2026.03.18 チェルシーの話題
アブラモヴィッチの裏金疑惑はいよいよ大詰め!プレミアリーグがチェルシーに対する処分を発表!
やらかしたのはロマン・アブラモヴィッチ。チェルシーが厳罰を回避できたのは、現在の経営ボードが自発的に報告し、プレミアリーグの捜査に全面的に協力したからです。リーグが発表した制裁の合意書によると、「マジの裏金事件」が起こったのは2011年から2018年の7年間。アブラモヴィッチとつながりがある第三者が、代理人や関連団体に多額の金を支払っていたそうです。
捜査の対象となったディールは、エデン・アザール、ラミレス、ダヴィド・ルイス、アンドレ・シュールレ、ネマニャ・マティッチ、ウィリアン、サミュエル・エトー。彼らが移籍する際に、登録されていない代理人7名と、選手に関係がない団体に4200万ポンドを超える額が支払われていたそうです。さらに2人の移籍もターゲットとなっているようですが、名前は伏せられています。
匿名の選手の登録時に動いたのは380万ポンド。総額は4750万ポンドを超えています。「エトーとウィリアンをアンジ・マハチカラから獲得した際に、イギリス領バージン諸島にあるレイストン・ホールディングス・リミテッドが2つの団体に2000万ポンドを支払った」を言い換えると、「アブラモヴィッチの会社がロシアのクラブの関係者にこっそり金を渡した」となります。
今回の処分を軽すぎると非難する声もあるようですが、プレミアリーグは「一連の支払いがクラブの財務報告に適切に含まれていたとしても、PSRに違反することはなかった」といっています。ポイントを剥奪するほどの罪状ではないという主張ですが、ワールドクラスの争奪戦をアンフェアな手段で制した事実は残ります。
当時のオーナーが金を出さず、アザールやマティッチをよそに持っていかれたら、プレミアリーグのトロフィーを手にしたジョゼ・モウリーニョとアントニオ・コンテはもっと苦しんでいたでしょう。彼らは得がたいタレントです。オープンなアプローチで獲得できたのかどうかは、誰にもわかりませんが、モヤモヤ感を拭えないファンもいるはずです。
現在のオーナーにしてみれば、「おじいちゃんの遺品を整理していたら、押し入れの奥から瓶に入った白い粉が…」といった気分でしょう。いずれにしても、今は制裁の軽重を論じるのは避けたいと思います。いえ、うやむやにしたいのではありません。事件の本丸は、自首による情状酌量の余地がないFAの告発だからです。
今回発表された合意書には、「FA規制委員会は、クラブに重大な制裁を科す可能性が高い。告発の多くは、この合意書の対象となる取引に関するものである」という一文があります。2025年9月にFAが公表したのは、2010年から2016シーズンにかけて行われたとされる74件の違反で、現在も捜査が続いています。マン・シティともども、「判決」が大いに気になります。
あの頃は、オイルマネーが一気に流入したカオスの季節だったのでしょう。ルールの抜け穴を突くディールや、ビッグマネーを抱えたオーナーによる裏ルートの出金がそこかしこにあったのだと思われます。今、思うのは、ここでしっかりケリをつけて、再発を防いでほしいということだけです。プレミアリーグを無心に愉しみたいファンのひとりとして。
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