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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

リヴァプール担当の現地記者も賛否両論!「アルネ・スロットは留任か、終了か?」

「リヴァプールは、アルネ・スロットをどうするべきか?」。マージーサイドの事情に詳しい記者や、データアナリストの意見をまとめた「アスレティック」の記事がこのタイミングで配信されたのは、ユルゲン・クロップの後任に対する非難の声が高まっているからでしょう。プレミアリーグの過去の優勝チームで、翌シーズンに10敗以上を喫したチームは5つしかありません。

プレミアリーグとリヴァプールをよく知る6人が一致しているのは、「スロット監督をシーズン途中に解任すべきではない」「チャンピオンズリーグを制したら、クビにできない」の2点です。「解任すべき」と断じる記者がいないのは、昨シーズンのリーグ制覇に対するリスペクトと、未来が見えない現状への失望が入り混じっているからでしょう。

リーグ制覇を果たした監督を解任したことがないクラブが、いきなりバッサリいくというシナリオは考えられません。チームが不振に陥ってしまった責任は、経営ボード、指揮官、選手それぞれにあります。ディオゴ・ジョッタの悲しい死、アレクサンドル・イサクとレオーニの長期離脱、ヴィルツの空転、コナテのスランプなど不運や誤算が多いシーズンでもありました。

2024-25シ―ズンにリーグ制覇の立役者となったモー・サラーは、フツーのウインガーと化してしまいました。ルイス・ディアスとアレクサンダー=アーノルドが抜けた穴は、ついぞ埋められずに終わりそうです。年が明けてから2ゴールしか決めていないガクポを見ていると、ダルウィン・ヌニェスが懐かしく感じられます

4億ポンド超の補強と1億9000万ポンドの売却は、成功とはいえません。4バックと中盤の層の薄さは、マイケル・エドワーズCEOとリチャード・ヒューズSDの責任と見做すのが妥当です。とはいえ、秋の絶不調と年明けの停滞は指揮官の問題です。ジョー・ゴメス、遠藤航、エングモア、フェデリコ・キエーザをうまく活用していれば、もっと上にいられたのではないでしょうか。

セットピースのコーチを務めていたアーロン・ブリッグスが年末に退任となり、CKとFKは劇的に改善したものの、交代策で展開を変えることができず、追加タイムの失点で11ポイントを落としています。サポーターからは、「どんなフットボールを志向しているのかがわからない」という声も挙がっており、このままのペースでシーズンを終えたら留任は難しくなりそうです。

「アスレティック」の記者たちは、「今季の不振は彼のせいとはいえない」「時間を与えられるべき」と主張する一方で、「今後の戦いのなかで明快な解決策を示せなければ、サポーターの非難をかわすのが難しくなる」ともいっています。外野からのフラットな目線では、「最終ラインと中盤を強化し直して、もう1年」は妥当な判断に見えます。彼は、昨シーズンの優勝監督です。

ただしマンチェスター・ユナイテッドのサポーターとしては、FAカップを制したテン・ハフが、次のシーズンの序盤に解任されたことが脳裏をよぎります。自分がリヴァプールのサポーターだったらと想像すると、「シャビ・アロンソ!」と叫んでしまいそうです。いやー、難しい。心情的には、「来季はヴィルツやイサクをフィットさせて勝ってくれ」といいたいのですが…。

留任の条件は、「ビッグイヤー獲得」「最後の追い込みでキャリックをかわして3位フィニッシュ」といったところでしょうか。現地の怪しいメディアが「シャビ・アロンソとの交渉は順調で、数日以内の解任もありえる」と報じていますが、ファイナルアンサーはシーズンが終わった後でしょう。TOP5をキープすべく、雑音を封じて勝ち続けていただければと思います。


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