ライアン・フレイザー、ティアニー、サリバも厳しい⁉ アーセナルの補強最新トピックス!
ガナーズ入団を熱望していると伝えられたウィルフリード・ザハは、8000万ポンドと主張するクリスタル・パレスを口説ける見通しが立っていません。一時期噂になっていたライアン・フレイザーに方向転換するともいわれておりますが、「フットボールロンドン」は、ボーンマスが要求する3000万ポンドを2000まで下げようとしているとレポート。希望額に寄せるなら、それなりの時間がかかりそうです。既に獲得できているのは、18歳のガブリエル・マルティネリのみ。ブラジルで神童と称されたスピードスターの獲得は喜ばしいニュースなのですが、初年度からプレミアリーグでの活躍を期待しているわけではなく、あくまでも将来への布石でしょう。
ラムジー、チェフ、オスピナ、ウェルベック、リヒトシュタイナーが抜けたチームが、彼らのポジションを埋めるタレントをひとりも獲れていないのはなぜか。エルネニー、ムスタフィ、ムヒタリアン、ジェンキンソンに加えて、チャンバースやエジルまで売ってでも補強資金を増やそうとしているといわれたクラブが、誰もさばけていないのはなぜなのか。ベテランたちの離脱でサラリーの支払いが減り、アディダスとの契約で増収が見込めるにも関わらず、中堅クラブよりも少ない4500万ポンドという補強予算のキャップのために手が打てないでいるのは、経営ボードのエラーでしょう。
「スカイスポーツ」によると、サンテティエンヌのCBウィリアム・サリバの獲得条件は、「最初の1年はローン移籍の形でチームに残留させること」。CB強化が喫緊の課題であるガナーズが呑むべき条件ではありません。安価な選手をピックアップし、移籍金を下げにいっているという話が多いのですが、進まない交渉のニュースを目にすると、「売却すべき選手の放出先に目処をつけるほうを優先すべきなのではないか」と思えてきます。
マルコム、ルーカス・バスケス、ザハ、ライアン・フレイザー、フェキル、セバロス、ブラヒミ、キーラン・ティアニー、ボーウェン、ウィリアム・サリバ。7月に入ってから、現地メディアの見出しになった選手たちですが、可能性が高そうなのはポルト退団でフリーエージェントとなったブラヒミと、昨季チャンピオンシップで22ゴールをゲットしたボーウェンでしょうか。ちなみにボーウェンは1200万ポンド~1500万ポンドの攻防で、セインツ、バーンリー、ボーンマスと競合するといわれています。
アーセナルが争奪戦の相手が、もっぱらプレミアリーグの中小クラブなのが大いに気になるところ。ビッグネームは獲れずとも、サポーターが愛せる選手を連れてきてくれたヴェンゲルさんや、オーバメヤンやルーカス・トレイラで驚かせてくれたミスリンタートさんが懐かしくなります。まだ1ヵ月あるというべきか、1ヵ月しかないと焦るべきか。明らかにうまくいっていないアーセナルに、不安が募る今日この頃です。好きなクラブだけに、CL出場権奪還の期待感を抱かせる補強を見せてほしいのですが…。早期に最初の朗報が届くのを期待して、待ち続けましょう。プレミアリーグ7ゴール14アシストのライアン・フレイザーの移籍金を2500万ポンドまで落とせれば、迷わず買いだと思います。
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アーセナルのオーナーはアメリカでは有名な悪人ですから。彼がいるかぎり大型補強は無理でしょう。
オーバとかラカがいるうちに上昇のきっかけを作ってほしい。
もはや負の遺産となったエジルも放出して、今年は新生ガナーズとして勝てるチームを作ってくれたらなぁ、、
買えてないし、売れてない(泣)
トレイラのミラン行きが、ガセだったのが明るいニュースですが、胸がわくわくするようなのは、期待できない現状ですね。
初めて書きます。
毎日欠かさず読ませていただいています。
本当に競合が中小クラブなのは何ともですね。
ここまで来たら逆にエジルの復活に期待するのもグーナーらしくて良いかも、なんて考え始めてます。開幕戦で躍動する姿を想像したら…浪漫がありませんかね?