタートの中マンチェスター勢は手堅かったですね
後ろにスペースが無く、誘っても食いついて来てくれないブライトンにはスコアレスになるかとヒヤヒヤさせられました。
カウンターは相変わらずの切れ味なので崩しのアイディアが欲しいですね。
ブライトンの守備が堅かったので相手のミス以外じゃシティは決定機を2~3回ぐらいしか作れませんでしたね(ジェズスのGK正面のヘッドとハンドでゴールの場面くらいでしょうか?)
やはりペップのチームは引かれた相手をどう崩すかはポイントになりそうです。ユナイテッドのような高さもないチームなので空中戦で崩すことも不可能ですし
けが人に関しては前線は豊富なのでコンパニが怪我しない限りはなんとかなるかと思いますがコンパニいなくなればシティの守備は窮地に追い込まれると思います
ストーンズが4バックだとかなり不安定なので
ブライトンが守備が堅く、チャンスらしいチャンスがつくれない中でのデブライネのインターセプトからの得点は見事でした。シルバのラストパスも正確で、この2人はシティ攻撃陣に欠かせないなと改めて実感しました。
問題の守備ですが、セットプレーでの対応に少々ヒヤリとさせられました。それ以外の守備ではまずますだったと思います。
次節のエバートン戦は自慢の攻撃陣の力を見せつけてほしいです。
シティふぁんさん>
初戦ですので、まずまずではないでしょうか。エデルソンが早く慣れてくれるといいですね。
yutoさん>
私もです。シルヴァ、なぜ…
マジカルハムさん>
すごいですよね。パスワークはプレミアリーグNo.1ではないでしょうか。
GGMUさん>
そうですね。慎重に入りつつ、結果が出たのでよかったですね。
坊主21さん>
ベルナルド・シウヴァとギュンドアンが本格化してきたら、攻撃の幅が広がるのではないかと思います。
シャーザーさん>
アグエロの突破とデブライネ、ダヴィド・シルヴァの一発はあるのですが、連携で崩すシーンを増やせるといいですね。
やすしさん>
エヴァートン戦、今から楽しみです。相当押し込めるのではないかと思います。