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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

リヴァプールからの契約延長オファーを待ち焦がれるマック・アリスター、CLに続くスーパーショット!

「(退団する)チャンスはあった。みなさんもご存じの通り、クラブから新しい契約をオファーできないという連絡を受けた。とても、とても悲しいことだ。トレーニングでも試合でも毎日、クラブのために100%の力を尽くしてきた。誰もがそうであるように、僕も素晴らしい試合もあれば、悪い試合もある。でも、常にベストを尽くしている」

「ドミニクやライアンが契約を更新したのを見て、うれしくなった。彼らはそれに値する選手だから。しかし同時に、自分にその機会がなかったのが悲しい。でも、まだ時間はある。ファンのみなさんは、心配する必要はない。ここにいる最後の日まで、100%の力を尽くす。どうなるか、見てみよう。夏に去る選択肢もあったけど、このクラブにいるべきと確信している」

チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦の試合前に、プレスカンファレンスに呼ばれたマック・アリスターは、ありきたりなコメントでお茶を濁さず、自らの窮状と心境を赤裸々に吐露しました。2024-25シーズンのプレミアリーグ制覇の功労者は、5位に転落した昨シーズンは不振の元凶のひとりとされ、夏のマーケットでは放出候補と報じられていました。

正直にいいましょう。1ヵ月前までは、カーティス・ジョーンズを残して10番を手離すという選択肢もあると考えていました。開幕からしばらくは、リヴァプールはなぜ中盤を強化しなかったのかと思っていました。しかし今は、見方が変わっています。不安と覚悟を率直に語る姿と、CLのスーパーショットに心を揺さぶられ、新たな契約を手に入れてほしいと願うようになりました。

先週末のプレミアリーグとカラバオカップのスパーズ戦は、彼のパフォーマンスに注目していました。スコアレスドローのフラム戦は30分の出場で、不完全燃焼だったものの、スパーズ戦の先制ゴールは素晴らしいのひとことです。ガクポが中央に斬り込んだのは21分。ボックスの右手前でパスを受けたエングモアが2人を引き付け、後ろから上がってきた10番の足元に転がしました。

右隅に向かったダイレクトショットに、ドゥブラフカは1歩も動けず。54分の追加点のシーンも、ケルケズが後ろに流したボールをマック・アリスターがボックス左にまわし、ガクポの鋭いショットをお膳立てしています。レッズサポーターにとってスパーズ戦は、活躍してほしい選手が目に見える結果を出した会心の勝利だったのではないでしょうか。

CKからコナー・ギャラガーのヘッドが決まり、2-1となった85分、左から突破を図ったマルムシュにマック・アリスターがかわされてしまいました。右隅を狙った一撃はロナルド・アラウホの足に当たり、同点かと目をつぶりそうになった瞬間、ママルダシュヴィリが右腕を振って上に弾き出す超絶セーブでチームを救いました。締めくくりは、ショボスライです。

左にいたガクポがつま先で浮かしたボールを、胸でトラップしたのは91分。迷わず打ったロングシュートはドゥブラフカから逃げるような弾道で、右隅に突き刺さりました。絶叫するアンフィールド、今季初の3発で快勝。揃って1ゴール1アシストを記録したマック・アリスターとガクポの復調は、タイトル獲得をめざすうえで欠かせない要素といえるでしょう。

「状況が変わる可能性もある。今後の僕のパフォーマンス次第だ」。フラーフェンベルフとショボスライに続く契約延長をめざすマック・アリスターは、最後まで全力を尽くすと宣言してから、3試合で決勝ゴール2発と調子を上げています。最高のクラブ、特別な街に留まり、悔いのないキャリアを積んでもらえればと願ってやみません。


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