ガナーズOBの評論家とスパーズ指揮官が場外バトル!ノースロンドンダービー直前プレビュー!
2014-15シーズン以降の11試合は3勝5分3敗のイーブン。直接対決はかろうじてイーブンをキープしているものの、昨季の欧州ではスパーズがチャンピオンスリーグ準優勝、ガナーズはヨーロッパリーグ準優勝です。プレミアリーグにおいても、4シーズン連続でTOP4フィニッシュを果たしたスパーズに対して、ガナーズは3季連続でCL出場権に届きませんでした。今週発表された欧州の組み合わせ抽選で、トッテナムはCLでバイエルンと戦うことになりましたが、ELにまわったアーセナルの相手はフランクフルト。ガナーズが往時のアドバンテージを取り戻したければ、自らが強くなるよりも、相手の指揮官がスペインにでも行ってくれたほうが手っ取り早そうです。
しかしながら、今回のノースロンドンダービーはスパーズが有利かといわれれば、さにあらず。先週のリヴァプール戦こそカウンター狙いに徹して敗れたアーセナルですが、開幕から2連勝と好調なスタートを切り、ニコラ・ペペやダニ・セバージョスといった新戦力がフィット感を高めています。片やスパーズは、開幕節のアストン・ヴィラ戦はラスト20分からの逆転劇で、マンチェスター・シティ戦はペップのハーフコートマッチに甘んじながら何とかドロー。ニューカッスルとのホームゲームは、ポゼッション80%と圧倒的に攻め立てたのですが、工夫のないアタックはオンターゲット3本に留まり、ジョエリントンの一撃でまさかの敗戦を喫してしまいました。
ガナーズを強くなったと評価したのか、スパーズの低調にテンションが上がったのか。「スカイスポーツ」で、プレミアリーグの勝敗とスコアを予想しているポール・マーソンさんは、いつもはコンサバな予想が多いのですが、注目のシックスポインターではライバルクラブのサポーターを挑発するようなスコアと過激なコメントをリリースしています。
「I think Arsenal will win the game quite comfortably, 4-1. I think they will rip Tottenham to shreds.(アーセナルが4-1で大楽勝だろう。トッテナムをズタズタにすると思う)」
これに反応したのはポチェッティーノ監督でした。「アーセナルの選手で一緒にプレイしたかったり、自軍に引き入れたかった選手はいるか?」と聞かれると「ポール・マーソン」。目的はフットボールで勝つためではなく「to kick BAN(ガツンと蹴飛ばしてやりたい)」だそうです。プレスルームに爆笑をもたらした指揮官の余裕の表情は、勝算ありと主張しているようにみえます。クリスティアン・エリクセンの残留を確信したのか、あるいはデル・アリの復帰を喜んでいるのか。いずれにしても、開幕から続く厳しい試合展開の課題は創造性の欠如で、しかるべきタレントを投入すれば違うチームに化けるのではないかと思われます。
予想に加わるなら、2-2ドロー。両者とも守備に不安があり、終盤にリードを奪ったほうが守り切れずに終わる可能性が高いのではないかと思います。スパーズ戦で8戦6発のオーバメヤンと、ガナーズ相手に9戦9発のハリー・ケインにスペースを与えるか否かが、勝負のポイントとなるのではないでしょうか。キーマンには、ダニ・セバージョスとエリクセンを指名しましょう。極上のラストパスがエースに届くたびにエミレーツのスタンドがヒートアップ…ノースロンドンダービーならではの攻撃的な展開を期待しています。
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いつも分かりやすくて面白い情報提供、ありがとうございます!
スカイスポーツのリンク、気合い入ってますね笑!特に最後の、両チームの歴代名手からベスト11を選べる企画には、どちらのサポーターでもありませんがテンションが上がりました!
ポチェッティーノさんの、あんなお茶目な一面を初めて見ました(笑)
いつもピッチサイドで難しい顔をしていますが、笑うと可愛らしいですね。
派手な補強で賑わせた我がアーセナルですが、期待は持てますが、まだまだ未知数すぎるので、どうなることやら。
スパーズも、格下に黒星の後に、ダービーで連敗となるのは避けなければいけません。
なんか、あまりおもしろくない乱打戦になるような気がしますね(笑)