引退か、プレミアリーグ復帰か…ジョン・テリーの未来に関する報道がヒートアップ!
ヴィラは現在、勝ち点69で4位につけており、2位のカーディフと7ポイント差。ストレートインは難しくなってきましたが、プレミアリーグ昇格を賭けたプレーオフには進めそうです。4チームで争うミニトーナメントで勝者となり、トップフライトに返り咲いたら、38歳になるテリーはどうするのでしょうか。現地メディアの見解は、真っ二つに割れています。
3月上旬に、「プレミアリーグ昇格なら現役続行の意向」と報じたのは「デイリー・ミラー」。地元紙「バーミンガム・メール」もこれを支持し、ディレクターのスティーヴ・ラウンド氏が明言したと伝えています。一方、今季が最後のシーズンと主張するのは「スカイスポーツ」です。未来についての議論はまだなされていないと前置きしつつ、「テリーは古巣チェルシーでマネージャーになるという野望に向かう」と予測。「デイリー・スター」も、クラブのプレミアリーグ昇格に貢献した後は、最も厳しい決断を下してコーチングの世界に身を移すと報じています。
プレミアリーグ優勝5回、FAカップ制覇5回というチェルシーの黄金時代に中心選手として活躍し、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグまで制したレジェンドに、新たなモチベーションは生まれるのでしょうか。「バーミンガム・メール」は、新契約の懸念材料として、現在の週給7万ポンドは削減される見通しと伝えています。事実ベースでいえば、「今は誰にもわからない」「少なくとも2紙はガセネタ化する」ということになりますが、これらの記事を読んでヴィラに注目するファンが増えれば、マスコミの狙い通りということになるのでしょう。
偉大なCBに敬意を表して、中途半端な憶測をかぶせるのはやめましょう。愛するチェルシーを泣く泣く離れてまで現役にこだわったテリーに伝えたいのは、「”やりきった”といえるまでプレイしてください」というひとことだけです。どんな決断を下すのかは本人のみぞ知るですが、心の準備はしておいたほうがよさそうです。チェルシーのレジェンドの年度別成績を眺めていて、あらためて思いました。プレミアリーグで最も成功したCBはこの人だった、と。シーズンが終わる前に、もう1度ヴィラの試合を観ておこうと思います。ひとつの時代の終わりを告げられるような、せつなさを感じながら。
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強靭な肉体と繊細なフィード、熱い魂と冷静な判断力。リーダーシップと勝利意欲まで兼ね備えた理想の選手でした。
堅守で勝ちに貪欲なチェルシーの文化を作り上げたと言っても過言ではないでしょう。ぜひチェルシーにマネージャーとして戻り、再び黄金期をもたらして欲しいです。
とりあえずヘディングが強かった印象ですね!懐かしいです