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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

アーセナルはぶっちぎりのTOP、マン・シティは最下位!ヒントはギョケレス&ダウマンです!

0-0の89分、スローインを受けて右からクロスを入れたのは、マックス・ダウマン。飛び出したピックフォードは触っただけで、ファーにいたインカピエが体に当ててゴール前に流すと、無人のゴールにタップしたのは詰めたギョケレスでした。エヴァートンの決定機をカラフィオーリとラヤの機転でしのいだアーセナルが、タイムアップの直前に先制ゴールをゲットしました。

96分には、自陣からの単独突破で独走したダウマンがプレミアリーグ最年少ゴール。選手層が分厚くなった今季のチームを象徴するような勝利でした。注目すべきは先制ゴールに絡んだ3人で、ギョケレスがピッチに入ったのは61分、インカピエとダウマンは74分。守備のリスクを承知のうえでズビメンディを下げ、ジェズスではなく16歳という大胆な策が見事に結実した一戦でした。

首位を快走するライバルの勝利の180分後、マンチェスター・シティはウェストハムと1-1のドロー。ポゼッションは27%対73%、シュートは1対25とゴリゴリのハーフコートマッチだったのですが、CKからマヴロパノスのヘッダーで追いつかれた後、60分を無為に過ごしてしまいました。途中出場のドク、シェルキ、フォーデン、レインダースは、結果を残せずに終わっています。

今季のアーセナルは、サブの選手のゴール&アシストが最も多いチームで、11ゴール10アシストは2位のブライトンを7つも引き離すぶっちぎりのTOP。プレミアリーグの61ゴールのうち、16ゴールに途中出場の選手が関与しており、8ポイントを加えています。ゴール&アシストのリーグレコードは昨季のブライトンの25で、7試合を残しているアーセナルの視野に入っています。

最も印象的なゴールはダウマンかもしれませんが、重要度はマン・シティ戦のマルティネッリ、セント・ジェームズ・パークのミケル・メリノ、エヴァートン戦のギョケレスのほうが上でしょう。対するマン・シティは、サブのメンバーが1ゴール1アシストでリーグワースト!唯一のゴールはウルヴスとの開幕戦のシェルキで、3-0からの追加点です。

29試合連続でサブがノーゴールという事実は、2025-26シーズンがいかに苦しい戦いであるかを雄弁に物語っています。たったひとつのアシストもシェルキで、11月のリーズ戦で追加タイムの決勝ゴール。あのラストパスは、目の前で空いていたフォーデンの一択で、田中碧をかわして強引にねじ込んだ47番をほめるべきでしょう。

途中出場の選手によって積んだのは2ポイントで、下にいるのは1ポイントのブレントフォードだけです。現在のアーセナルとマン・シティは9ポイント差ですが、アルテタのチームのほうが1試合消化が多く、実質的には6ポイント差といっていいでしょう。この数字は、後半から登場した選手が稼いだポイントのギャップにぴったり符合します。

これまでは、レギュラー固定で保守的なアルテタ監督に対して、変幻自在のペップというイメージがありました。しかし今は、アルテタ監督のほうが大胆・多彩・的確で、ペップの策は戦術的な変化が少なくなっているように見えます。2強の順位が変わらなければ、プレミアリーグ2025-26シーズンは完成度が高いほうが勝ったと評されるのではないでしょうか。

ケパ、モスケラ、インカピエ、ノアゴーア、ズビメンディ、エゼ、ノニ・マドゥエケ、ギョケレス。大型補強を成功させ、戦い方に多様性をもたらしたアーセナルは、堅守、セットピース、交代策と強力なカードを揃えています。週末のカラバオパップは、どんな結末になるのでしょうか。最終盤の指揮官の采配も、注目ポイントのひとつです。


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