2026.03.12 チャンピオンズリーグ2025-26チャンピオンズリーグ
ハイプレスとローブロックに苦しんだアーセナル、ノニ・マドゥエケのPK奪取でドロー決着!
GKラヤ、DFティンバー、サリバ、ガブリエウ、インカピエ。2センターにズビメンディとデクラン・ライス、2列めはサカ、エゼ、マルティネッリ、最前線にギョケレス。キックオフから4分、ボックス右手前からのサカのFKは、黒いシャツの選手に当たって左に逸れていきました。残念ながら、レフェリーのジャッジはゴールキックです。
8分のコファネのミドルは、ラヤの正面。序盤に2つのファールを誘ったギョケレスは、ポストとして機能しており、サカが前を向ける形が増えればチャンスが生まれるでしょう。サカが外から上がったティンバーにつないだのは19分。グラウンダーをエゼがスルーし、ギョケレスがすかさず左に転がすと、マルティネッリの強烈な左足シュートはクロスバーにヒットしました。
25分に左サイドでキープしたマルティネッリは、カットインからのワンツーが決まらず、ボックスの左で奪い返したインカピエが右足でニアを狙うと、GKブラスヴィヒがキャッチ。31分、右から仕掛けたポクが後ろに戻すと、アレイシ・ガルシアの鋭いクロスは、ラヤの頭上を越えて左に流れていきました。45分のホームチームのカウンターは、コファネとガブリエウの1対1です。
ドリブルで突破を図った19歳のストライカーはコースを塞がれ、左サイドからのリトライは打てる形を創れず。追加タイム2分にマザが左から放ったミドルは、ニアポストの左を抜けていきました。前半は0-0、シュートは6対3、オンターゲットは1対1。より手応えを感じているのは、前線に出てくるボールをことごとくカットしたレヴァークーゼンのほうでしょう。
後半開始直後、左から上がったグリマルドがクロスを入れると、テリエのヘッドはラヤが上に弾き出すビッグセーブ。右からのCKはファーに落下し、アンドリッヒのヘディングがネットを揺らしました。今季のCLで初めてリードされたアーセナルは、全員が敵陣に入ってスペースを創ろうとしていますが、ぺースを上げる縦のボールを入れられずに苦しんでいます。
サカのドリブルはことごとくカットされており、マルティネッリのカットインはゴールへのルートを遮られています。59分、左からのFKをデクラン・ライスが中央に浮かすと。インカピエのヘッドは右にアウト。アルテタ監督はここでサカを下げ、ノニ・マドゥエケを投入しました。両者のプレスは、パスコースを着実に切っているドイツのクラブが勝っています。
5バックの前に5枚の壁。アルテタ監督は、高さで解決しようとしているのでしょうか。75分の2枚めは、ギョケレスをカイ・ハヴェルツです。77分のカウンターから、中に出たボールに走り込んだアレイシ・ガルシアのミドルはミスキック。最後のカードは82分、エゼに代わって入ったのはジェズスでした。84分のマルティネッリのクロスは、素晴らしいボールだったのですが…。
競り勝ったティンバーはヘディングを叩きつけられず、クロスバーを越えたボールを見て呆然としています。86分、右からボックスに斬り込んだノニ・マドゥエケがティルマンに倒され、ジャッジはPK。古巣のファンのブーイングが鳴り響くなかで、カイ・ハヴェルツが冷静に左に決めました。追加タイムは3分。アーセナルは攻めるのか、守るのか。
93分のCKは、もちろんデクラン・ライス。クリアの直後に鳴ったホイッスルは、プレミアリーグでは当たり前のブロックを取ったようです。レヴァークーゼンにとっては無念の1-1、アーセナルはまずまずの1-1。ポゼッションは45%対55%、シュートは10対6、オンターゲットは3対2で、ドローは妥当な結果といえるのではないでしょうか。
優勝候補が苦戦した理由を挙げてみましょう。レヴァークーゼンのマンツーマンのプレスでパスコースを限定された。前線はスペースを創る動きがなく、縦パスが入らなかった。ウインガーの強引な仕掛けが多く、サイドで連携できなかった。後半の入り方が悪かった。ローブロックでミドルのコースを消された…。ノニ・マドゥエケのPKゲットは、ファインプレーでした。
「あの頃のウーデゴーア」がいてくれればと、痛切に感じた一戦。セカンドレグのエミレーツでは、違う展開になるのでしょうか。サカとノニ・マドゥエケ、マルティネッリとトロサール。サイドの人選が悩ましい決戦で、アルテタ監督がどんな用兵と采配を見せるのかに注目したいと思います。次は決めてくれ、マルティネッリ!
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!




コメントを残す