2020.03.31 移籍ニュース2020-21移籍ニュース
「非公式ながら合意」って…マンチェスター・ユナイテッドがジェイドン・サンチョ獲得寸前!?
「unofficially confirmed」、非公式ながら合意とは、聞き慣れない表現ですが、「口頭合意に達したが発表できる段階ではない」と解釈すればいいのでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドが、ドルトムントの20歳FWジェイドン・サンチョ獲得に近づいていると報じられています。発信源は「アイリッシュ・インディペンデント」。リヴァプール、チェルシーに加えて、古巣のマンチェスター・シティも参入しているとされていたプレミアリーグ勢のバトルは、マンチェスター・ユナイテッドがポール・トゥ・ウィンとなる見通しのようです。
2015年3月、14歳でワトフォードユースからマンチェスター・シティに加入したジェイドン・サンチョは、2017年8月に17歳でドルトムントに移籍。フィル・フォーデンやブラヒム・ディアスと同様に、サンチョとも契約を交わそうとしていたペップ・グアルディオラは、プレミアリーグを選ばなかったヤングスターについて、こう回想しています。
「われわれは彼と契約合意に至り、握手していた。アカデミーからの契約としては、シティにおける最高額だ。次なるステップは、トップチームでのトレーニングのはずだった。しかし、アメリカで実施されるツアーに出発する直前に、彼はサインしないと決断した。チームが帰国した後、3週間姿をくらましていた。来るべきところに来なかったんだ」
「とても残念だったが、選手は自ら判断するものだ。われわれは、彼をサポートすべく、あらゆる手を尽くした。彼はすぐにトップチームでプレイしたかったんだ。その機会は与えたのだが」
ドイツに渡った逸材は、初年度からブンデスリーガ12試合1ゴール4アシストと才能の片鱗を見せ、2018-19シーズンには34試合12ゴール17アシストと大ブレイクしました。イングランド代表デビューは、2018年10月のクロアチア戦。直後のアトレティコ・マドリード戦では、チャンピオンズリーグ初ゴールをゲットしています。プレミアリーグ王者を率いる名将には、彼の値段が高騰するのはわかっていたでしょう。2019-20シーズンは、ブンデスリーガ23試合14ゴール16アシスト、CLで2ゴール2アシスト。キリアン・ムバッペに次ぐ高値と評されたウインガーに、1億ポンド以上のタグが付くのは間違いなしといわれていました。
「われわれは、選手の価値より低い金額で売却する必要に迫られていない」。ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは、「彼がクラブを去りたいといってくれば話し合う」と、移籍を容認する姿勢を見せながらも、条件面で妥協しないと明言していました。それでもペップは買い戻しを画策していたようですが、件のメディアは、ジェイドン・サンチョは3年前と同じ理由で古巣に背を向けたと報じています。「ラヒム・スターリングとリアド・マフレズがいて、レロイ・サネが復帰しようとしているエティハドに戻るつもりはない」。エリック・カントナやデヴィッド・ベッカムが付けた7番を用意しているクラブが、プレミアリーグのTOP4に入れなかったとしても、彼の意志は変わらないようです。
事実だとすれば、うれしい話ですが、彼が来たら前線はどういう布陣になるのでしょうか。トップにマルシアル、2列めにラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ジェイドン・サンチョ。最前線の控えがイガロで、グリーンウッドはスーパーサブという構えでしょうか。この形なら、オーバメヤンやハリー・ケインを獲るというプランは立ち消えになりそうです。とはいえ、今回の怪しい報道は「非公式に合意」という表現ですので、しばらくは続報待ちですね。いやー。(ジェイドン・サンチョ 写真著作者/Werner100359)
2015年3月、14歳でワトフォードユースからマンチェスター・シティに加入したジェイドン・サンチョは、2017年8月に17歳でドルトムントに移籍。フィル・フォーデンやブラヒム・ディアスと同様に、サンチョとも契約を交わそうとしていたペップ・グアルディオラは、プレミアリーグを選ばなかったヤングスターについて、こう回想しています。
「われわれは彼と契約合意に至り、握手していた。アカデミーからの契約としては、シティにおける最高額だ。次なるステップは、トップチームでのトレーニングのはずだった。しかし、アメリカで実施されるツアーに出発する直前に、彼はサインしないと決断した。チームが帰国した後、3週間姿をくらましていた。来るべきところに来なかったんだ」
「とても残念だったが、選手は自ら判断するものだ。われわれは、彼をサポートすべく、あらゆる手を尽くした。彼はすぐにトップチームでプレイしたかったんだ。その機会は与えたのだが」
ドイツに渡った逸材は、初年度からブンデスリーガ12試合1ゴール4アシストと才能の片鱗を見せ、2018-19シーズンには34試合12ゴール17アシストと大ブレイクしました。イングランド代表デビューは、2018年10月のクロアチア戦。直後のアトレティコ・マドリード戦では、チャンピオンズリーグ初ゴールをゲットしています。プレミアリーグ王者を率いる名将には、彼の値段が高騰するのはわかっていたでしょう。2019-20シーズンは、ブンデスリーガ23試合14ゴール16アシスト、CLで2ゴール2アシスト。キリアン・ムバッペに次ぐ高値と評されたウインガーに、1億ポンド以上のタグが付くのは間違いなしといわれていました。
「われわれは、選手の価値より低い金額で売却する必要に迫られていない」。ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは、「彼がクラブを去りたいといってくれば話し合う」と、移籍を容認する姿勢を見せながらも、条件面で妥協しないと明言していました。それでもペップは買い戻しを画策していたようですが、件のメディアは、ジェイドン・サンチョは3年前と同じ理由で古巣に背を向けたと報じています。「ラヒム・スターリングとリアド・マフレズがいて、レロイ・サネが復帰しようとしているエティハドに戻るつもりはない」。エリック・カントナやデヴィッド・ベッカムが付けた7番を用意しているクラブが、プレミアリーグのTOP4に入れなかったとしても、彼の意志は変わらないようです。
事実だとすれば、うれしい話ですが、彼が来たら前線はどういう布陣になるのでしょうか。トップにマルシアル、2列めにラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ジェイドン・サンチョ。最前線の控えがイガロで、グリーンウッドはスーパーサブという構えでしょうか。この形なら、オーバメヤンやハリー・ケインを獲るというプランは立ち消えになりそうです。とはいえ、今回の怪しい報道は「非公式に合意」という表現ですので、しばらくは続報待ちですね。いやー。(ジェイドン・サンチョ 写真著作者/Werner100359)
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サンチョならケインのが欲しい!