これぞペップのCB!現地メディアが「マンチェスター・シティがラポルテ獲得寸前」と報道!
プレミアリーグ首位クラブの指揮官がほしがっていると聞いただけで、テクニックがあって前線に効果的なパスを出せる選手であることは容易に想像できるでしょう。身長189センチは、同じタイプのジョン・ストーンズよりも1センチ上。彼らの大きな違いは、ラポルテの利き足が左であることと、より攻撃志向が強いことです。ペップ・グアルディオラ監督にとっては、1年半の片思いがようやく成就することになります。2016年の夏、契約寸前に迫りながらラポルテが翻意して破談。現在、バイアウト条項に記載されている6000万ポンド(約93億円)は当時より上がっていますが、アレクシス・サンチェスをスルーしたマンチェスター・シティにとっては、プレミアリーグにおけるDF史上2位の高額も問題にならないようです。「スカイスポーツ」のギレム・バラク氏は、今回は本人も縦に首を振るはずとみており、間もなく正式契約に進む見通しと伝えています。
コンパニ、ジョン・ストーンズ、オタメンディ、マンガラとCBを4人揃えてはいるものの、負傷がちのコンパニと不安定なマンガラには全幅の信頼は置けなかったペップは、このディールさえ決められれば納得でしょう。前線では夏に獲得したベルナルド・シウヴァがフィット感を高めており、バンジャマン・メンディを欠いた左SBは、デルフに続いて21歳のジンチェンコが機能し始めています。マンチェスター・シティはあれだけお金をかけているのだから強くて当たり前という声もありますが、ペップ就任時のスターリング、サネ、ジョン・ストーンズはワールドクラスと呼ぶには足りず、この1年半の成長によってプレミアリーグ屈指といわれるレベルに到達した面々です。ラポルテもまた、半年も経てば多くのプレミアリーグファンにリスペクトされる存在になるのではないかと思います。
「ジョン・ストーンズやオタメンディと戦わなければならない。ラ・リーガのCBにみられる傾向だが、プレミアリーグのフィジカルとペースに慣れるまでに時間を要するかもしれない(ギレム・バラグ氏)」。2017-18シーズンの後半戦はベンチで過ごす時間が長くなるかもしれませんが、彼が加わったマン・シティのビルドアップを観るのが今から楽しみです。ペップらしい素晴らしい補強…いや、2016年のようなことが起こらないとまではいえませんので、テンションを緩めずに正式発表を待つこととしましょう。(アイメリク・ラポルテ 写真著作者/Lluis Fernandez Salas)
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スカッド上では真の無敵チームになってしまいますね…、ビルバオが再度本人を口説き落として抵抗してくれると嬉しいのですが…笑
それにしてもペップは適材適所というか、ターゲットを逃さない的確な補強を怠りませんね。
これにユース組の成長もプラスオンされれば、真の意味で名将と呼ばれる域に達するのでしょう。