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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Leeds×MAN.CITY】惜しかったリーズ!ハーランド不在のマン・シティ、セメンヨの1発で4連勝!

「シティはハーランドなしでも勝てることを証明した」。エラントロードでリーズに0-1で勝ったゲームをレポートした「テレグラフ」の見出しは、「シティはハーランドなしでは不安であることを露呈した」のほうが納得感があったのではないでしょうか。エースが負傷欠場となったアウェイゲームは、シュート数14対14の接戦で、多分に幸運が手伝ったぎりぎりの勝利でした。

プレミアリーグで27試合22ゴールのエースが先発から外れたのは、最下位ウルヴスとのホームゲームのみ。この試合は、代役のマルムシュが6分という早い時間に先制ゴールを決め、2‐0で勝っています。リーズはやっかいなチームで、チェルシーは1分1敗、リヴァプールは2戦とも1ポイント。マンチェスター・ユナイテッドとアストン・ヴィラも、ドローに持ち込まれています。

ペップの布陣は、4-1-3-2でしょうか。GKドンナルンマ、DFマテウス・ヌネス、ルイス・ディアス、マーク・グエイ、アイ・ヌーリ。アンカーにロドリ、2列めにシェルキ、ベルナルド・シウヴァ、ニコ・オライリー。前線はセメンヨとマルムシュのようです。「最近は、ハーランドFCと呼ばれているみたいだね」とキャプテンが笑ったチームは、4分にいきなりピンチとなりました。

自陣にいたボーグルの縦のフィードで、右サイドに出たのはアーロンソン。ルベン・ディアスがカバーに入ったため、中央でノーマークになっていたカルヴァート=ルーウィンにアーリークロスが届きました。左足のワンタッチは、枠に収めるだけでよかったのですが、うまく当たらず左のポストの外。ダニエル・ファルケ監督は、ピッチに背を向けて顔を覆っています。

1分後にシュタハが右から入れたパスも、ジェームズ・ジャスティンが足元に収めていれば、シュートに持ち込めていたはずです。右に流れたボールを拾ったアーロンソンのクロスは、カルヴァート=ルーウィンの後ろを抜けていきました。さらに17分、パスカル・ストライクが前線に浮かしたボールで、カルヴァート=ルーウィンがマーク・グエイの背後に出ました。

ボックス左でキープした9番は、飛び出したドンナルンマの脇を抜いたのですが、ボールはゴール前を横切ってファーにアウト。直後のジェームズ・ジャスティンのミドルは、ドンナルンマがキャッチしています。21分にボーグルのグラウンダーがニアに入り、アーロンソンが右足でプッシュしたシーンは、マーク・グエイがスライディングで足に当てなければ決まっていたでしょう。

リーズの最大の決定機は、39分。自陣でロドリから奪ったシュタハがハーフラインまで上がり、アーロンソンに完璧なスルーパスを通しました。独走となったアタッカーが外に持ってしまったのは、追走するルベン・ディアスが気になったからか。ドンナルンマと1対1になったときは、コースを塞がれており、クロスに打つと読めたシュートは足でブロックされました。

ここまでのシュートは8対0!マルムシュが初めてのシュートをダーロウにキャッチされたのは、40分になってからです。30秒後にマテウス・ヌネスの素晴らしいクロスがニコ・オライリーにピタリと合い、強烈なヘディングが枠を襲うと、ダーロウが左に飛んでビッグセーブ。ここまでおとなしかったセメンヨが決勝ゴールをゲットしたのは、追加タイム2分でした。

左サイドにいたシェルキが斜めに出した絶妙なパスを、ボックス左に走り込んだアイ・ヌーリがダイレクトで中央に入れると、マークを外したセメンヨが難なくプッシュ。1月にボーンマスから加わったガーナ代表は、公式戦11試合で6ゴール1アシストと期待に応えています。大苦戦だった優勝候補は、終了間際に決めて折り返しました。

後半の立ち上がりも、リーズの速攻が目を引く展開。49分に右からのクロスを胸で止めたカルヴァート=ルーウィンは、マテウス・ヌネスにシュートをカットされ、ロングスローのクリアから放ったグドムンドソンのミドルは浮いてしまいました。62分にミドルをブロックされたマルムシュは、こぼれ球を拾ったルベン・ディアスがゴールの左に出したボールをニアに外しています。

ペップは68分にマルムシュをサヴィーニョに代え、70分には足首を痛めたニコ・オライリーをレインダース。後半は両チームを通じてオンターゲットが1本で、72分のCKの競り合いからマーク・グエイが右隅を狙った決定的なヘッダーは、左にダイブしたダーロウがぎりぎりでセーブしました。88分のCKを頭で合わせたビヨルは、左に逸れたボールを見て悔しがっています。

6分の追加タイムは、シュートゼロ。トピックスは、ダニエル・ファルケ監督が珍しく激高し、レッドカードを突き付けられたことぐらいです。リーズが前半のチャンスを活かしていたら、マン・シティはポイントを落としていたかもしれません。「ハーランドがいたら、もっとゴールを決めていた」というのは乱暴ですが、攻撃陣が迫力を欠いた試合であったとはいえるでしょう。

ゴールライン付近からのオンターゲットは4本で、ニコ・オライリーの2本とロドリ、マーク・グエイと後方の選手ばかり。マルムシュは積極的に打っていたものの、シェルキはミドル1本だけで、ベルナルド・シウヴァはつなぎ役でした。消化不良感はあるものの、ウルヴスやビーズとのゲームでポイントを落としたアルテタに対して、ペップはしっかり勝ち切って4連勝です。

今日のロンドンダービーで、アーセナルがチェルシーに負ければ、1試合消化が少ない状態で2ポイント差と優位に立ちます。マン・シティはいつもの追い込みで、トロフィーを奪還するのでしょうか。優勝したら、最初に称えるべきはウーゴ・ヴィアナFDとスタッフのみなさんですね。セメンヨとマーク・グエイがいなかったら、既に大勢は決していたかもしれません。


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