マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、アーセナル…ビッグクラブが続々と即戦力獲得!
ブルーノ・フェルナンデス獲得合意!「BBC」によると、スポルティングCPが主張する6760万ポンド(約96億円)に対して、マン・ユナイテッドのオファーは4700万ポンド(約67億円)と大きなギャップがあったのですが、差額を出場試合数やCL出場権獲得、バロンドールなど成果に応じたアドオンとすることによって妥結したようです。2017年の夏にサンプドリアから母国のクラブに移籍したアタッカーは、2017-18シーズンは公式戦56試合16ゴール20アシスト、翌シーズンは53試合32ゴール18アシストという出色のスタッツを残しており、今季も28試合15ゴール14アシスト。CLとELの通算で27試合12ゴール、2019年の秋には5戦5発で、外国のクラブが相手でも得点力を発揮しています。
この冬のプレミアリーグではぶっちぎりのTOPとなるビッグディールは、契約の詳細を詰める作業とメディカルチェックを残していますが、ラシュフォードを失ったクラブとしては、一刻も早くキャリントンに迎え入れたいでしょう。マルシアルの後ろにポグバとブルーノ・フェルナンデス、両サイドにダニエル・ジェームズとグリーンウッドといった攻撃的なチームを見られるのが今から楽しみです。
前線といえば、ハリー・ケインが長期離脱のトッテナムも新戦力の獲得に成功しています。PSVアイントホーフェンに2700万ポンド(約38億円)を支払って連れてくるのは、22歳の新鋭FWステーフェン・ベルフワインです。2018-19シーズンのエールディヴィジでは33試合14ゴールで、今季は16試合5ゴール10アシスト。2016-17シーズンのAZアルクマールで34試合27ゴールと大活躍し、得点王として入団したフィンセント・ヤンセンに比べるともの足りない数字ですが、ウイングからトップ下、9番までこなせるユーティリティーは、背番号23を譲り受けたエリクセンにはない魅力です。
「ここに来ることができたのを誇りに思う。プレミアリーグでプレイできるなんて夢みたいだ。クラブのために全てを出し切る。ゴールやアシストを決めてチームに貢献し、チャンピオンズリーグで優勝したいね」と語る若きアタッカーは、アヤックス出身のエリクセンのように主軸となるのか、ヤンセンが辿った失意の道をトレースするのか。ソン・フンミン、ルーカス・モウラ、デル・アリとともにエースの穴を埋めるというミッションは、簡単に成し遂げられるものではありません。
ライバルに負けじと即戦力を引き寄せたアーセナルの強化ポイントは、前線ではなく最後方です。南米王者フラメンゴから買い取りオプション付きのレンタルで獲得したのは、26歳のスペイン人CBパブロ・マリ。マジョルカ、ヒムナスティック、マン・シティ、ジローナ、NAC、デポルティーボ・ラ・コルーニャと渡り歩いたレフティは、5つめの国となるブラジルで開花しました。193センチの長身で空中戦とフィジカルが武器のハードマーカーは、テクニックと判断力にも定評があり、パパスタソプーロスのようにビルドアップでピンチに陥る姿を見ることもないでしょう。買い取り価格430万ポンド(約6億3000万円)はバーゲンといわれるようになるかもしれません。前線へのフィードも的確な選手で、相性がいいのはホールディングではないでしょうか。
いよいよ明日はデッドラインデー。さらなるストライカー獲得が噂されているトッテナム、メルテンスを狙っているといわれるチェルシー、交渉不振と伝えられるエヴァートンは、戦力を強化することができるのか。サプライズがありそうな冬のマーケットを、最後までしっかり追いかけたいと思います。
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