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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Brighton×Liverpool】サラー欠場、エキティケは3分でアウト!ガス欠のリヴァプール、2失点で完敗!

フライデーナイトのマンチェスター・ユナイテッドは、ボーンマスに2-2のドロー。リヴァプールにとって、ブライトンとのアウェイゲームは差を詰めるチャンスだったのですが、キックオフの前から暗雲が垂れ込めていました。CLのガラタサライ戦で足を痛めたモー・サラーは、筋肉系のトラブルで4月末までリタイア。アリソンも負傷欠場となりました。

前線の選択肢を失ったスロット監督は、2トップにシフトしたようです。GKママルダシヴィリ、DFフリンポン、コナテ、ファン・ダイク、ケルケズ。中盤センターはフラーフェンベルフとマック・アリスター、アウトサイドにショボスライとヴィルツ、最前線はガクポとエキティケ。さらなるアクシデントが発生したのは、キックオフからわずか3分でした。

ハーフラインでジェームズ・ミルナーと絡んだウーゴ・エキティケが転倒。左足の腿の裏を押さえて痛みをこらえていたストライカーは、足を引きずってピッチから離れました。何とか戻ってからも、まともに歩けず、交代となったのは8分。カーティス・ジョーンズの投入は、指揮官とスタッフが組み立てたゲームプランの見直しを意味します。

9分にヴィルツとのパス交換で、ボックスに入ったのはフリンポン。自ら打たずに後ろに戻すと、ショボスライは打ち上げてしまいました。ヴィルツがカウンターを仕掛けたのは11分。縦のスルーパスは、飛び出したフェルブルッヘンがガクポの前で懐に収めています。14分にママルダシヴィリが右に出したボールをコナテが逸らし、ブライトンのスローインとなりました。

ここからファーにクロスを上げたのはカドゥオール。ゴール前はマークがずれており、外にいたディエゴ・ゴメスが空いています。頭で左のポスト際に送ると、コナテの頭上を越えたボールが背後にいたウェルベックに届きました。枠に収めればOKのヘッダーがネットを揺らすと、アメックスのサポーターが絶叫。早い時間に追いつきたいリヴァプールは、必死に攻めています。

右サイドを突破しようとしたフリンポンが、後ろのショボスライに預けたのは22分。クロスが入り、マック・アリスターが頭で合わせると、フェルブルッヘンが左に弾き出しました。24分のショボスライのFKは、うまく落とせず左にアウト。同点ゴールは30分、CKをクリアしたブライトンがラインを上げ、フリンポンがGKに戻すまでは、よく見る光景でした。

ママルダシヴィリのロングフィードの落下点にいたのは、ルイス・ダンク。GKに送ったバックヘッドは、いつもなら悪くない判断ですが、このシーンでは唯一のNGでした。後ろに出すと読み切って左からスプリントしたケルケズが、フェルブルッヘンの前で左足で浮かして1-1。フリンポンの突破とセットピース以外に、チャンスがなかったレッズにとっては貴重なゴールです。

32分のヒンシェルウッドのミドルは、ママルダシヴィリの頭上にアウト。レッズの中盤は、時折CBの前に空いたスペースを使われており、ヴィーファー、パスカル・グロス、ヤンクバ・ミンテと左につながった40分のアタックは危険な状況でした。ウインガーを後ろから抱え込む格好となったコナテは、ファールを取られずに済んでいます。

追加タイム4分に敵陣でトラップミスを突いたヴィルツは、右にまわり込んで放ったシュートがGKの正面でした。前半は1-1のイーブン。チャンピオンズリーグからこの試合まで、62時間しかなかったレッズは、再度リードされたら苦しい戦いを強いられそうです。後半の最初のチャンスはブライトン。52分にカドゥオールが放ったミドルは、右に反応した第2GKがセーブしました。

56分に左サイドのミンテがアーリークロスを入れると、ファーに走り込んだヒンシェルウッドがダイレクトで折り返し、ウェルベックが左足でタップ。美しいゴールシーンは、VARの映像を見てもオフサイドはなさそうです。チャントが鳴り響くアメックス。ビハインドを背負ってあえいでいるのは、オフ・ザ・ボールの動きがよかったガラタサライ戦とは別のチームです。

62分、左から蹴ったディエゴ・ゴメスのFKは、ママルダシヴィリが左にダイブしてセーブ。63分にフリンポンをエングモアに代えたスロット監督は、手持ちのアタッカーがフェデリコ・キエーザだけになっています。ヴィルツのパスが、ボックス右のカーティス・ジョーンズに通ったのは64分。左足のシュートは、フェルブルッヘンのビッグセーブに阻まれました。

68分、またもブライトンの決定機。ウェルベックの縦のスルーパスで抜け出したミンテは、左からゴール前に持ち込み、左足のシュートをGKの胸に当てました。76分にミンテとミルナーが下がり、バレバと三笘薫。スロット監督は同じタイミングでケルケズとコナテを代え、ロバートソンとフェデリコ・キエーザをピッチに送り出しました。

三笘薫は、最初のドリブルでカーティス・ジョーンズをあっさり抜き去り、ニアにグラウンダー。ヒンシェルウッドはミスタッチで、チャンスを逃しました。86分のマック・アリスターの浮き球を追ってボックス左に出たガクポは、ルイス・ダンクをかわして打った鋭いシュートをGKにセーブされています。リヴァプールのオンターゲットは、これが最後でした。

90分に左からゴールに迫った三笘薫は、アヤリからリターンをもらったのですが、ボックスの左でキープしたときにはGKにコースを消されており、当てるしかありませんでした。2-1で勝ったブライトンは、TOP10に復帰。敗れたリヴァプールはマンチェスター・ユナイテッドとは5ポイント差となり、7位のブレントフォードと8位のエヴァートンに3ポイント差に迫られています。

リヴァプールの最大の敗因は、負傷者の増加とガス欠といわざるを得ません。チャンピオンズリーグで勝った直後にプレミアリーグを落としたのは、今季に入ってから4回めです。フランクフルト戦で勝った後にブレントフォードに敗れ、レアル・マドリードに快勝したのにマンチェスター・シティには大敗。マルセイユで3発を決めた後は、ボーンマスに3-2で競り負けています。

2026年のプレミアリーグは4勝5分4敗、直近3試合でわずか1ポイント。FAカップでマン・シティ、CLはパリと消耗戦が続くなかで、フラムとエヴァートンに連敗したら8位に転落する可能性があります。すべてを追うのか、CLの出場権争いに集中するのか。昨シーズンのプレミアリーグの優勝監督は、難しい采配を迫られています。


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