【Saints×Liverpool】圧巻フィルミーノ&サラー!試合運びが巧みなリヴァプールが0-2完勝!
8分、マネが左に流したパスをチェンバレンが右足で狙うと、DFにかすったボールをGKマッカーシーがキャッチ。1点を追うセインツは、徹底してサイドを崩しにかかりますが、レッズの守備陣はクロスのコースを切ってフィニッシュを許しません。18分、左のロメウがファーに上げたクロスをロバートソンがかぶり、トラップしたホイビュルクが右足で狙いますが、飛び出したロリス・カリウスが体に当てるビッグセーブ。攻められ続けているレッズの守備陣はスローに落とし、流れを変えようとしています。26分、ロバートソンのインターセプトからマネがミドルシュートを放つと、うまくミートせず右にアウト。昨季プレミアリーグで13ゴールのセネガル代表FWにとっては、今季の6ゴールは不本意でしょう。
28分、ウォード=プラウズがアーリークロスを上げると、アーノルドに競り勝ったカリージョのヘッドはロリス・カリウスが正面でキャッチ。1分後、タディッチが左から入れたロングクロスは、ファーで待っていたウォード=プラウズにぴったりでしたが、強烈なヘディングはレッズの守護神が上に弾き出してCKに逃れます。32分、フィルミーノ、ワイナルドゥム、マネとつながったチャンスは、フートに寄せられたマネのシュートが左に逸れていきます。40分、バートランドのクロスに合わせたウオード=プラウズのヘッドは弱く、ロリス・カリウスがキャッチ。今季プレミアリーグでスパーズの次にクロスが多いセインツは、ゴール前で競り勝つシーンが多いものの、GKを慌てさせるには至りません。
43分、レッズの2点めは、マティプが中央のサラーに通した斜めのパスから一気に決まりました。サラーのパスを受けたフィルミーノが、完璧なヒールのリターン!エースが難なくマッカーシーの脇を抜き、今季プレミアリーグ22ゴールめをゲットしました。前半は0-2。クロード・ピュエルの守備的なスタイルを嫌ってペジェグリーノ監督を招聘したチームは、フィニッシュが決まらずあえいでいます。
静かに立ち上がったセカンドハーフ。50分、ロバートソンが左から上がってクロスを入れると、 マネのバイシクルはレミナがブロック。こぼれ球を直接打ったサラーの一撃は、クロスバーの上に消えていきます。ペジェグリーノ監督は、58分にレミナを下げてブファル。58分にウォード=プラウズがニアに入れたFKは、フートのボレーが枠にいきません。60分、クロップ監督はチェンバレンに代えてミルナー。左サイドを執拗に攻めるレッズに、セインツは得意のサイドアタックを封じられています。ブファルのドリブルは、アーノルドとマティプでチェック。70分に敵陣でインターセプトしたマネがホイビュルグを抜くと、中央でパスをもらったフィルミーノのシュートはマッカーシーが足でブロック。フォローしたサラーのシュートはニアポストの外に切れていきます。
71分、ウォード=プラウズが下がってシェーン・ロングが登場。74分のマネとロバートソンの連打は、DFの壁に阻まれます。76分、右サイドにいたフィルミーノが斜めに出した決定的なパスは、ワイナルドゥムのスルーを呼んでいなかったマネがシュートを左に外してしまいました。79分、フィルミーノがお役御免。代わって入ったのは、元セインツのアダム・ララナです。ペジェグリーノ監督は、ロメウを諦めスティーヴン・デイヴィスを投入。85分にサラーとのワンツーでゴール前に飛び出したララナは、左足のシュートがうまく当たらずポストすれすれを抜けていきます。
後半のレッズはサイドの守備が改善され、安心して観ていられました。ロリス・カリウスのセービングはパーフェクト。ブーイングを受け続けていたファン・ダイクは、クロスのコースをカットするポジショニングが秀逸でした。レッズ、納得の勝ち点3。プレミアリーグ36発のフィルミーノ&サラーは相変わらずの絶好調。ミッドウィークのCLラウンド16ファーストレグ、敵地エスタディオ・ド・ドラゴンに乗り込むポルト戦が楽しみです。今日は決められなかったものの、動きは悪くなかったサディオ・マネの大爆発に期待したいと思います。
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早速の更新ありがとうございます。
先制点を決めることができたのが大きいですね。得点後、中盤をセインツに奪われ苦労しましたが追加点もボビーとサラーで
決めて嬉しい限りです。マネも動きはよく調子が上がってくるんのではないでしょうか。また、カリウスはチームを救うセービングを連発。いよいよ覚醒モードに入ってきたのでしょうか?クリーンシートでの勝利は大きく、CLポルト戦に気持ちよく臨めます!
前半に勝負を決めても攻め続ける、というのがリヴァプールに合った勝ち筋だと信じているので、今日の姿勢は良かったと思います。守勢に回っても上手くいった事は少ないので。サラーとフィルミーノが好調を維持している中、あとはマネの復活待ちです。枠内シュートの少なさは改善すべき点ですが、守備が落ち着いてきているのは収穫です。ボールウォッチャーが多いDFラインにおいて、落下地点の見極めと選択に誤りの無いファン・ダイクは存在感があります。カリウスの守り方は、コースの消し方や距離の詰め方など、フットサルのエッセンスも感じられました。デ・ヘアやロリスのようになれるか見守っていきたいところです。CLも期待しつつ、2pt差という“射程圏内”に捉えたユナイテッドも抜き去って欲しいところです。