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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

サラー、ルカク、ウェストハム…現地メディア発「週末のプレミアリーグで達成しそうな記録集」

インターナショナルマッチウイークは終わりを告げ、いよいよプレミアリーグが再開。「スカイスポーツ」は、週末の試合にまつわるさまざまなデータを紹介して、残り7節となったシーズンを盛り上げようとしています。記録といえば、何かと話題になるのはモハメド・サラーです。公式戦41試合36ゴール12アシスト、プレミアリーグ30試合28ゴール10アシスト。リヴァプール入団1年めの選手として最多ゴールだったフェルナンド・トーレスの33を抜き去り、プレミアリーグにおいては左足で20発という新記録も達成しています。次に到達するレコードは、「プレミアリーグで得点した試合数」。次節のクリスタル・パレス戦でゴールを決めれば、2007-08シーズンのクリスティアーノ・ロナウドと2012-13シーズンにロビン・ファン・ペルシの21試合に並びます。

スウォンジーと対戦するマンチェスター・ユナイテッドで注目は、ロメウ・ルカクのプレミアリーグ100ゴールです。2018年になってから公式戦10ゴール4アシストと好調のストライカーは、オールド・トラフォードでの一戦でネットを揺らせば通算ゴール数を3ケタの大台に乗せることができます。マンチェスター・ユナイテッドの本拠地での過去5戦を2勝1分2敗と得意にしているスウォンジーは、9番の記録達成を阻むことができるでしょうか。2月のリヴァプール戦で、ひと足先に100発に到達したハリー・ケインは負傷離脱中で、ルカクがハットトリックを達成すれば通算ゴール数で同い年のライバルに並びます。

ニューカッスルの本拠地セント・ジェームズ・パークに乗り込むハダースフィールドは、アウェイゴールを奪えるかどうかが勝負の分かれめ。今季プレミアリーグのアウェイ戦で、15試合のうち4試合しか得点を挙げていない貧攻のチームは、決めた試合は3勝1分と負け知らずです。ボーンマスをヴィカレージ・ロードで迎え撃つワトフォードは、勝てばホーム4連勝となりますが、この記録は32年ぶりの快挙だそうです。18位サウサンプトンに8ポイント差をつけているワトフォードは、あとひとつ取れば勝ち点39となり、残留が決まるのではないかと思われます。

一方、ピンチに陥っているセインツは、土曜日のウェストハム戦がマーク・ヒューズ監督を迎えてから最初のプレミアリーグ。サム・アラダイスの7クラブに次ぐ6クラブで指揮を執ったベテラン指揮官は、就任後初めてのリーグ戦に弱く、2004年のブラックバーンで勝ってからは4チームを率いて1分3敗と苦手にしています。セインツと勝ち点2差と余裕がないウェストハムは、残留を賭けた直接対決を3点差で落とせば、「すべて3点差以上で4連敗」。1968年のノッティンガム・フォレスト以来50年ぶりとなる不名誉な記録を残すことになります。

マンチェスター・シティは、直近4試合を3分1敗と勝っていないエヴァートン戦。アーセナルは、ホームでは15連勝中のストークと戦います。そして32節で最も注目すべきゲームは、チェルシーVSトッテナムのロンドンダービーでしょう。チェルシーが最後にスタンフォード・ブリッジでスパーズに敗れたのは、1990年2月。これ以降は、27試合18勝9分と無類の相性のよさを誇っており、今回勝てばチャンピオンズリーグ出場権奪取に近づくことができます。直近のプレミアリーグ12試合を9勝3分と絶好調のスパーズは、勢いに乗じて嫌な記録をリセットすることができるでようか。今節最後の試合は、日本時間で日曜日の0時キックオフ。これは、見逃せません。

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