ありがとう、おつかれさま…リオ・ファーディナンド、ついにマンチェスター・ユナイテッドを退団!
「数多くのハイライトがある。友人でもある偉大な選手たちとのプレイ、初めてのプレミアリーグ制覇、モスクワでチャンピオンズリーグ決勝を戦ったファンタスティックな夜。これからずっと大事にしていく思い出だ。事情もあって、望んでいた形で別れを告げられなかったけど、この場を借りてチームメイト、スタッフ、クラブ、ファンに素晴らしい12年間を感謝したい。トロフィーを獲得するという子どもの頃からの夢を、この偉大なクラブで手に入れたんだ」
出来るなら、インテルのサネッティ、ACミランのバレーシやマルディーニ、クラブの先輩であるエリック・カントナやスコールズがそうであったように、リオにはその輝かしいキャリアをマンチェスター・ユナイテッドで全うしてほしかったのですが、彼自身が現役続行とコンスタントな出場機会を望んでいたのなら、この結末もやむをえないでしょう。プロの世界では、希望通りにキャリアの終わりを迎えられる選手は稀なのですから。
イギリス紙「デイリー・メール」は、「リオ・ファーディナンドは、プレミアリーグ最終節のセインツ戦が終わった後、他の選手がいるロッカールームでウッドワード副社長に”来季は契約更新しない”と伝えられた」と報道していますが、まさか、クラブのレジェンドというべき功労者に、そんな無礼なことをするわけがないでしょう。複数のメディア、あるいは当事者や目撃者から事実だと伝えられるまでは、このありえない話は忘れていようと思います。
サポーターのひとりとして、偉大なセンターバックに感謝の言葉を贈りたいと思います。12年間、数々の喜びをありがとうございました。背中の痛みや腰痛に悩まされていたここ数年はずっと心配で、近いうちに完全な状態に戻って素晴らしいプレイを見せてくれるはずと、ひたすら待ち続けた日々を思い出します。次のクラブで、ぜひもうひと花咲かせてください。引退するときがくるまで、ずっと応援し続けたいと思います。このオフは、しっかり充電してくださいね。おつかれさまでした!
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