これだけもらってるなら誤審はカンベン!?「プレミアリーグの主審給与リスト&年収ランキング」
まず、プレミアリーグのレフェリーの基本年収ですが、38,500ポンド(約658万円)なのだそうです。これを「結構もらってんじゃん。いいな」と見るのか、「あの激務でそんだけ?かわいそう」と見るのかでまた、変わってきますが、私の第一印象は「なかなかいいですね、プレミアリーグの審判は」といった感じです。そして、この基本給にマッチ手数料が1試合あたり1150ポンド(約19万7000円)のっかるのだそうです。年に何試合、笛を吹くのかは審判によってそれぞれで、技術レベルによって評価やランク付けがなされて担当試合数に個人差はあるようですが、これらを足し込むと、だいたい70,000ポンド~85,000ポンド(1197万円~1453万円)になります。…大変な仕事だとは思いますが、いいですね、年収!
では、プレミアリーグのレフェリーのなかで、いちばん収入がいいのはどなたでしょうか。これは2012-13シーズンの数字だそうですが、予想通り、あのハワード・ウェブ氏で約12万ポンド(2052万円)です。彼の場合、プレミアリーグだけでなく国際試合のレフェリングもあるので、その分のマッチ手数料も乗るのでしょうね。2位にランクインしているのはマーティン・アトキンソン氏、3位がマーク・クラッテンバーグ氏、4位がマイク・ディーン氏で、彼らの収入は前述の85,000ポンドに近いほうになるわけです。こんなことを知ってしまうと、今後、プレミアリーグを観戦するとき、彼らが主審だとついつい目つきが鋭くなってしまいそうですね。まあ、あまりネガティブに受け取るのも何なので、ここはひとつ、彼らの名前が出たときは「この試合は優秀なレフェリーが吹くのね。楽しみ!」と期待に胸を膨らませて、ひたすら選手のプレイに没頭することとしましょう。
そしてお次は、先日モウリーニョ監督を退席処分にして、「頻繁にトラブルが起こるから、彼をチェルシー戦に起用してほしくない。ぜひ事実を分析してほしい」とまでいわせたクリス・フォイ氏と、ギブス冤罪事件で一躍、有名になったアンドレ・マリナー氏は年収ランキングで何位ですか!というお話。これもまた、興味ありますよね?クリス・フォイ氏は7位、アンドレマリナーさんは11位だそうです。「ええ!あれで7位!?」という叫びがスタンフォード・ブリッジ周辺から聞こえてきそうですが、まあまあまあ、落ち着いて、落ち着いて。レフェリーのプロ化はここ10数年の歴史ですから、業界自体まだ発展途上なのでしょう。また、今後、テニスのようなテクノロジー導入議論がいい形で着地すれば、さらにクオリティは上がっていくはずです。…それにしても、ピッチの外から乱入してきた選手の仕切りや、背番号15と28を間違えるなというぐらいのことは、何とかしてほしいですけどね。ああ、思い出したら腹が立ってきた。全然似てねえぞ、ギブスとチェンバレン。ねえ!…失礼、私が落ち着きを失ってしまうところでした。
とまあ、今回はライトにレフェリーのサラリーのお話を紹介させていただきました。これを見て、高いと思った方は遠慮なくテレビに毒づいていただき、この額であんなに矢面に立たされ、ストレスフルでかわいそうと感じた方は、掲示板のレフェリー非難が沸騰しているのを見かけたら、仲裁に入っていただくのがいいのではないでしょうか。私はどっちか、ですか?いや、それは…。とにかくギブスとチェンバレンは似てないから!(ハワード・ウェブ 写真著作者/thetelf)
「おもしろかった」と思った方だけで結構です。少しだけお時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけますでしょうか。長い記事やロンリーな調べ物の後は、これがいちばんうれしいです。ぜひぜひ、よろしくお願いします!!
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す