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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

【West Ham×MAN.CITY】シュートは1対25、しかし…ハーランドが沈黙のマン・シティ、激痛のドロー!

シュートは1対25、後半は0対19。ロンドンスタジアムでウェストハムと戦ったマンチェスター・シティは、ドロー決着とは思えないスタッツでタイムアップを迎えました。ハマーズのゴールは、0-1の35分。ボーウェンのCKに飛び出したドンナルンマが触れず、マヴロパノスのヘッドがクロスバーの下を叩いて枠に飛び込みました。スタンドで観戦していたペップは、渋い表情です。

立ち上がりからポゼッションを取っていたマン・シティは、レアル・マドリード戦と同じ4-4-2のようです。最前線はハーランドとマルムシュ、サイドはニコ・オライリーとセメンヨ、中央にいるのはベルナルド・シウヴァとロドリ。マテウス・ヌネス、フサノフ、マーク・グエイ、アイ・ヌーリの4バックは、ハマーズのプレスを苦にせずボールをまわしています。

5分に左から仕掛けたのはアイ・ヌーリ。ボックスに入って切り返し、右足でシュートを放つと、直前に抜かれたボーウェンが戻って足に当てています。最初の5分のポゼッションは5%対95%で、10分も経たないうちにCK4本。カウンターにつながる縦のフィードを腕で止めたマルムシュは、イエローカードをもらいました。

12分のパス成功本数は、5対127。マンチェスター・シティに10年以上勝っていないハマーズは、ゴール前に人数を揃えており、カウンターで1発決めて逃げ切るという筋書きのようです。左右のサイドにボールを散らし、突破が難しければセンターというパスワークを繰り返しているアウェイチームは、ハーランドへのコースを塞がれて攻めあぐんでいます。

22分に左から蹴ったマルムシュのFKは、ニアポストの外。27分にアイ・ヌーリのクロスを頭で合わせたハーランドは、右に大きく外れたボールを見て浮かない顔をしています。押していたアウェイチームが先制したのは31分。マルムシュのパスをボックスの左脇で受けたベルナルド・シウヴァが、GKハーマンセンのポジションを見て、頭上を越えるループシュートを枠に収めました。

マヴロパノスのヘッドで追いついたハマーズは、敵陣でプレイする時間が増えたのですが、確実につなぐのが精一杯で崩しのアイデアはなさそうです。43分、ボーウェンのフィードでラインの裏に出ようとしたカステジャノスは、マーク・グエイに走り負けてチャンスを活かせず。45分、ハーランドのグラウンダーをボックスの入り口で受けたセメンヨは、左に外してしまいました。

1-1のままハーフタイムとなり、後半のマン・シティはハーランドが左でマルムシュが右と、2トップのポジションが入れ替わっています。セメンヨが左サイドにまわり、右サイドはベルナルド・シウヴァ。48分、ベルナルド・シウヴァのパスがボックス右に入ったマルムシュに届きますが、右足のシュートはファーに逸れていきました。

前半は窮屈そうだったハーランドは、マルムシュより前にいるシーンが増え、縦のボールを引き出そうとしています。ペップが動いたのは60分、マルムシュとアイ・ヌーリに代えてジェレミー・ドクとシェルキ。交代の直後、マテウス・ヌネスのパスをシェルキがダイレクトでラインの裏に送るも、ハーランドのシュートはハーマンセンの素晴らしいセービングに阻まれました。

ハマーズはボックスに7人を入れて、クロスやミドルのコースを消しており、67分にロドリの巧みなショートパスで右から抜けたマテウス・ヌネスのフィニッシュは、ハーマンセンが左に反応してCKに逃れました。打つ瞬間、マヴロパノスがスライディングでファーのコースを塞いでおり、この結末しかなかったといえるでしょう。

75分にはベルナルド・シウヴァとセメンヨが下がり、フォーデンとレインダース。78分のCKからシェルキが右足で合わせたボレーも、好調のハーマンセンがキャッチしています。83分、ボックスの左脇からレインダースが狙ったFKは、GKが触ってバーにヒット。ハーランドが終始うつむき気味だったのは、チームの戦い方にも自らのパフォーマンスにも納得感がないからでしょうか。

ホームチームがゴール前にバスを停めたまま、90分になろうとしています。先に試合を終えたアーセナルは、この時間から2ゴールをゲットしました。しかしマン・シティに、守備を崩せそうな雰囲気はありません。95分、左からのCKをマーク・グエイがニアで触ると、ニコ・オライリーのシュートはマヴロパノスに当たり、こぼれ球に詰めたマーク・グエイは浮かしてしまいました。

ウェストハム戦で7試合11ゴールだったハーランドは沈黙し、4試合連続でノーゴール。プレミアリーグの後半戦で11試合3ゴールとペースダウンしたエースと、5勝6分1敗とポイントのロストが増えたチームはリンクしています。アーセナルより1試合消化が少ないとはいえ、9ポイント差は厳しいギャップで、33節のシックスポインターを落としたらジ・エンドでしょう。

ギョケレスがゴールを量産し始めたアーセナルと、ハーランドが振るわないマン・シティ。カラバオカップの決勝と、プレミアリーグの天王山のバトルは、どんな展開になるのでしょうか。ハーランドが自由に動けるワントップのほうが、2列めも機能するのではないかと思うのですが…。ペップ・グアルディオラは「まだ終わっていない」といっています。(ベルナルド・シウヴァ 写真著作者/SIC)


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