イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

危なかったチェルシー、あっさり逆転したマンチェスター・シティ!FAカップ5回戦レポート【後編】

今週末のFAカップ5回戦は、最初の4試合がチャンピオンズリーグに出場するビッグ6で、日曜日は中小クラブときれいに分かれています。金曜日にリヴァプールがウルヴスに1-3で勝ち、土曜日のランチタイムキックオフは、アーセナルがマンスフィールドを1-2で下してベスト8進出。レクサムVSチェルシーは17時45分で、ニューカッスルVSマンチェスター・シティは20時です。

FAカップ5回戦レポートの【後編】は、チェルシーとマン・シティのトピックスを紹介します。ウェールズのレクサムに乗り込んだチェルシーは、エンソ・フェルナンデス、カイセド、コール・パルマーが不在で、最終ラインはママドゥ・サール、トシン、バディアシル。WBにアチャンポンとジョエル・ハト、センターにアンドレイ・サントスとラヴィアという見慣れない布陣です。

リアム・ロセニオール監督は、チャンピオンズリーグのパリ戦を視野に入れていたのでしょう。前線はペドロ・ネト、リアム・デラップ、ガルナチョ。サブのメンバーで勝てると見ていた指揮官は、敗戦寸前に追い込まれて延長戦にもつれ込むとは思っていなかったはずです。チャンピオンシップで6位のレクサムは、序盤から厳しいプレスでパスコースを切っています。

自陣でボールをまわす時間が長く、打てるシーンを創れずにいたチェルシーは、18本に縦1本で先制されてしまいました。最後方からロングフィードを前線に送ったのはドイル。ハーフラインから飛び出したサム・スミスは、つま先でトラップしてバディアシルをかわし、ロベルト・サンチェスの左脇に流し込みました。ストーク・カエ・ラスは爆音のチャントに包まれています。

チェルシーの最初のシュートは27分、右から上がったペドロ・ネトがファーに浮かすと、ガルナチョの左足ボレーはミスタッチ。40分の同点ゴールは、デラップの強引なドリブルがきっかけでした。ボックス左でパスを受けたガルナチョが、クレワースの股間を通すシュートを放つと、ゴールラインにいたトマソンのクリアはGKオコンクォに当たって枠に飛び込んでしまいました。

ハーフタイムは1-1、シュートは4対2でオンターゲットは1対1。後半が始まり、50分のクロスを右足で合わせたオブライエンのボレーはGKの正面で、55分のカウンターで左からゴールに迫ったガルナチョはファーに外しました。58分にママドゥ・サールをマルク・ギウに代えたブルーズの監督は、65分にラヴィアとジョエル・ハトを下げ、ククレジャとダリオ・エスゴを投入しました。

レクサムが勝ち越したのは79分。CKのクリアを叩いたウィンダスのダイレクトショットがゴール前のドイルに当たり、ロベルト・サンチェスは逆を取られてしまいました。81分にミスパスをドブソンにカットされたアンドレイ・サントスは、すぐに奪い返して右にラストパス。トマソンに競り勝ったアチャンポンがゴールの右上に決め、またも同点です。

ドブソンがガルナチョをスライディングで倒したのは91分。VARがない世界の住人たちは、不安な待ち時間を早く終わらせろと催促するかのようにブーイングを浴びせています。最初のジャッジはイエロー、オンフィールドレビューを経てレッドカード。延長戦を10人で戦うことになったホームチームは、96分にエスゴのクロスをガルナチョに叩き込まれ、初めて劣勢となりました。

ラストチャンスは113分、右からのCKをニアのムーアが後ろに送ると、押し込んだブラントはオフサイド。普段のチャンピオンシップのようにVARがなければ、延長戦は11人対11人でスコアは3-3だったかもしれません。125分に右からドリブルで仕掛けたのは、途中出場のジョアン・ペドロ。ボックスに持ち込んで打ったシュートが左隅に収まり、レクサムのチャレンジは終わりました。

チェルシーがウェールズで苦しんでいる最中に、セント・ジェームズ・パークがキックオフとなりました。プレミアリーグは1勝1敗ですが、カラバオカップの準決勝は0-2、3-1でマンチェスター・シティが連勝。18分に先制したのは、サポーターの後押しを受けたニューカッスルでした。トナーリの縦のスルーパスで左から抜け出したのは、ハーヴィー・バーンズです。

右のサイドネットに突き刺した一撃は、パーフェクト。ここまでのシュートは6対1で、押されていたマン・シティにエンジンがかかりました。29分にボックス右に持ち込み、ニアにきわどいシュートを放ったのは、太腿のケガが癒えたサヴィーニョ。プレミアリーグとCLではノーゴールのウインガーは、38分のドクのグラウンダーにファーで触り、久々のゴールを決めました。

ゴール前に立ち尽くし、微動だにせずに左足に当てたフィニッシュは、メディアの話題になるでしょう。ハーフタイムは1-1、アウェイチームの勝ち越しゴールはキックオフから2分。サヴィーニョの縦パスでゴールライン際に出たマテウス・ヌネスが狭いコースにグラウンダーを通すと、ファーで待っていたマルムシュが思い切り蹴り込みました。

勝負を決する65分の3点めは、マテウス・ヌネスをパスを受けたマルムシュが左隅に叩き込んだミドル。昨年の1月に入団したマルムシュは、マン・シティでの14ゴールのうち、半分の7ゴールがニューカッスル戦というゼブラキラーです。たった5試合で7発は、43分で1発のハイペース。この日の2発めは、ジャッジや決定機逃しに激怒していたペップを笑顔にするファインゴールでした。

リヴァプール、アーセナル、チェルシーに続いて、1-3で快勝のマン・シティもベスト8に進出。日曜日の4試合はフラムVSセインツ、ポートヴェイルVSサンダーランド、リーズVSノリッジ、ウェストハムVSブレントフォードで、下部リーグのクラブは消滅してしまうかもしれません。曲者ばかりの準々決勝は、どこと当たるかより「ホームを引けるか」のほうが重要になりそうです。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す