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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ジュニオル・フィルポ獲得、コウチーニョ買い戻し…リヴァプールの補強に関する2つの噂!

アルベルト・モレノの後釜として、19歳でベティスのBチームからプロデビューした遅咲きのドミニカ人の名前が挙がっています。ジュニオル・フィルポ、22歳。2017-18シーズンのラ・リーガでは14試合2ゴール、昨季は24試合2ゴールと着実に出番を増やしている左SBです。プレミアリーグ制覇をめざすクラブとはいえ、バイアウト条項に記載されている4500万ポンド(約61億6000万円)をバックアッパーに払うのかと訝しむ向きもあるでしょう。ロバートソンと同タイプなら、リヴァプールはぜいたくといわれても仕方がありません。

では、こういわれたらいかがでしょう。「184cmの大型SBで、ポストマルセロとまでいわれた攻撃力がセールスポイント。WB、サイドアタッカー、CBまでこなすユーティリティーの高さも魅力」。ジュニオル・フィルポは、ユルゲン・クロップがいかにも好きそうなタイプで、プレミアリーグとの相性もよさげです。彼を首尾よく獲得できれば、左サイドの懸念は消滅。残る手薄なポジションは、セインツのアレックス・マッカーシーが噂になっていたアリソンのバックアッパーだけになります。

穏やかな夏…と思いきや、フランスメディア「Le10 Sport」が物騒なゴシップを放り込んできました。バルセロナで思うような結果が出せず、プレミアリーグ復帰を画策しているといわれていたフィリペ・コウチーニョをリヴァプールが買い戻すというお話です。コパ・アメリカの開幕戦となったボリビアとのゲームで2ゴールを決めた11番は、「バルセロナで続けるかどうかはわからない。未来は誰にもわからないよね。今は代表チームに集中している」と移籍を匂わすコメントを残しています。

プレミアリーグといっても、マンチェスター・ユナイテッドはご本人がレッズに操を立ててNG、チェルシーは補強禁止、マン・シティとトッテナムは興味がないようで、アーセナルの補強予算はバルサがレッズに支払った移籍金1億4500万ポンドの1/3以下です。リヴァプールにしてみれば、8000万ポンド程度で買い戻せれば悪くない売買ですが、5000万ポンドを用意すれば獲れそうなナビル・フェキルよりも価値があるといえるでしょうか。「バルサは移籍を容認している」「レッズは金がある」という脆弱な根拠しか書かれていない記事を、フランスから仕入れた「エクスプレス」と「メトロ」は、Twitterを一瞬賑わしただけで終わりそうです。

「ムバッペが、FIFAをやるとしたらCL優勝のリヴァプールを選ぶとコメント」「オスマン・デンベレ獲得の可能性を打診」…チャンピオンズリーグ制覇の副作用というべきか、ちょっとしたエピソードがすべて移籍ゴシップとリンクするリヴァプール。フィルポやマッカーシーはあっても、コウチーニョやムバッペはないでしょう。引き続き、左SBとGKに関するニューフェイスの話題を追いかけることとしましょう。「未来は誰にもわからない」という元10番の言葉は不気味ではありますが…。

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“ジュニオル・フィルポ獲得、コウチーニョ買い戻し…リヴァプールの補強に関する2つの噂!” への1件のコメント

  1. Macki より:

    更新ご苦労様です。
    今年は穏やかな夏、貯金の夏という言葉がふさわしい
    レッズです。コウチーニョの復帰ニュースが出てますが
    今のチームには彼の居場所は難しいかもですね。選手の能力としては疑いがありませんが、退団の仕方が悪かった感じがします、、、。彼のユニフォームを持っている私としては復帰してくれれば嬉しいですが、、、。ロマンは脇に置いて今は必要なピースを補強していくのでしょうね。

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