偏愛的プレミアリーグ見聞録

「アーセナルはプレミアリーグの3大クラブだ」何かとマッチョなパパスタソプーロス、入団決定！

アーセナルの公式サイトにあるまじきゴリゴリ感。エジルやムヒタリアンには到底醸し出せないワイルドなトーンで、赤と白を基調としたTOPページをジャックしています。ソクラティス・パパスタソプーロス、プレミアリーグに降臨。ワールドカップでゴールを決めた選手のなかで、最も長いファーストネームを持つ男は、「気分がいい。すべてがスペシャルで、美しい瞬間だ」という大げさな表現で、アーセナルに来られたことを喜んでいます。2006年にAEKアテネでプロフェッショナルとしてのキャリアを始めたギリシャ代表は、ジェノア、ミラン、ブレーメンを経て、2013年にドルトムントへ。ブンデスリーガで過ごした7シーズンで189試合9ゴールという数字を残しており、カバーリングのうまさとしつこいマークに定評があるCBです。

「アーセナルは、プレミアリーグの3大クラブのひとつだ」という発言には、「TOPクラブのうちのひとつ」ぐらいにしておけばいいのにと気を揉んでしまいますが、ヴィエラ、アンリ、ピレスをリスペクトしていると聞けば納得です。ひと足先にガナーズに来たオーバメヤンとムヒタリアンとは話したのかという問いに対して、激しい勧誘があったことを認めました。

「彼らとは、何度も話したよ。このクラブについて最高のことを教えてくれた。毎日じゃないけど、しょっちゅうここに来いといわれていたね」

プレースタイルを聞かれると、「自分は守備が好きな普通のDFであり、ゴールを許さない状態を好み、もちろんゼロが好きだ」と気合い爆発のコメント。最初にピッチに立ち、最後に去るのがリーダーだと語る闘将タイプのベテランCBは、コシールニーがいない最終ラインをまとめ上げてくれるのではないでしょうか。移籍金は非公表ですが、現地メディアは1700万ポンド（約24億8000万円）と報じています。レヴァークーゼンからGKベルント・レノを呼び寄せ、右SBにユーヴェのリヒトシュタイナーを加えたガナーズは、意中の選手を順調に獲得しています。

次のターゲットは、複数のメディアが数日以内に獲得すると伝えているサンプドリアMFルーカス・トレイラでしょうか。昨季プレミアリーグで51失点を喫したアーセナルは、守備が改善するだけでも相当強くなるのではないかと思います。ウナイ・エメリ＆スヴェン・ミスリンタートの次の1手を待ちましょう。パパスタソプーロス、楽しみですね！

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“「アーセナルはプレミアリーグの3大クラブだ」何かとマッチョなパパスタソプーロス、入団決定！” への3件のフィードバック

1. プレミアリーグ大好き！ より:

   2018年7月3日 8:45 AM

   アーセナルはドルトムントになりたいの？？

   返信
2. タムコップ より:

   2018年7月3日 11:12 AM

   makotoさんが書いてくれたインタビューが本物であれば、パパとインタビュアー&通訳の3者の で会話が成功していたのかが少々不安に感じますね…苦笑

   にしてもパパ獲得はガナーズにとっては良い補強だと思います。
   過去の選手と比較するとすればソル・キャンベルでしょうか。
   たぶん、ゴツいからというのがという共通項だけで持ち出したので、普通にスルーしてください！笑

   返信
3. エミリー より:

   2018年7月3日 4:16 PM

   更新ご苦労様です。

   良い補強です。次はルーカス・トレイラでしょう。彼を獲得した上で既存戦力の見極めと整理とラムゼイの契約延長を行えばもう1名の補強に向かうはずです。

   私の希望はウィンガーですね。ムスタフィの復活と若手のブレイクが期待できる状況の中で更なる新戦力を狙うより本職が不在と言えるウィンガーに思い切った投資をする方がいいように思います。

   —–
   インタビューのセリフ、カッコ良すぎでしょ(笑)
   こういう相方がいれば、ムスタフィも安定感を取り戻すでしょうね。
   そんで、前にトレイラが来たら急造だとしても、それなりに守ってしまうだろうな。
   ベンゲルの謎補強から解き放たれて、部分マッチョだった体にバランス良く筋肉がついていくのが頼もしいです。
   あとは、エメリさんの使い方ですね。
   トレイラが活躍しすぎると横取りが怖いので、ウルグアイ頑張りすぎないで欲しいなぁ。

   返信