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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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アウェイチームの恐怖が増幅!? リヴァプール、アンフィールドの拡張計画を発表!

アンフィールドのリニューアルプランがついに走り出します。リヴァプールは23日、聖地のスタンド増設を発表。計画によると、現在の45,500人から58,800人まで収容人員が増えることになったようです。内訳は、メインスタンドに8500席、アンフィールド・ロードに4800席の増設。この夏、地元の自治体に申請し、改修工事は2015年頭からスタート。2016-17シーズンから稼働する予定です。

このニュースを聞いて思ったのは、「お財布、大丈夫?」「これでリヴァプールとのアウェイ戦がますますやっかいになる」「チャンピオンズリーグ決勝がアンフィールド開催になったら、絶対に観にいこう!」の3つです。

リヴァプールは、昨季の決算まで70~80億円の赤字を出しており、純資産もマイナス転落していたはずです。現状でも、会計的には「お金を貸しちゃいけない会社」なのに、総額400億円以上といわれる負担がかかれば、そのしわ寄せは観戦料の値上げと選手獲得予算の削減にいくと思われます。エミレーツ建設で節約モードが続いたヴェンゲル監督のように、ロジャース監督が「われわれには強力なスカッドがある」などと言い出さないか、心配ではあります。

一方、スタジアムの当日収入が年間170億円のマンチェスター・ユナイテッドに対して、72億円しかないといわれるリヴァプールは、少なく見積もっても50億円程度の増収は見込めるでしょう。スタジアム改修費の2~3割は自治体持ちになると思われるので、これを早期にきれいにできれば、今まで以上に補強にお金がかけられるようになります。長期的にみれば、クラブの未来は明るいですね。もちろん、現在の負債を圧縮できるという条件つきではありますが。

そして、楽しみなのは、50,000人規模となったアンフィールドが、主に規模の問題でUEFAに選ばれなかったチャンピオンズリーグ決勝会場に指名される日です。プレミアリーグファンとしては、これは観にいかなきゃ、ですね。願わくば、その日のカードは「リヴァプールVSマンチェスター・ユナイテッド」であってほしいと思いますが、私の生きている間にそんな幸せな日がくるのでしょうか…。すみません。何だか勝手に湿っぽくしてしまいましたが、増設が実現したアンフィールドに、早く足を運びたいと思う次第であります。…増設しなくても、気分が乗ったら行っちゃうんですけどね。

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