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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

プレミアリーグは失速、欧州は優勝候補…ELで最強のウナイ・エメリは木曜日優先か、リーグ重視か?

チャンピオンズリーグで5チームがTOP8に入り、ニューカッスルもプレーオフで圧勝と絶好調のプレミアリーグ勢は、ヨーロッパリーグとカンファレンスリーグも敗退ゼロです。ELで7勝1敗のアストン・ヴィラは、リヨンに次ぐ2位でストレートイン。ラウンド16の相手は、リーグアンで5位のリールです。

フェネルバフチェと戦ったノッティンガム・フォレストは、2試合トータル4‐2でノックアウトラウンドに進出。デンマークのミッティランは、ヴィラに次ぐ3位でリーグフェーズを通過しており、簡単に勝てる相手ではありません。就任したばかりのヴィトール・ペレイラ監督は、プレミアリーグの残留争いを優先するかもしれません。

カンファレンスリーグのリーグフェーズで10位だったクリスタル・パレスは、ボスニア・ヘルツェゴビナのズリニスキに1-1、2-0。ラウンド16の相手はキプロスの AEKラルナカです。リーグフェーズの6試合で1失点の堅守のチームは、3勝3敗の無敗でプレーオフをスキップしており、2026年の公式戦12試合で12ゴールのサウスロンドンにとってはやっかいな相手です。

ヨーロッパリーグとカンファレンスリーグで、優勝候補に挙げられているプレミアリーグのクラブは、アストン・ヴィラだけです。最大の強みは、ウナイ・エメリ。18年連続で欧州の大会に出場している百戦錬磨の指揮官は、ヨーロッパリーグで通算102試合を戦っており、66勝22分14敗という出色の戦績を残しています。

セヴィージャ時代に3連覇を果たし、ビジャレアルでもトロフィーを獲得したELマイスターは、アーセナルもファイナルに導いています。カザフスタンでのチェルシーとのダービーは、4-1の完敗でしたが、大会出場9回で4強以上が7回は天晴れのひとこと。プレミアリーグのTOP4とEL制覇のどちらかを達成し、来季のCLの出場権を獲得するのが指揮官の最大のミッションです。

昨年の11月には、公式戦11連勝と破竹の勢いだったヴィラは、年が明けてから停滞しています。公式戦6勝3分4敗、プレミアリーグは3勝3分2敗。2月に入ってからの6試合は1勝2分3敗で、4ゴールしか決めていません。昨日は最下位のウルヴスに2-0で完敗しており、マンチェスター・ユナイテッドがクリスタル・パレスに勝てば、4位に転落します。

不振に陥ったきっかけは、中盤の主力のリタイアです。FAカップのスパーズ戦で、ブバカル・カマラが膝を痛めてシーズンアウト。直後のプレミアリーグのエヴァートン戦で、ジョン・マッギンが負傷すると、翌週のニューカッスル戦ではセンターに不可欠のティーレマンスが足首を痛めてしまいました。マッギンの復帰は3月で、ティーレマンスは4月末まで戻ってこないでしょう。

2月に入ってから筋肉にトラブルを抱えたオリー・ワトキンスは、1試合だけ休んで復帰したのですが、その後の5試合はノーゴール。ヴィラのサポーターたちは、タミー・アブラハムという交代カードを切るのが遅い指揮官に、ストレスを溜めているようです。ヴィラの残り10試合の半分はビッグ6で、マン・ユナイテッド、チェルシー、リヴァプールとの直接対決が待っています。

中盤のキーマンたちを欠いた状態で、プレミアリーグとヨーロッパリーグを両立させるのは難しそうです。ウナイ・エメリが優勝をめざすと明言したELは、リールを下した後はローマとボローニャの勝者で、4強進出となればポルトかミッティラン。イスタンブールのファイナルは、リーグアンで3位のリヨンか、ラ・リーガで好調キープのレアル・ベティスでしょう。

愚直に両方勝ちにいくのか、プレミアリーグを優先するのか、得意の木曜日を重視するのか。欧州における最大の難敵はローマで、ベスト8で激突するまでは、すべてのゲームで最高のメンバーを揃えるでしょう。セリエAのクラブをクリアできれば、一気に欧州にシフトすると見ますが、いかがでしょうか。ELマイスターの用兵と戦い方が、大いに気になります。


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