2026.03.06 プレミアリーグ観戦記2025-26プレミアリーグ観戦記
【Tottenham×Crystal Palace】1発レッドと3失点、悪夢の15分…5連敗のスパーズは降格ゾーンに接近!
数分前にVARのジャッジに沸いたトッテナム・ホットスパー・スタジアムは、さらにテンションが上がっています。プレミアリーグでは6試合ぶりのリード。クリスタル・パレスはすぐに反撃し、中盤でボールをまわしながら縦のコースを探しています。ゲサンの縦パスがストランド=ラーセンに入ったのは37分。ダイレクトのヒールパスは、ファン・デ・フェンに当たりました。
浮いたボールをストランド・ラーセンが頭でゴール前に送ると、走り込んだイスマイラ・サールが膝でトラップ。対応が遅れたファン・デ・フェンが腕を引っ張り、7番が転倒すると、すぐにホイッスルが鳴り響きました。レフェリーのアンディ・マドレーは、即座にレッドカードを取り出しました。ざわめきとブーイングが止まず、CBは無表情でトンネルに向かっています。
イスマイラ・サールがヴィカーリオの逆を突いて左に決め、アウェイサポーターは「Who are ya?」を連呼。最終ラインを束ねるCBのリタイアは激痛ですが、まだスコアはイーブンで、昨日の夜にマンチェスター・ユナイテッドを屠ったニューカッスルはいいお手本です。トゥドール監督は43分にコロ・ムアニとソウザを下げ、コナー・ギャラガーとイヴ・ビスマを投入しました。
前半の追加タイムは8分。自陣左にいたマティス・テルのパスをゲサンがカットしたのは、45分を少し過ぎてからでした。ボックスの右手前でボールを拾ったアダム・ウォートンが、右に流れてきたストランド・ラーセンに優しいスルーパス。右足のフィニッシュがヴィカーリオの股間を抜け、オリヴァー・グラスナー監督はガッツポーズです。
1-2となった追加タイム7分、カンヴォが自陣から出したロングフィードがアダム・ウォートンへ。中央に入れたラストパスは、ジョアン・パリ―ニャが触れない絶妙なコースで、走り込んだイスマイラ・サールがGKの前で軽くタップしたボールがネットに転がりました。ゲートに向かうサポーターたちは、10人のスパーズは2点差を覆せるチームではないとわかっているのでしょう。
後半のホームチームのオンターゲットは、開始直後に右からのCKを叩いたダンソのヘッドと、68分に左からカットインしてクリス・リチャーズをかわしたソランケの一撃のみ。74分にソランケと代わったリシャルリソンのボールタッチはわずか6本で、ペドロ・ポロとスイッチしたシャビ・シモンズは86分のFKを壁に当てただけでした。
ファン・デ・フェンのファールから、イスライラ・サールの最後のゴールまで悪夢の15分。クリスタル・パレスにホームで敗れたスパーズは、2026年のプレミアリーグは11試合連続で勝利がなく、ついに5連敗となりました。17位のノッティンガム・フォレストも、降格ゾーンのウェストハムも1ポイント差。CLのアトレティコ・マドリード戦の後、週末はアンフィールドです。
1発レッドで3試合を失ったロメロは戻ってきますが、当番制のようにファン・デ・フェンが不在となります。リヴァプール戦はジェームズ・マディソン、クルゼフスキ、オドベール、ベン・デイヴィス、ベンタンクール、ベリヴァル、クドゥス、ファン・デ・フェンを起用できず、本職のCBはロメロ、ダンソ、ドラグシンだけです。
直近の9試合連続で複数失点の守備陣は、リヴァプールを封じられるとは思えません。31節はノッティンガム・フォレストとのシックスポインターで、7連敗となったら18位に転落してしまうでしょう。就任から3連敗のトゥドール監督は、つぎはぎが目立つチームをうまく動かせるのか。戦術理解度とメンタルのコンディションが上がれば、戦えるチームになりそうですが…。
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