「彼と自分を比べることはできない」…アシストNo.1デブライネVS得点王サラー、いよいよ決戦!
「プレミアリーグのMVPを受賞する価値があると思う。コンスタントに自分のフォームでプレイできているからね。自分のプレイに満足している。正直、ここまでよくなるとは期待していなかった」。デブライネの言葉を聞くと、それはそれで大きくうなずいてしまうのです。
本日、いよいよチャンピオンズリーグのプレミアリーグ対決が行われます。現地メディアには、決戦を前にアシスト王と得点王をわかりやすく対比させる向きがあり、デブライネ本人にもサラーを意識させるような質問が飛んでいるようです。マスコミの前のめりなプレッシングに対して、プレミアリーグMVPの大本命は軽やかなタッチでかいくぐろうとしています。
「サラーは目を見張るようなゴールを決めていて、インサイドFWとしての役割を果たしている。確かに彼は信じられないほどの活躍をみせているけど、僕らをどうやって比較するの?週末は守備的なMFのようにプレイした。どうしたらインサイドFWと比べられるのか、わからないね。サラーが優れていることは、数字が証明している。それもひとつの方法だろう。しかし幸いなことに、僕はその決断を下す必要はない」(ケヴィン・デブライネ/「ESPN」より筆者翻訳)
注目の一戦で、どちらがチームを勝利に導くのか。そんな興味を胸に秘めて、アンフィールドのファーストレグを愉しむのもいいのですが、私の「仮想対決」は3対3です。「デブライネ、サネ、ダヴィド・シルヴァのプレミアリーグアシストランキングTOP3」と、「フィルミーノ、サラー、マネのプレミアリーグ52発トリオ」。エヴァートンの総ゴール数38にひとつ足りないだけのアシストを3人で量産しているチームと、チェルシーの53に迫るゴール数を3人で叩き出しているチームの殴り合いです。
23節のアンフィールドで4失点を喫したマンチェスター・シティは、その後のプレミアリーグ8試合を4失点と相変わらずの堅守で7勝1分。無敗の首位を破るお手柄の直後、最下位だったスウォンジーに足をすくわれたレッズは、ハダースフィールド戦以降の8試合を6失点と守備が改善しつつあります。両者とも、プレミアリーグの直近8試合は21ゴール。ラストパスの名手が揃うマン・シティがレッズの最終ラインの穴を咎めるのか、強烈なプレッシングを仕掛けるレッズの3トップがあの試合のようにショートカウンターを決めまくるのか。エティハドでの再戦がおもしろくなるという願望を込めて、レッズの3-1勝利と予想しますが、バイエルン、レアル・マドリードと強者のアウェイ勝利が続いた初日の結果にマン・シティが乗っかる可能性も充分です。
レッズは右サイド、マン・シティは左サイドに不安を抱えています。それぞれのサイドを本拠地とするサネとサラーが止まるかどうかが、攻防のキーポイントとなるのではないでしょうか。デブライネとサラー、確かに同じ指標では比べられないのですが、「今日はこっちが上だった」とすっきり語れるような勝ち負けがつく一戦を期待しています。3-1、いや3-2、あるいは2-3…やっぱり3-1で!
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シティはダヴィド・シルバも出るし、ほぼベストメンバーでサブの士気も高いと思います。1月の借りを返す時です。リヴァプールは中盤に故障者が出ていますが、ファンダイク加入で強化されたセンターバック、そして何よりも最強の前線3人。名勝負になりそうですね。シティは勝ちに行くと思います。最低2点取れれば負けても大丈夫と思いますが。
今のデブライネは総合力を考えればバロンドールに相応しいと思います。
まぁタイトル関係なくCL得点王のロナウドが獲っちゃうんでしょうが。
サラーとでデブライネ共に素晴らしい活躍をしていますが、MVPはどっちだ?って聞かれるとプレミア歴代最強チームといっても過言ではないシティの心臓であるデブライネを選びたいと思います。サッカーは個人競技ではなくチームスポーツです。得点数よりチームにどれだけ貢献したかというところを考慮するとデブライネでしょう。リバプールが優勝争いをしていていればサラーがMVPでもおかしくないですけど、これだけ勝ち点差が開いているのに優勝チーム以外から選ぶのは流石にないと信じたいです。
サラーにはプレミア得点王という栄冠で我慢していただきたいです。