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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Wolves×Arsenal】前半は圧倒、後半は失速、最後にエラー…アーセナルは最下位に激痛のドロー!

アーセナルがカラバオカップの決勝に進んだため、プレミアリーグ31節が前倒しになっています。モリニューのウルヴス戦は必勝ですが、アルテタ監督は4日後のノースロンドンダービーを視界に捉えているはずです。カイ・ハヴェルツとウーデゴーアは負傷リタイア。ギョケレスの後ろに、キャプテンのサカを配する布陣のようです。

GKラヤ、DFティンバー、サリバ、ガブリエウ、インカピエ。2センターにズビメンディとデクラン・ライス、2列めはノニ・マドゥエケ、サカ、マルティネッリ、最前線にギョケレス。キックオフから攻めていたアーセナルは、5分にあっさり先制しました。左からクロスを入れたのはデクラン・ライス。マテウス・マネの裏に入ったサカが、頭でGKジョゼ・サの股間を抜きました。

リードしてからも主導権を握るアーセナル。敵陣でギョケレスが奪った8分のショートカウンターは、デクラン・ライスのシュートが右に外れました。サカはノニ・マドゥエケやティンバーの近くでプレイする時間が長く、ギョケレスは虎視眈々とラインの裏を狙っています。15分にノニ・マドゥエケが上げたクロスは、ファーに下がったジョゼ・サがキャッチしています。

17分には、サカが縦に出したスルーパスが右に流れたギョケレスへ。クロスを止められた14番が後ろのノニ・マドゥエケに落とすと、左足のシュートをジョゼ・サがファンブルしました。詰めたマルティネッリのタップはGKに当たり、追加点はならず。19分のノニ・マドゥエケのサイドチェンジでマルティネッリがラインの裏に出ると、飛び出した守護神が頭でクリアしました。

25分のサカのCKは、ニアに走り込んだマルティネッリに入りました。バックヘッドを浮かしてしまったウインガーは、頭を抱えています。デクラン・ライスとサカは、中盤と最終ラインの間で縦パスを引き出そうとしていますが、ズビメンディやガブリエウとのタイミングが合わず、ペースUPのスイッチを入れられません。

34分の波状攻撃から、左のマルティネッリがゴール前に浮かすと、ウーゴ・ブエノに競り勝ったノニ・マドゥエケのヘッドは、惜しくも右のポストの脇を抜けていきました。ウルヴスの最初のシュートは追加タイム2分、右から放ったアンドレのミドルは、ラヤの指先を抜けてファーポストの外。前半のアーセナルはポゼッション68%で、シュートも2対7と大きくリードしています。

後半に入ると、ウルヴスがラインを上げてサイドアタックを仕掛けるようになり、アーセナルの選手が自陣に引くシーンが増えました。53分、アダム・アームストロングが左足で放ったシュートは、クロスバーの上。アウェイチームの追加点は、56分でした。ガブリエウの縦のスルーパスを引き出したインカピエは、オフサイドラインを見ていました。

ジョゼ・サと1対1になったSBが左足で頭上を抜いて0-2。映像を見ると、逆サイドのウーゴ・ブエノが残っており、VARによってオフサイドのジャッジは覆りました。アーセナルの快勝ペースかと思いきや、61分のCKの二次攻撃から、ウーゴ・ブエノが左足でドライブをかけたミドルを左隅に突き刺しました。12月のエミレーツでは、90分にウルヴスが追いついています。

アルテタ監督が動いたのは65分、ノニ・マドゥエケとギョケレスに代わってエゼとジェズス。66分にデクラン・ライスがマルティネッリに縦パスを通すと、アーリークロスは右にまわったサカに届きませんでした。73分には、サカが下がってトロサール。左足を痛めてピッチの外に出ていた7番は、大事を取ったのでしょうか。

入ったばかりのトロサールがボックス左から強引に打ったシュートは、後半に入って2本めです。このペースで逃げ切れるのか。ウルヴスは、左右からのサイドアタックを繰り返しています。デュエルで勝てないアーセナルは、エゼにボールが入らず、87分に右から突破を図ったマルティネッリも、サンティアゴ・ブエノのクロスをカットされました。

競り合いで頭を強打したトロサールが90分に下がり、カラフィオーリがピッチへ。94分のマテウス・マネのクロスは、ラヤがキャッチすればOKだったのですが、ガブリエウと交錯して前にこぼしてしまいました。右足でボレーを放ったエドジーは、プレミアリーグデビューの19歳。ゴールライン上にいたカラフィオーリは、クリアできませんでした。

2点のリードを守れなかったアーセナル、激痛のドロー。サリバとカラフィオーリは、険しい表情でロッカールームに向かっています。後半のシュート3本という数字が、ポイントロストの理由を説明してくれています。ウルヴスのプレッシャーを受けて前線にうまくつなげなくなり、サイドから侵入を許したことがミスを生むベースとなってしまいました。

週末のノースロンドンダービーで敗れ、マンチェスター・シティがニューカッスルに勝てば、アーセナルは今季初めて劣勢に立たされます。アルテタ監督と選手たちは、リードしてから自陣に引かされ、放り込みやセットピースに屈する悪循環を断ち切ることができるでしょうか。2位との差は、実質2ポイント。スパーズとブルーズとの連戦が目前に迫る今こそが、正念場です。


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