2026.02.02 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【Tottenham×MAN.CITY】沈黙のスパーズ、まさかの復活!マン・シティはまたも後半に失速!
ホームチームがあっさり先制されたのは、11分でした。自陣でのドリブルをベルナルド・シウヴァにカットされたイヴ・ビスマは、今季プレミアリーグで3試合め。右から上がったシェルキのシュートに足を出せなかったドラクシンは、前十字靭帯損傷が癒えてから6分しかプレイしていません。彼らはベストではないとわかっていても、指揮官は感情を抑えられなかったようです。
ペットボトルを足元に叩きつけたのは、それぞれ絶対に避けてほしいプレイだったからでしょう。この後はマン・シティペースで、スパーズは自陣に引いて失点を回避しているように見えます。44分の2点めは、相手に合わせるかのようにマン・シティがスローなパスワークを続けている時間帯でした。おそらく彼らは、前半は0-1のままでOKと考えていたのでしょう。
左に流れたドラクシンの苦し紛れのフィードは、ロドリの足元へ。縦パスがベルナルド・シウヴァに届いた瞬間、ゴール前は3対1になっていました。冷静だった20番は、右にいたハーランドではなく、ゴールに近いセメンヨにラストパス。悠々とヴィカーリオの脇を抜いたウインガーは、移籍してからの5試合で4ゴール1アシストと絶好調です。
前半のポゼッションは36%対64%で、シュート数は3対6。スパーズの3本はすべてシャビ・シモンズで、うち2本はFKです。ドラクシン、ロメロ、ジョアン・パリ―ニャの急造3バック、イヴ・ビスマのセンター起用、アーチー・グレイの右サイドといった苦肉の策で接戦に持ち込もうとしたのに、ミスから2失点を喫して前線が沈黙とは…。
攻めなければならなくなったトーマス・フランク監督は、2失点に絡んだドラクシンを代えるかと思いきや、後半の頭にキャプテンのロメロを下げてパペ・マタル・サール。アーチー・グレイ、ジョアン・パリーニャ、ドラグシン、ウドジェの4バックは、マン・シティのアタックに耐えられる布陣とは思えません。次のゴールがマン・シティなら、勝負はそこで終わります。
後半のスパーズの最も大きな変化は、右サイドのアーチー・グレイがチャンスメイカーとして機能し始めたことです。51分の右からのクロスをカットされた後、コロ・ムアニ、シャビ・シモンズ、ソランケ、シャビ・シモンズと中央でつながり、7番が左に流すと、ウドジェがダイレクトでニアへ。ドンナルンマのビッグセーブに阻まれましたが、次に期待を抱かせるシーンでした。
直後のCK、ロングスローと押し続けたスパーズは、53分に左サイドのシャビ・シモンズがラインの裏に出した絶妙なパスから、1点を返しました。フサノフに競り勝ったソランケは、マーク・グエイに奪われる寸前にボールに触り、飛び出したドンナルンマは逆を取られてしまいました。1-2となった70分、ヴィカーリオのフィードのクリアを拾ったのはコナー・ギャラガーです。
右サイドを突破した22番がクロスを入れると、ロドリの前に出たソランケが、まさかのスコーピオン!ボールは左隅に浮き上がり、守護神の手を弾いてサイドネットに収まりました。後半のシュートは9対9、しかしオンターゲットは5対0。同点ゴールの直前に送り出されたレインダースとニコ・ゴンザレスは不可解なカードで、88分からのフォーデンとマルムシュは遅すぎました。
「最初のソランケのゴールは認められるべきではなかった」と主張したぺップは、「相手の勢いをコントロールできなかった」としきりに悔やんでいました。セーフティーリードを築いた後、ペースをスローに落としたりカウンター狙いに転じたりして「省エネ」を行っていたチームは、追いつかれた後にギアを上げることができなくなっているようです。
今季プレミアリーグで、後半のスコアが対戦相手を下回ったのは9回。これはバーンリーと並ぶ最多です。2-0で勝ったウルヴス戦の後半のシュートは4対9で、同じく2-0のガラタサライ戦も3対3。マン・シティが「失速癖」を克服できなければ、優勝どころかマン・ユナイテッド、チェルシー、リヴァプールに呑み込まれてしまうかもしれません。次節はアンフィールドですが…!
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