【Arsenal×MAN.UTD】今夜、世界一を見た…神セーブ連発のデ・ヘアが引き寄せた貴重な勝ち点3!
今季プレミアリーグのポグバ出場試合は、6勝1分で21ゴールと破壊力抜群です。3分、カウンターからのアシュリー・ヤングのグラウンダーはコシールニーがクリア。CKに頭で合わせたポグバは、うまくコントロールできませんでした。4分、敵陣でコシールニーのパスをインターセプトしたバレンシアが中央のポグバに預けると、ガナーズの守備陣は4人がポグバに寄ってしまいました。ラストパスをもらったバレンシアはフリー。寄せてきたモンレアルの股間を通した右足のシュートに、名手チェフも触れませんでした。
リードされたアーセナルは、すかさず反撃に入ります。9分のアレクシス・サンチェスのFKは壁にヒット。ボールをキープしていたガナーズは、10分にムスタフィが自陣で致命的なミスをしてしまいます。リンガードがCBに詰めてルカクが奪うと、右に走ったマルシアルに縦パス。足首を使ってアウトでリンガードに落としたラストパスは完璧でした。チェフの前に抜け出した14番が、左のポストの内側にぶつけて0-2。ここでムスタフィは足を痛めてしまい、ヴェンゲル監督はイオビを投入します。
ガナーズの攻撃を誘い込み、奪うや否や速攻を仕掛けるマン・ユナイテッド。18分にマルシアルが右から上がると、クロスは味方に合わなかったものの、こぼれ球を拾ったマティッチが強烈なロングシュート。これをカットして始まったガナーズのカウンターは、アウェイチームのCBが体を張ってシュートを打たせません。CKの競り合いからゴール前に入ってきたボールにラカゼットが足を伸ばすと、デ・ヘアが膝に当てて何とかCKに逃れます。
30分、アレクシスが倒されて得たボックス手前やや右からのFKは、エジルがカーブをかけて右隅を狙いますが、アシュリー・ヤングが頭でクリアしてゴールならず。32分、アレクシス・サンチェスのクロスがスモーリングに当たってコースが変わり、ロホと競り合ったラカゼットが足元におさめると、デ・ヘアをかわして放ったシュートは粘ったGKが右腕で触ってクロスバーを直撃。こぼれ球を左隅に打ったジャカは、ポストの外に抜けたボールを見て天を仰ぎます。35分に右のラカゼットがクロスを入れると、アウトにかけたエジルのボレーはデ・ヘアの正面。42分のCKは、こぼれ球を拾ったコシールニーが右からえぐって中央のラムジーに折り返しますが、ボレーをマティッチが冷静にブロックしてボールは右に逸れていきます。
ベジェリンとコラシナツのミドルは、いずれもデ・ヘアがセーブ。47分のFKを自らのゴールに蹴ってしまったルカクのミスキックも守護神がセーブ。混戦からチャンスボールをもらったラカゼットは、ボレーをリンデロフに防がれてしまいました。ホームチームの猛攻実らず、前半は0-2。後半も、ガナーズが攻めてマン・ユナイテッドが必死に守る展開は変わりません。48分、アレクシス・サンチェスがボックス左でキープした瞬間、裏に走るラムジーを誰も見ていませんでした。完璧なクロスをラムジーが美しいタッチでラカゼットに落とすと、エースが思い切り蹴り込み、プレミアリーグ8ゴールめをゲットしました。
1-2、壮絶な展開になってきました。51分、今度はマン・ユナイテッドの決定機。ロホのロングフィードをポストに入ったルカクがマルシアルに落とすと、スルーパスでチェフと1対1になったリンガードのシュートはベテランGKが右腕でセーブ。ポストにヒットしたボールを左足で叩いたマルシアルは、モンレアルの必死のブロックに阻まれます。直後、右に流れたラカゼットのパスを受けて右足を振り抜いたイオビの一撃は、デ・ヘアが体を張ってストップ。56分にボックス左のイオビが短いパスを中に入れると、ラカゼットがトラップでロホを抜き去りデ・ヘアと1対1になります。至近距離からの左足はプレミアリーグ屈指の守護神がビッグセーブ、詰めたアレクシス・サンチェスのプッシュもデ・ヘアがかかとでブロック。マンチェスター・ユナイテッドの最終ラインは、息をつく暇もありません。このまま30分は耐えられないでしょう。モウリーニョ監督は、どんな打開策を考えているのでしょうか。
圧倒的に攻めていたアーセナルが、カウンターを喰らったのは63分でした。奪ったボールを、すかさずルカクに当てたマティッチが秀逸。落としをもらったリンガードが一気に中央から抜け出し、2対2となって右のポグバに展開します。ポグバはコシールニーを抜き去り、ゴールライン際から完璧なクロス。フリーのリンガードは、2メートル前の無人のゴールに流し込むだけでした。1-3となった65分、アレクシス・サンチェスの強烈なミドルはデ・ヘアがまたもビッグセーブ。モウリーニョ監督はマルシアルをエレーラに代え、中盤に厚みを持たせました。
ヴェンゲル監督は、70分にジャカをウェルベックにチェンジ。75分、既にイベントが満載のゲームに、さらなる事件が起こりました。ベジェリンを踏んでしまったポグバが一発レッド!チームの攻撃力をひとりでUPさせてしまうセントラルMFは、マンチェスターダービーを失うことになりました。ガナーズの指揮官は、ここでコラシナツに代えてジルーを投入。モウリーニョ監督はリンガードをダルミアンにスイッチして逃げ切りモードです。ルカクに抜け出されそうになったコシールニーはイエローカード。88分にウェルベックの足を引っかけたダルミアンに笛は鳴りませんでした。92分、アレクシスのサイドチェンジを右にいたエジルがダイレクトで折り返すと、ラムジーのボレーは上にアウト。アシュリー・ヤングがラシュフォードに後を譲ると、やがてタイムアップの笛が鳴り響きました。1-3、マンチェスター・ユナイテッドは泣き笑いの勝ち点3。容赦ないアタックに晒され続け、疲労困憊の勝利チームは、歓声に応える守護神以外に笑顔の選手はいませんでした。
33本のシュート、15本のオンターゲット。アレクシスが、エジルが、ラムジーが、そしてラカゼットがただただ怖かった。試合が終わった直後の偽らざる気持ちです。今夜、私たちは世界一を目撃しました。ダヴィド・デ・ヘアがいなければ、5-3か6-3でアーセナルが勝っていたのではないでしょうか。0-2となってからの70分間、アーセナルは今季プレミアリーグでぶっちぎりTOPのマンチェスター・シティに勝るとも劣らない最強のアタックを続けました。試合への入り方さえ間違えなければ、われわれの完敗だったのではないかと思います。
ああ、ポグバ、痛恨のミス。赤いカードを見た刹那、追いつかれてもいいからカードを取り消してほしいとさえ思い、勝利を捨てるなどということはありえないと慌てて打ち消しました。ホームチームの素晴らしい攻撃へのリスペクト、守護神に捧げる感謝、持ち場を蹂躙されたサイドアタッカーとSBへの絶望、2アシストを決めてくれた6番に対する複雑な感情…。試合を終えて30分経っても、さまざまな思いが交錯して整理できません。凄い試合だった…。正しく言葉にできるのは、そのひとことだけです。
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良い試合でした
デヘアのパフォーマンスが神ってました
アーセナルは攻撃が良かっただけにミスからの失点がもったいなかったです
ポグバが復帰してから良くなっていただけに退場は痛いですね
枠内シュートを15本も打たれて1失点とはとんでもないキーパーですね…
前線からのプレスとカウンターの時にリンガードがいいプレーをしていました。
ダービーの時にはやられないように気を付けてもらいたいものです。
ポグバの3試合出場停止は痛いですね。
優勝するためには勝利が必須だったマンチェスターダービーでしたが、ポグバ抜きならバス停めてドロー狙いのほうが現実的かもしれませんね。
シティがどこかでつまずいてくれればリーグ戦はおもしろくなるのですが。
まあ4年前ぐらいからデヘアは人間やめましたよね笑
でも今日のデヘアのパフォーマンスは特に別次元でした…
ポグバはやはり別格なのでダービーに出れないのは痛いですね…
ユナイテッドが上訴して処分保留で出れるようになったりしませんかね…笑笑
無理ですね。
前半が終わった時点で、フルタイムをみたような満足感、
後半始まりから3点目が入るまでの、恐ろしい攻撃。
終わってみたらスタッツは2試合分のもの。
アーセナルって、本当強いということ、
ユナイテッドは頑丈であること
それがわかり、矛と盾の試合のようでした。
ガナーズ派の僕ですが負けていてもこんなにワクワクが止まらないことは無かったです。。
50分くらいでもうお腹いっぱいなゲームでした。
こんな試合は滅多に見られないですね。
最高のエンターテイメントを見せてくれた両チームに感謝です。
次節はバスを停めて防ぎきれる相手ではないと思っています。
ここはひとつ、「ポグバ抜きで勝てるわけない」というおおらかな気持ちでシティ戦を迎えられるというポジティブ思考に切り替えていきたいと思います。
期待してフルボッコにされるよりは・・とか考えてしまうくらい、今のシティは手がつけられないと思っていますので。
やっぱりデ・ヘアは世界最高のGKです。猛攻に耐えきった守備も、チャンスをきっちり決めた攻撃もすべて見応えがある試合だったと思います(特にユナイテッドの2点目は凄かった!)。
ポグバがダービー欠場という代償を支払うことになったのが痛すぎますが、今日勝てたのはシティを追いかける上でとても大きいです。
グーナーです。
いつもなら、三点も決められたら
グーナーです。
いつもなら、三点も決められたらや
更新ご苦労様です。
ニュートラルな目線でゲームを堪能しました。結果は1-3でユナイテッドでしたが、これだけのハイレベルのゲームを展開した両チームを讃えたいです。しかしデ・ヘアは化け物です。
デ・ヘアがラカゼットとサンチェスを至近距離で止めたあの瞬間、恐怖を感じるとともに「ああ、勝てないな」と思いました。逆にあのシーンが入っていれば、逆転もありえたと思います。
興奮するゲームでしたが、ラカゼット、エジル、サンチェス、ラムジーの攻撃力を堪能できるのも今季が最後と思いますし、今日の負けで4位以内が目標のいつものシーズンになったことを思うと寂しく思います。
シティファンです。
今日のデ・ヘアはあっぱれという他ないですねf^_^;
来週のダービーはお互いベストメンバーでやれると思ったのですが…ポグバは残念です(個人的に好きな選手なので)
シティが負けにくくなったという面では少しありがたくもありますが…
来週のダービーどうなるのでしょうか。
11月以降徐々に勢いも落ちてるので不安です。今日のデ・ヘアを見るとなおさら…
圧倒的攻撃のシティと難攻不落のユナイテッドの試合はとにかく待ち切れませんね。ポグバがいないぶんユナイテッドは守備徹底すると思うので。
赤かどうかの判定基準は故意であるか否かでなく、危険であるか否かっていうのは理解してるつもりですが、膝の裏を踏んでくれと言わんばかりのレッドカードトラップみたいなプレーの餌食になってしまったなって印象です。踏み込んだ先に剥き出しになった膝裏があればどう回避したらいいんだろうとリプレイを何度見ても皆目見当もつきません
リバプールみたいにFAに処分軽減の申し出をして欲しいですね
もったいない試合したなあ、という印象です。
チェフも素晴らしかったがデ・ヘアは異次元の出来でした。ホームでユナイテッドに負けてあまり悔しくないのははじめてです笑。
負けましたが最近の出来は強豪と呼べるレベルに戻ってきた様な気がします。やはり選手の保持は大事ですね
今年エースが2人消えるのが只々残念です
シティさぽさん>
いやー、激痛です、ポグバ。調子よかっただけに、なおさら。
坊主21さん>
そうなんです。リンガードは、目立たないけどがんばってるんですよね。
プレミアリーグ大好き!さん>
一応「バス停めて、1-0狙い」です。プレミアリーグをおもしろくしてほしいです。
どーんさん>
やめましたねー。ハイボールが上がったときだけ人間です。
ジルオさん>
すごく共感します。2試合分の濃密さでしたね。
とんさん>
ですです。バス、だめですかね。昨季より大型化して…って、高くなってもダメですね、マン・シティには。
ヒロトさん>
何かおっしゃりたいことわかります。いつもと違って、3点決められても貪欲に攻め込む姿勢が変わらなかったですよね。
新参さん>
両者とも、今季限りでなくいつまでも観ていたいチームでしたね。われわれも、デ・ヘアがどうなるかわからないので…。
のこさん>
そうですよね。マルシアルのパスにしびれました。
Mackiさん>
今季のベストマッチになるのではないかと思います。デ・ヘアを見るたびに涙が…。
sotさん>
ホーム7連勝VSアウェイ7連勝の矛盾ですね。マティッチとエレーラでガチガチに、だと思います。
プレミアリーグ大好き!さん>
ベジェリンを責めるような状況ではなかったと思います。防げなかったとしても。
Davinciさん>
異次元でした。チェフも素晴らしかったですよね。
ガナユさん>
エジルだけでも残ってくれ!と祈ってます。