【Liverpool×Newcastle】またもサラー!冷静な守備と速い中央突破でリヴァプールが2-0完勝!
圧倒的なレッズペースですが、ニューカッスル守備陣はゴール前を的確にカバーしており、強力な3トップはシュートに持ち込めません。11分、左サイドでマネがロバートソンを走らせ、クロスが中央のサラーに届くと、左足のボレーはデュメットが体を張ってブロック。16分にはロバートソンのロングフィードで左にまわったサラーが裏に抜け出し、ダイレクトボレーをニアに放つもGKドゥブラフカがセーブ。プレミアリーグデビューから3試合しかこなしていない守護神は、ずっとこのチームを支えていたかのような堂々としたプレイを見せています。18分のFKは、エムレ・ジャンのヘッドが左にアウト。速攻頼みのニューカッスルは、未だシュートチャンスがありません。
26分のサラーのCKは、混戦からのデヤン・ロブレンのヘッドをDFがクリア。直後、左のサネからのパスを受けたフィルミーノが、ボックスに入ったサラーにスルーパスを通しますが、フェイントを入れて右足で決めようとした11番はシュートのタイミングを読まれました。ドワイト・ゲイルのミドルがクロスバーを越えた後、ニューカッスルが攻める時間が増えますが、持たされてカウンターを狙われるのは避けたいでしょう。40分、レッズの先制点は、ディアメをかわして中央を切り裂いたチェンバレンの素晴らしいドリブルとラストパスから生まれました。ボックス右でフリーのなったサラーが冷静に左足でGKの脇を狙うと、ドゥブラフカは体に当てるのが精一杯。快足ウインガーは、今季プレミアリーグのゴール数を24に伸ばしました。46分に左からのパスにダイレクトで合わせたデュメットのコントロールショットは、ロリス・カリウスが素晴らしい反応でセーブ。前半は1-0。得点力がないアウェイチームにとっては、厳しい展開です。
前に出なければいけないニューカッスル。48分に縦パス1本でサラーが右から抜け出すと、追いついたデュメットが切り返しを右足に当て、シュートを許しません。53分、左からのアタックからこぼれたボールをサラーがダイレクトでシュート。浮いたボールがコースに入ったラッセルズの手にヒットしますが、レフェリーの笛は鳴りません。56分、自陣のエムレ・ジャンから始まった速攻は完璧でした。マネ、エムレ・ジャン、フィルミーノとダイレクトパスが通り、フィルミーノが縦に出したラストパスを中央で受けたマネが、落ち着いてゴール右隅に決めました。セネガル代表FWは、今季プレミアリーグ8ゴール。今日のニューカッスルに、2点のビハインドを取り返すパワーはないでしょう。
ベニテス監督は65分にドワイト・ゲイルを諦め、セインツから来た長身のホセルを投入。ケネディを中心に左サイドからの仕掛けを増やすアウェイチームに対して、アーノルドがしっかり対応しています。73分にメリノがアイザック・ヘイデンに代わると、レッズはマネをララナ。76分のアウェイチームのショートコーナーは、ヘイデンのヘッドが右に外れます。79分、よく走ったチェンバレンが退き、打撲が癒えていないと伝えられていたミルナーが登場。84分にはマーフィが下がってアヨゼ・ペレスが入ります。
今日のレッズの最終ラインは、終始冷静でした。サイドへのボールと楔のパスを奪われ続けたニューカッスルは、最後までレッズの速攻に悩まされました。88分のフィルミーノをマティプは、クリーンシートで勝ちますよという采配です。縦パスでサラーが抜け出し、ラッセルズが後ろから足をかけたシーンのノーホイッスルにクロップ監督もサポーターも激高し、タイムアップの笛とともにブーイングが鳴り響きましたが、2-0の勝利は文句なしです。ファン・ダイクが加入してからデヤン・ロブレンが慌てるシーンがなくなり、自信が感じられる若い2人のSBが戻るタイミングも的確だったと思います。奪われた瞬間に囲んで取り返す守備も健在。美しい2つのゴールシーンはクロップサッカーならではの電光石火。ナイスゲームでした。オールド・トラフォードの次戦は、ぜひお手柔らかに!
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筆者さんに褒められたあとのユナイテッドとのダービーにはあまりいい思い出がないので次からはやめていただきたいです笑
更新ご苦労様です。
ラファはレッズ相手に相性がいいので、先制点が決まるまでは、これはドローの展開ではと思ってましたが、今のチームはこのような状況も打開できるようになって来ましたね。最後のサラーに対するジャッジは色々ありますが、このゲームは終わってみれば完勝でしたね。次節ユナイテッド戦楽しみですね。
ファン・ダイク加入の効果か、カリウスのプレーに安定感が生まれています。堂々としているというか。試合後にクロップも触れていたようですが、前半終了間際のビッグセーブは得点に値したと思います。
序盤はポゼッションの高さに反して前線3枚が動きづらそうでしたが、チェンバレンの壊すドリブルが大きかった。もちろん王様サラーのゴールも。あの1点でニューキャッスル守備陣に隙が生まれやすくなり、フィルミーノの自由度が上がったのがマネのゴールを呼び込んだのだと思います。
ユナイテッドとの試合に良い思い出は少ないのですが、CL圏内を確実にする為にも勝ち点3が欲しいです。
中位や下位への取りこぼしが本当に減りましたね!
ラファの守備組織はさすが!と思いましたが、安定した戦いぶりでした。
来週はナショナルダービーですね!
お互いに上位で、勝ち点も接近している状態で迎えるのはかなり久しぶりじゃないでしょうか(汗)
熱く、激しいダービーを期待します!!!
プレミアリーグ大好き!さん>
そうでしたか。最高の試合でしたね!笑
Mackiさん>
速いパスワークで崩せるのがうらやましいです。覚悟してます。
Motsuki909さん>
チェンバレンは、スケールの大きい(=得点力や展開力)デンべレになってくれればいいですね。ああ、すみません。ジェラードといえばよかったかもしれません。
GSMさん>
ルカクがファン・ダイクにつぶされ、スモーリングがマネにかわされ…と悪いイメージばかりが浮かびます。いい試合を見たいですね。