スパーズはプレミアリーグ屈指の指揮官を守れるか!? ポチェッティーノ監督に年棒大幅UP報道!
ペップやジョゼ・モウリーニョは1500万ポンド(約22億5000万円)以上といわれているなか、ポチェッティーノさんが13億なら安いものでしょう。2014-15シーズンにノースロンドンにやってきた指揮官は、就任初年度の後半戦でハリー・ケインをブレイクさせると、数々の若手をプレミアリーグで戦えるレベルに育て上げました。ライアン・メイソン、ベンタレブ、ベン・デイヴィス、デル・アリ、エリック・ダイアー、トム・キャロル、ハリー・ウィンクス。あらためて驚くのは、エリック・ダイアーの仕入れ値は400万ポンド、デル・アリ獲得時にはミルトン・キーンズ・ドンズに500万ポンドしか払っていないという事実です。16歳でユースに加わったプリチャードを800万ポンドで売却し、生え抜きのライアン・メイソンは1300万ポンド、18歳で獲得したベンタレブは1600万ポンドで放出。「ポチェッティーノが引き上げてレヴィが売る」というフォーメーションが機能し、ピッチの外でも貢献度は絶大です。
私が彼の手腕に特に注目するようになったのは、2015-16シーズンからでした。この年のスパーズは、夏に余剰戦力大放出祭りを開催。パウリーニョ、ホルトビー、カプェ、カブール、スタンブリ、ソルダード、タウンゼント、アーロン・レノンらを一気に放出しました。トリッピアー、ソン・フンミン、アルデルヴァイレルトといった現在の主力を獲ってきたとはいえ、急激な血の入れ替えがチーム創りを難しくすることは、今季のエヴァートンで失敗したロナルド・クーマン監督が教えてくれています。最初の4試合を勝利なしで終えたポチェッティーノ監督は、37節まで2点差以上の敗戦なしという粘り強いチームを創り上げ、最終的にはプレミアリーグ3位でフィニッシュ。元よりプレミアリーグとヨーロッパリーグで11人全員を入れ替えるなどの大胆な采配に着目していたのですが、チャンピオンズリーグ出場権獲得に漕ぎ着けたこの年の采配を見て、スパーズはさらに強くなると確信しました。
昨季のチャンピオンズリーグは「死のリーグ」でグループステージ敗退に終わったものの、今季はレアル・マドリード相手に1勝1分と大健闘。ラウンド16で試合巧者ユーヴェに逆転負けし、上位進出は叶いませんでしたが、ハリー・ケイン、デル・アリ、エリクセンなど主力が残れば次のシーズンも期待できるのではないでしょうか。いや、すみません。こういった話題は、チームがプレミアリーグ4位以内を確定させてからのほうがいいですね。トッテナムの「走るサッカー」が好きな私としては、チャンピオンズリーグだけでなく、指揮官争奪戦(があればですが…)でもレアル・マドリードを撃破していただければと切に願っております。いい知らせを楽しみに待ちましょう。
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サンティニとファンデ・ラモスとビラスボアスで失敗し、成功したと言えるマーティン・ヨルやハリー・レドナップすら切るときには容赦なく切ったレヴィにとって、
ポチェッティーノはようやく見つけた現場のベストパートナーですからね。簡単には手放さないでしょう。
一方で、極端に給与体系を崩して未来への投資ができなくなることも望む筈。
トビー・アルデルバイレルトはおそらく出ていくでしょうし、ローズも不安視されていますが、ポチェがいなくなることは当分ないでしょう。
今のスパーズ以上に魅力的な挑戦場所を(たとえばアルゼンチン代表とか)ポチェが見つけたなら話は別ですが。
最も気になっているのはエリクセンがどうするかと、孫の兵役問題です。
主力の大半は残るでしょうが、エリクセンは年齢的にも在籍実績的にもそろそろ次のステップを見つけてもいい頃ではありますから。
断固阻止してほしいですけど。
↑誤字すみません。
望む筈わけないですね、望まない、です