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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ロセニオールは順風満帆!新生チェルシーで出番が増えた選手、序列が下がりそうな選手をチェック!

エンツォ・マレスカが退任したのは、ニューイヤーズデー。1週間後に後を継いだリアム・ロセニオール監督は、順調な滑り出しとなっています。プレミアリーグは2つともロンドンダービーで、ブレントフォードに2-0、クリスタル・パレスに1-3で快勝。チャンピオンズリーグはパフォスに1-0で競り勝ち、アウェイのナポリ戦を2-3で制して6位に食い込んでいます。

FAカップ3回戦は、チャンピオンシップのチャールトンに1-5で圧勝。唯一の敗戦はカラバオカップ準決勝で、スタンフォード・ブリッジのアーセナル戦を2-3で落としました。こちらは、ガルナチョの2ゴールで1点差に詰め寄ったことで、エミレーツのセカンドレグが楽しみになったといえます。5勝1敗で17ゴール。最前線のジョアン・ペドロは、新監督の下で5戦4発と絶好調です。

コール・パルマーも2戦1ゴール2アシストと結果を出しており、前線の懸念はリアム・デラップとバイノー=ギッテンスぐらいです。監督が代わると、重要度が高まる選手と割を食う選手が出るのが常ですが、ロセニオール体制で出番が増えそうなのは誰でしょうか。GKと最終ラインは無風でしょう。リース・ジェームズ、ククレジャ、トレヴォ・チャロバーは欠かせないパーツです。

レヴィ・コルウィルが復帰したらバディアシルがサブにまわるのは、マレスカ時代からの既定路線でしょう。前線のジョアン・ペドロ、ペドロ・ネト、コール・パルマーも、主軸として頼りにされています。トップ下とセンターでプレイを変えるエンソ・フェルナンデスと、鋭いミドルで公式戦5ゴールのカイセドも、誰が監督でも重宝される存在といっていいでしょう。

イングランド人の新監督がもたらした最大の変化は、フリンジプレーヤーから中盤のキーマンに昇格しそうなアンドレイ・サントスです。21歳のセントラルMFは、ロセニオールの最初の6試合で5試合に出場しており、そのうち4試合は先発でした。ナポリ戦とアーセナル戦のスターティングリストに名を連ねたのは、信頼の現れでしょう。

なぜ、アンドレイ・サントスなのか。理由はシンプルで、ストラスブールを率いていたロセニオール監督が、チェルシーからローン移籍で加わったブラジル人を評価していたからです。昨季のリーグアンは、32試合10ゴール4アシスト。アンカーと2センターの一角とは思えない数字を残し、後半戦は6試合でキャプテンマークを巻いていました。

「アンドレイは、32歳の選手のようにプレイする。私は彼を、ドゥンガと呼んでいる。ブラジル人だけど、ブラジル人のようにプレイしない。とても頭がよく、ゴールを決められるし、デュエルでも勝つ。彼が残したスタッツは桁外れだ。これからも素晴らしいキャリアを築くだろう」(リアム・ロセニオール)

現状のフォーメーションを図にすると、カイセドとアンドレイ・サントスの2センターですが、実際に試合を観ると彼らは縦の関係を築いています。最終ラインとともにビルドアップを仕切るアンドレイ・サントスが縦のボールを出し、カイセドが前を向いてプレイするシーンが増えており、コンビのクオリティがさらに高まれば、出番を減らす選手が出てきそうです。

最大のピンチとなっているのは、マレスカのチームで中盤センターとしてプレイする機会が多かったマロ・グスト。エンソ&アンドレイより、モイセス&アンドレイのほうがいいとなれば、アルゼンチン代表はトップ下に固定され、コール・パルマーは右サイドが主戦場となるかもしれません。ペドロ・ネトが左にまわると、ギッテンスとガルナチョは苦しくなります

度重なる負傷で、ベストといえる試合がないラヴィアも、国内カップ要員となる可能性があります。シーズンの途中から指揮を執った監督が、チャンピオンズリーグを2回制覇しているチェルシーは、3匹めのドジョウにありつけるかも注目ポイントです。中盤センターが不動のコンビとなり、カウンターとサイドアタックがはまり続ければ…!(アンドレイ・サントス 写真著作者/Paté kroute)


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