2020.12.01 アーセナルの話題
次節はダービー…評論家と指揮官の言葉から考える「今のアーセナルに足りないこと」。
プレミアリーグ10試合で4勝1分5敗、勝ち点13は過去39シーズンのワースト。3勝3分4敗と出遅れた1981-82シーズンは、その後の追い上げで5位に食い込んでいますが、アルテタ監督はゴール欠乏症に陥ったチームを立て直すことができるでしょうか。1年前のウナイ・エメリは、10節までを4勝4分2敗とした後、公式戦7試合連続勝利なしという27年ぶりの厳しい戦績によって解任の憂き目に遭っています。試合後の会見で、自らの未来をどう考えているかと問われた指揮官は、「sacked」という言葉を交えながら率直に語りました。
「コーチになると決心した日から、解雇されるかクラブを去るか、そんな日が来るのはわかっていた。しかし、それが今から起こるかどうかはわからない。私の唯一の関心事は、選手を最大限に活用して、クラブに対して可能な限り最高のサービスを提供することだ」
レスター、アストン・ヴィラ、ウルヴスとホーム3連敗。過去6試合のゴールは、オーバメヤンのPKとショートコーナーからのガブリエウ・マガリャンイスのヘディングのみ。相手の守備を崩して決めた最後のゴールは、プレミアリーグ4節のシェフィールド・ユナイテッド戦のニコラ・ペペまで遡ります。今のアーセナルに足りないのは、選手のクオリティなのか、勝つためのメンタリティか、あるいは戦術か。「スカイスポーツ」のインタビューに応じた評論家たちは、選手たちのメンタリティとクオリティが問題と指摘しています。
「多くの選手が充分とはいえない。軟弱になっている。数週間前、ユナイテッド戦でまともなパフォーマンスを見せたとき、チームを鼓舞するチアリーダーがいた。それ以来、2つのゲームを失い、1ポイントしか獲得できずにいる。軟弱になり、自信を失っているようにみえる。マネージャーが語りかけたリアルファイトを見せていない。難しい問いなのはわかる。ゲームで殴られたら余計に難しくなる。でも、結果を得るための決意や要求を見せられていないのは確かだ」(ロイ・キーン)
「彼らは、もっと多くの選手を連れてきたかったのだろう。資金があったのかどうか、適切な選手がいたのかどうかはわからない。トーマス・パーティーが恋しくなるけど、ひとり使えないだけだ。残念だが、今日の彼らはラクに戦える相手だった。それが問題だ」(ジミー・フロイト・ハッセルバインク)
次節はトッテナムホットスパースタジアムで、ノースロンドンダービー。チェルシー戦をスコアレスドローに持ち込んだジョゼ・モウリーニョのチームは、リーグ最少の9失点という堅守で首位に立っています。最悪のタイミングでライバルとぶつかることになりましたが、今のアーセナルは、起用できる選手が限られています。ニコラ・ペペは出場停止、トーマス・パーティーは負傷が癒えず、コラシナツはコロナウイルス感染で隔離中。ひと足先に復帰できそうなエルネニーはコンディションが不安で、パブロ・マリとマルティネッリもチームセッションに合流したばかりです。
こういうときは、いかにポジティブな気持ちで戦えるかに集中するしかありません。スタメンは、調子のよさと気持ちの強さ重視。戦術をシンプルにして、徹底度を高めたいところです。アルテタ監督は、「後半のプレースタイルは、彼らに期待したものだった」と語っており、ノースロンドンダービーはウルヴス戦の最終盤の顔ぶれをベースにするのではないでしょうか。好調組からレノ、ティアニー、ホールディング、ガブリエウ、サカ。経験値が高いウィリアン、オーバメヤン、ベジェリン。気持ちが強いラカゼットをエースの脇に配し、ジャカの相棒はダニ・セバージョスかエルネニー。引き分ければTOP通過が決まるELは、若手とコンディショニングが必要な選手にまかせればいいでしょう。
開き直りが必要なチームについて、ポジティブに考えれば、「首位との差は8ポイント」「TOP4ならたったの5ポイント」。指揮官が語る「勝負の分かれ目となる小さなギャップ」が埋まれば、上位進出は充分可能です。いま一度、アルテタ監督の用兵と采配に期待したいと思います。マンチェスター勢と互角に渡り合った底力を見せてくれることを信じて。
「コーチになると決心した日から、解雇されるかクラブを去るか、そんな日が来るのはわかっていた。しかし、それが今から起こるかどうかはわからない。私の唯一の関心事は、選手を最大限に活用して、クラブに対して可能な限り最高のサービスを提供することだ」
レスター、アストン・ヴィラ、ウルヴスとホーム3連敗。過去6試合のゴールは、オーバメヤンのPKとショートコーナーからのガブリエウ・マガリャンイスのヘディングのみ。相手の守備を崩して決めた最後のゴールは、プレミアリーグ4節のシェフィールド・ユナイテッド戦のニコラ・ペペまで遡ります。今のアーセナルに足りないのは、選手のクオリティなのか、勝つためのメンタリティか、あるいは戦術か。「スカイスポーツ」のインタビューに応じた評論家たちは、選手たちのメンタリティとクオリティが問題と指摘しています。
「多くの選手が充分とはいえない。軟弱になっている。数週間前、ユナイテッド戦でまともなパフォーマンスを見せたとき、チームを鼓舞するチアリーダーがいた。それ以来、2つのゲームを失い、1ポイントしか獲得できずにいる。軟弱になり、自信を失っているようにみえる。マネージャーが語りかけたリアルファイトを見せていない。難しい問いなのはわかる。ゲームで殴られたら余計に難しくなる。でも、結果を得るための決意や要求を見せられていないのは確かだ」(ロイ・キーン)
「彼らは、もっと多くの選手を連れてきたかったのだろう。資金があったのかどうか、適切な選手がいたのかどうかはわからない。トーマス・パーティーが恋しくなるけど、ひとり使えないだけだ。残念だが、今日の彼らはラクに戦える相手だった。それが問題だ」(ジミー・フロイト・ハッセルバインク)
次節はトッテナムホットスパースタジアムで、ノースロンドンダービー。チェルシー戦をスコアレスドローに持ち込んだジョゼ・モウリーニョのチームは、リーグ最少の9失点という堅守で首位に立っています。最悪のタイミングでライバルとぶつかることになりましたが、今のアーセナルは、起用できる選手が限られています。ニコラ・ペペは出場停止、トーマス・パーティーは負傷が癒えず、コラシナツはコロナウイルス感染で隔離中。ひと足先に復帰できそうなエルネニーはコンディションが不安で、パブロ・マリとマルティネッリもチームセッションに合流したばかりです。
こういうときは、いかにポジティブな気持ちで戦えるかに集中するしかありません。スタメンは、調子のよさと気持ちの強さ重視。戦術をシンプルにして、徹底度を高めたいところです。アルテタ監督は、「後半のプレースタイルは、彼らに期待したものだった」と語っており、ノースロンドンダービーはウルヴス戦の最終盤の顔ぶれをベースにするのではないでしょうか。好調組からレノ、ティアニー、ホールディング、ガブリエウ、サカ。経験値が高いウィリアン、オーバメヤン、ベジェリン。気持ちが強いラカゼットをエースの脇に配し、ジャカの相棒はダニ・セバージョスかエルネニー。引き分ければTOP通過が決まるELは、若手とコンディショニングが必要な選手にまかせればいいでしょう。
開き直りが必要なチームについて、ポジティブに考えれば、「首位との差は8ポイント」「TOP4ならたったの5ポイント」。指揮官が語る「勝負の分かれ目となる小さなギャップ」が埋まれば、上位進出は充分可能です。いま一度、アルテタ監督の用兵と采配に期待したいと思います。マンチェスター勢と互角に渡り合った底力を見せてくれることを信じて。
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成績だけを見れば、解任の話出てくるのしょうがない。しかし、ベンゲル監督退任後、変わりすぎたアーセナルにおいて、そう簡単に変えないぞという鉄の意思とフロントと現場が一体であることを示さなあかんときが来たにゃ。アルテタ監督のもと、チーム一丸での雄叫びを期待しています
アルテタをサポートすべき。
彼が最高の監督かどうかはわからないが。
オーバメヤンがゴールを決められないのは左で使われているから、というわけではないことは示された。
問題は中盤。再びDMFがいないチームとなった。パーテイがケガをした、というのは当然想定すべき事態だったわけで。一人で1シーズンを乗り切れるわけはなかろうに。パーテイを取った上でトレイラ残して(しかもちゃんと使って)たらほめてあげてたんだけど。
ジャカとセバージョス??このパートナーシップにどういう補完関係があるのか全く見えない。
で、DMFのいないチームで4バック。だからさぁ。4バックでやるなら本職のDMFを置こーよ。本職のDMFがいないなら3バックでやりなさい。てゆーかそうやってたじゃない。
ちぐはぐなミケル。難解な要求を選手に強いている感じ。だが自分はまだまだ彼を応援する。PL優勝は無理だが4位はいくらでもあるよ。(他のチームにも言えるか・・・)
頑張ってほしいね。