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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

CLのファイナルはアーセナルVSパリ!無敗のチャレンジャーが勝てそうと思える理由を集めてみました!

チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグ、バイエルン・ミュンヘンVSパリ・サンジェルマン。開始3分のクヴァラツヘリアのグラウンダーがファーのウスマン・デンベレに届いた瞬間、1年前のノースロンドンを思い出しました。クヴァラツヘリアが右足のアウトで流したボールを、ウスマン・デンベレが左足のダイレクトショットで決めたシーンです。

いきなりリードされたアーセナルは、45分にルイス=スケリーのスルーパスで抜け出したマルティネッリが1対1でドンナルンマに止められ、後半の立ち上がりにデクラン・ライスのFKを頭で押し込んだミケル・メリノは、オフサイドでゴールを取り消されました。ホームゲームを0-1で落としたガナーズは、セカンドレグも2-1で敗れ、初めてのビッグイヤーの夢は潰えました。

昨夜の試合に話を戻しましょう。パルク・デ・プランスの5-4の大乱戦で競り負けていたバイエルンは、パリが守備陣を強化する前にギャップを詰めたかったのですが…。アルフォンソ・デイヴィスの縦パスを受けたハリー・ケインがゴールの左上に叩き込んだのは、追加タイムが終わる1分前でした。希望通りのドローでタイムアップを迎えたパリが、連覇にリーチをかけました。

5月30日の決戦はブダペスト。リーグフェーズ首位の特権を活かして、レヴァークーゼン、スポルティングCP、アトレティコ・マドリードに勝ってきたアーセナルより、リヴァプールとバイエルンを連破したパリのほうが上という見方が多いようです。2024-25シーズンのミュンヘンのファイナルで、インテルに5-0で圧勝したフランス王者が変わらない強さを見せつけるのでしょうか。

プレミアリーグをこよなく愛するマニアとしては、下馬評にケチをつけたくなりますが、まずはパリが優勢であると認めましょう。そのうえで、昨シーズンのホーム&アウェイの結果と現状を突き合わせて、「アーセナルにチャンスあり」という結論に持っていこうと思います。…すみません。テンションが上がり過ぎて、話を始める前に手のうちを明かしてしまいました。

2024-25シーズンの終盤戦のアーセナルはストライカーが不在で、パリ戦の直前のプレミアリーグで1勝3分と厳しい戦いが続いていました。ノースロンドンのファーストレグの最前線はトロサールで、パリではミケル・メリノ。ガブリエウとカラフィオーリを欠いた最終ラインは、キヴィオルとルイス=スケリーという不安なコンビを左に配していました。

それでも2試合の両者のスタッツを比較すると、ポゼッションはイーブンで、シュートは29対24、ビッグチャンスは7対4と上回っています。ドンナルンマのビッグセーブ連発がなければ、パリはダブルを成し得なかったでしょう。昨シーズンはスケジュールもタイトで、ホーム&アウェイの間のボーンマス戦を1-2で落としています。ボーンマス?いや、話を拡散させるのはやめましょう。

あらためて今季のラスト4試合を見ると、日曜日のウェストハム戦以降は毎週1試合のペースで、「プレミアリーグは厳しい」という言い訳をしなくてもよさそうです。負傷者リストは2人だけで、クヴァラツヘリアのドリブルを封じてほしいティンバーは間に合うでしょう。ミケル・メリノがいなかったとしても、カイ・ハヴェルツやルイス=スケリーがいれば問題はありません。

一方、パリにはドンナルンマがおらず、1年前に致命的なゴールを喰らったハキミもアウトです。現在のGKはサフォノフで、超絶セーブを繰り返した忌まわしい守護神のプレッシャーから逃れられるのは、ポジティブといえるでしょう。「アスレティック」で座談会に参加した記者たちは異口同音に、「クヴァルツヘリアを止められれば勝てる」といっています。

アルテタ監督は、奇をてらった戦術は持ち込まず、今季の集大成のような戦い方を志向するはずです。ブダペストの先発メンバーを予想してみましょう。GKラヤ、DFティンバー、サリバ、ガブリエウ、カラフィオーリ。MFデクラン・ライス、ズビメンディ、ルイス=スケリー、FWサカ、ギョケレス、トロサール。スタートは守備重視で、エゼとウーデゴーアは終盤の切り札です。

どこからどう見ても、そこかしこが痛んでいた前年よりいい状況といえます。アーセナルは11勝3分と無敗で、29ゴール6失点。パリは10勝4分2敗で、44ゴール22失点。攻めて勝つ王者と堅守のチャレンジャーは、戦績もスタッツもどちらが上とはいえません。願望は、レフェリーのジャッジが話題にならない3-0。夢を託すのは、ファイナル進出の原動力となったストライカーです。


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