ファン・ダイクがUEFA最優秀選手、CLドローは無風グループ…リヴァプールにダブルで朗報!
そんな前フリを愉しみつつ、「BBC」の「UEFAクラブ・フットボール・アワードLIVE」にかじりついていると…おお、これはうれしい!ヴィルジル・ファン・ダイクが、いつもの2人を抑えてUEFA欧州最優秀選手賞に輝きました。現在の選考システムとなった2011年以降で、DFが選ばれるのは初めてです。プレミアリーグで勝ち点97の史上最強2位、チャンピオンズリーグ制覇、ネーションズリーグ準優勝。リヴァプールの躍進とオランダ代表の復活は、シーズンを通じてアタッカーに1度も抜かれなかった超絶CBの存在なくして実現しえなかったでしょう。まずは、ご本人の喜びの声を紹介しましょう。
「チームメイトに感謝しなければならない。彼らなしでは達成できなかっただろう。ここまでは長い道のりで、私の旅のパーツだ。このトロフィーを獲得できたことを非常に誇りに思っている。私を支えてくれたすべての人々の功績だね」
おめでとうございます!いやー、よかった。クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシを脇に従えての戴冠は、その価値をより高く見せています。最優秀GKはファン・ダイクとともに欧州を制したアリソン・ベッカー、DFはファン・ダイク、MFで選出されたのはアヤックスをCLベスト4に導いたオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、FWはCL得点王のメッシ。投票したスポーツジャーナリストたちは、2季連続のCLファイナリストとなったリヴァプールは真の強者であり、とりわけ素晴らしいのはプレミアリーグ22失点&CL12戦でクリーンシート6回の堅守だったとシーズンを総括してくれたことになります。
欧州で最高の選手をリスペクトした後は、CLのドローが気になるわけですが、プレミアリーグの4クラブは、1年前にレッズとスパーズがはまった「死のグループ」を回避したようです。リーグ王者マンチェスター・シティは、シャフタール、ザグレブ、アタランタという最もラクなグループを引き当てました。リヴァプールは、ポッド2から来たナポリはやっかいですが、ザルツブルクとヘンクは与しやすい相手です。チェルシーはアヤックス、バレンシア、リールと簡単に勝てない相手ばかりとなったものの、バルサ、ドルトムント、インテルが揃ったグループFを見れば納得しなければなりません。
【チャンピオンズリーグ2019-20 グループステージ組み合わせ】
グループA/パリ・サンジェルマン、レアル・マドリード、クラブ・ブルッヘ、ガラタサライ
グループB/バイエルン・ミュンヘン、トッテナム、ツルベナ・ズベズダ、オリンピアコス
グループC/マンチェスター・シティ、シャフタール・ドネツク、ディナモ・ザグレブ、アタランタ
グループD/ユヴェントス、アトレティコ・マドリード、レヴァークーゼン、ロコモティフ・モスクワ
グループE/リヴァプール、ナポリ、ザルツブルク、ヘンク
グループF/バルセロナ、ドルトムント、インテル、スラヴィア・プラハ
グループG/ゼニト、ベンフィカ、リヨン、ライプツィヒ
グループH/チェルシー、アヤックス、バレンシア、リール
唯一ポッド2となったトッテナムは、バイエルンとの激突はむしろ楽しみで、ツルベナ・ズベズダとオリンピアコスなら悪くないでしょう。プレミアリーグ勢の幸運を伝えた「BBC」は、ヨーロッパリーグプレーオフのウルヴスVSトリノのLIVEレポートを始めています。ウルヴスが押されていますが、アウェイで2-3と先勝した地力を信じて、ひとまずお別れすることにいたしましょう。レッズサポーターのみなさん、ダブルで朗報でしたね。クロップVSペップの決勝を期待しています!
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リヴァプールと同組には日本人選手が3人いて皆前線の選手なので、名実共に世界最高となったファン・ダイク相手にどんなプレイをするのかも楽しみです。
更新ご苦労様です。
ダイク&アリソンの受賞は嬉しいですね。
CLグループリーグもナポリとの再会は厄介ですが、あとはなんとかなると思いました。前年のアウェイ、ツルベナ・ズヴェズダ戦その前にガナーズとの激しい戦いを終えたあと大苦戦しましたが、今回はゲンク戦前にユナイテッド戦が組まれているので、これがどう左右してくるかでしょう、、、。何れにしてもプレミア勢は突破できそうな組み合わせかと思います。いよいよですね。
相手が格下であっても長距離移動は明確なデメリットだと思ってます。そういう意味でもリヴァプールは移動範囲が小さいほうなので良いくじと言えるかもしれませんね。
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ファン・ダイクの受賞は嬉し過ぎます。私のようなど素人が見ても唸り声をあげてしまうほどの能力の高さと圧倒的存在感。ほとんどのクリアボールをナイスパスにしてしまう空中戦の強さと冷静さ。的確で正確なロングフィード。あの巨体でありながらスピードスターを相手にしても凌駕してしまうスピード。ボブ・サップ以来のビーストと言っても過言ではないですね。対応、判断、味方への指示、完璧です。たしかにメッシ、CR7が超絶的なのは理解してますが、「いつもの二人」に飽き飽きしてましたのでより一層嬉しいですね。
未だになぜこの最強DFが、強いんだか強くないんだかわからなかったノーガード戦法レッズに加入してくれたのか不思議な気分になることがあります。欧州の強豪と化したリバプールの転機はまさにファン・ダイクの加入からですね。
バロンドールもいつもの二人から取り上げちゃってほしいです。
更新ありがとうございます!やりましたねファンダイク!!
DFが伝説的なFW2人を差し置いて最優秀選手に選ばれるためには、個人的活躍に加えて、リーダーシップでチームを生まれ変わらせるくらいの影響力が要るのかなと思います。天才的なメンタルと判断力とコミュニケーション能力を武器に、これからも攻守一体の戦術のリーダーとして長く活躍して欲しいです。
これはチームの成果ですが、バルサ戦セカンドレグ、無失点を維持しながら飛車角落ちの攻撃力で4得点を積み上げていく、不可能に思えるチャレンジをモノにしていく過程には感動しました。あんな試合をまた観られそうだという期待感がクロップレッズにはありますね。
(バロンドールの方ももちろん期待しています)