プレミアリーグ優勝監督が2年ぶりに参入!ウェストハムの新指揮官はマヌエル・ペジェグリーニ!
「新監督は、プレミアリーグをよく知る人物であることが最も重要だった。そして、クラブの野心に共感してくれること。マヌエルは攻撃的に戦うのが得意で、選手たちをベストに導ける監督だ。新しい選手とともに、スタジアムを魅了すると信じている」
64歳の指揮官のほうは、サリヴァン氏の熱意とクラブ運営の素晴らしさに惹かれたとのこと。「昨季は難しいシーズンだった。来季はファンを喜ばれるサッカーをしないといけないね」と語ったペジェグリーニ監督は、新しいオーナーと建設的な意見交換を重ねたうえで、大役を引き受けることを決断したようです。「彼がこのクラブに望んでいることに共感している」「私たちは、共通のアイデアを持っている」という言葉には、2年ぶりの大型補強の予感が漂っています。
「このプロジェクトに興奮している。勝者のメンタリティを持ち、欧州で率いたクラブで成し遂げてきたことを再現したい」「ウェストハムはとてもいいチームだと思う。選手たちのことはよく知っているし、昨季のほとんどの試合を観ている。今いる選手たちに加えて4~5人を獲得し、より強いチームにしていきたい」
2015‐16シーズンに、ディミトリ・パイェの活躍によってプレミアリーグ7位と躍進したハマーズは、フランス人プレーメイカーの退団以降は攻撃力がダウン。アルナウトヴィッチ、チチャリート、アンディ・キャロルと決定力のあるストライカーは揃っているものの、彼らに決めさせるタレントを欠いています。昨季プレミアリーグで最多の68失点を喫し、3失点以上が15回もあった脆弱な守備もテコ入れポイント。サバレタ、コリンズ、オグボンナ、エヴラと下り坂に入ったベテランが多い最終ラインは、軸となる選手と若手の補強が必要です。
課題山積のハマーズですが、ペジェグリーニ監督は早期に立て直すことができるでしょうか。新戦力獲得も重要ではあるものの、クヤテ、ランシーニ、マイケル・アントニオ、チチャリートらのポテンシャルを引き出すことが、復活のキーポイントとなるのではないかと思います。
ビッグクラブでもまずまずの戦績を残しながら、今ひとつ評価されなかったペジェグリーニ監督。レアル・マドリード時代には、クラブレコードとなる勝ち点96を積み上げながらもジョゼ・モウリーニョに取って代わられ、マン・シティの3年めには、2月1日に翌シーズンのペップ・グアルディオラ就任が発表されるという屈辱を味わっています。中国の河北華夏幸福で2年を過ごし、プレミアリーグに戻ってきた指揮官は、自らを追い出すように後を継いだモウリーニョとペップにリベンジできるでしょうか。新しいチームを見てみないことには何ともいえませんが、老獪な監督のカムバックで、プレミアリーグがおもしろくなるのは間違いありません。
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更新ご苦労様です。
決してお金に困っているハマーズではないと思うので、年齢高目なDFラインの入れ替え補強がしっかりできれば、ハマーズは上位陣を脅かすセカンドグループの存在なるのではないでしょうか?ペジェグリーニ就任はありだと思います。