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CL準々決勝組み合わせ決定。マンチェスター・ユナイテッドは香川真司が5戦5勝のバイエルンと対決!

プレミアリーグ勢にとっては、まずまずの抽選結果ではないでしょうか。いえ、決して強がりではありません。「バイエルン・ミュンヘンなんて、最低の組み合わせじゃないか!」という方が多いのかもしれませんが、私が嫌だったのは、アスレチック・ビルバオ、バルセロナ、レアル・マドリードと、マンチェスター・ユナイテッドがここ5~6年一方的にやられまくっているスペイン勢と当たることだったのです。チェルシーも、この「オイルマネー対決」は悪くないでしょう。イブラヒモヴィッチ、カバーニという「2人のワールドクラスのストライカーを抑える」というミッションは、北にある複数の赤いユニフォーム相手に行っている、プレミアリーグでの年中恒例行事です。

チャンピオンズリーグの準々決勝の組み合わせが決まりました。マンチェスター・ユナイテッドはバイエルン・ミュンヘンと、チェルシーはパリ・サンジェルマンと対戦することになります。今回の抽選結果を喜んでいるのは、弱っている相手を引いたバイエルン・ミュンヘンとレアル・マドリードでしょう。普通に考えたら、ベスト4はバルセロナ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、チェルシーとなりそうです。そう、話を始める前に、抽選結果をご覧いただかないといけませんね。

■チャンピオンズリーグ準々決勝組み合わせ(左が第1戦ホーム)
バルセロナ(スペイン) VS アトレティコ・マドリード(スペイン)
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) VS バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
レアル・マドリード(スペイン) VS ドルトムント(ドイツ)
パリ・サンジェルマン(フランス) VS チェルシー(イングランド)

悔しいのは、大手ブックメーカーの「ウイリアムヒル」で昨日まで17倍だったマンチェスター・ユナイテッドのチャンピオンズリーグ優勝予想オッズが、組み合わせ抽選後に一気に34倍に跳ね上がったことです。ドルトムントは、レアル・マドリード相手にも関わらず、26倍と踏ん張ったのに…。欧州のサッカーファンのみなさんと、ブックメーカーのオッズご担当は率直かつ残酷です。よし、ここで私の予想を披露しましょう。若干、願望という名の調味料をふりかけつつ、普段競馬では穴党であるというアイデンティティを発揮しつつで、「ベスト4は、マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリード、レアル・マドリード、チェルシー」。スペインとプレミアリーグの一騎打ち予想ですが、どうでしょう!

どこからどう見ても圧倒的不利に見えるマンチェスター・ユナイテッドにも、明るい話がないわけではありません。1998-99年、マンチェスター・ユナイテッドがトレブルを達成した年、カンプ・ノウで行われた決勝戦で、追加タイムにCKからの2発で逆転を果たした相手がバイエルン・ミュンヘン。直近では、2009-10シーズンのベスト8で負けていますが、このときはアウェイゴール2倍ルールでの惜敗と互角に戦えており、スペインのクラブよりはいいイメージをもって戦いに挑めるでしょう。そしてもうひとつ。今のマンチェスター・ユナイテッドには、この男がいます。そう、日本代表の10番、香川真司です。

ドルトムント時代の香川真司は、バイエルン・ミュンヘン相手に2シーズン通算で5戦5勝と負け知らず。圧巻だったのは、2012年のDFBポカール(ドイツカップ)決勝。レヴァンドフスキとふたりでバイエルンのDFラインをズタズタに引き裂き、チームを5-2の大勝に導いて、視察に来ていたサー・アレックス・ファーガソンをうならせたゲームです。もちろん、勝ったのは香川真司ひとりの力ではありませんが、当時のメンバーが多数残っているバイエルン・ミュンヘンからすれば、顔も見たくない相手であることは間違いないでしょう。香川真司がプレミアリーグに移籍してからは、ドルトムントはバイエルン・ミュンヘンに1勝2分け4敗。世界王者が強くなったのは確かですが、ドルトムントが相手の嫌がる戦い方をできなくなったのもまた、事実です。

モイーズ監督がこのデータをご存じなのか、知っていたとしても活用するのかはわかりませんが、ミュンヘンで香川真司が躍動する姿が見られたらうれしいですね。チェルシーともども、5シーズンぶりの「プレミアリーグ勢2クラブの準決勝進出」、といきましょう。

それにしても、ポール・スコールズさんは大胆ですね。昨日彼は、「マンチェスター・ユナイテッドは決勝に進出する」と発言しています。根拠は貧弱で「オリンピアコス戦がよかったから」だけのようですが、ただのファンならまだしも、サッカーの専門家としては暴言に近い勇気あるコメント。こうなったら、惨敗してレジェンドに恥をかかせないようにしなければなりませんね。しかし、スコールズさん、大丈夫ですか?そんなこと言い切っちゃって…。

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“CL準々決勝組み合わせ決定。マンチェスター・ユナイテッドは香川真司が5戦5勝のバイエルンと対決!” への3件のフィードバック

  1. チェルシー より:

    更新お疲れさまです

    モウはドログバ、スナイデルとの再会の後にイブラ、モッタらとも再会ですね
    アレックスも地味にロンドンへの帰還です

    PSGは正直かなり強いと思うので勝ち上がれるかは半々くらいだと思いますが、敵地でアウェイゴール奪ってのドロー以上に持ち込んでロンドンでの試合に挑むのが理想ですかね
    ラミレスがたしか累積リーチなのが気になりますが
    PSG攻撃陣vsチェルシー守備陣はなかなか楽しみですね

  2. 釜元杉山 より:

    更新お疲れ様です

    ファンペルシー離脱は痛すぎますね…
    卓越したフィニッシャーである彼が居るのと居ないのとでは相当違うと思います
    我らがカガワ選手には彼の分まで暴れて欲しいですね

  3. クロップ より:

    もちろん勝つのは難しいと思いますがトップルーニーその下香川
    左右ウェルベックバレンシアが奇跡的に機能すれば運動量で勝機はあると
    思っています

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