スーパーサンデー特集① ガナーズVSレッズ、マルティネッリVSアーノルド、勝つのはどっち?
プレミアリーグ10節、アーセナルVSリヴァプール。決戦を目前にした「スカイスポーツ」のタイムラインは、スーパーサンデーフェスティバルと化しています。ガナーズOBの評論家、ポール・マーソンさんは「リヴァプールのプレスの乱れ、守備力ダウンはサディオ・マネを失ったことに起因する」と主張。プレミアリーグのスコア予想でおなじみのジョーンズ・ノウズさんは、3-2でアーセナルが勝つと予想しています。
過去2年の対戦成績は、リヴァプールが5勝1分2敗でリード。アーセナルが勝ったコミュニティシールドとカラバオカップはPK戦で、直近6試合はノーゴールです。2020年9月のプレミアリーグ3節でラカゼットが決めてから、2年以上もセレブレーションのない時間が続いています。
エミレーツでの3試合は、0-3、0-2、0-2。プレミアリーグでもカラバオカップでも、ガナーズは完敗でした。しかし今回は、ノースロンドンのホームチームの勝利を予想する向きが強いようです。その根拠を端的に表現しているジョーンズ・ノウズさんのコメントを紹介しましょう。
「ホームでのアーセナルは、マンチェスター・シティとリヴァプールとさほど離れていないパフォーマンス指標を残している。昨シーズンの開始以来、アーセナルの1試合あたりの平均ゴール数は 2.34で、上にいるのはビッグ2だけだ」
「リヴァプールは、特にアウェイで守備力が急落している。フラム、マンチェスター・ユナイテッド、エヴァートン、ナポリとの試合で、1試合あたり平均失点数2.2を記録した。これは、昨シーズンのプレミアリーグのゲーム平均1.19を上回っている」
なるほど、おもしろい。本日は私も、スーパーサンデーを盛り上げるお祭りに乗っかりましょう。「スカイスポーツ」の記事のなかから、興味深い2本をピックアップしてみました。ひとつは「素晴らしきマルティネッリが、今度こそアーノルドを打ちのめす!?」。もうひとつは、「リヴァプールの停滞は、主力の高齢化とメンタルの疲労によるもの」というレポートです。
というわけで、ようやく本題に辿り着きました。7000文字を超えるサム・ブリッツ記者の渾身のレポートは、膝の負傷を克服したガブリエウ・マルティネッリがいかに素晴らしいシーズンを過ごしているかを伝えています。
今季プレミアリーグにおけるドリブル成功20回は、リーグTOP。チャンスクリエイト18回は、デブライネ、サラー、サカに続く4位です。敵陣ボックス内でのタッチ数55回も4位。シュート数24本は5位で、上にいるのはハーランド、ミトロヴィッチ、ジェズス、ハリー・ケインといった純粋なストライカーだけです。
3ゴール1アシストは地味ですが、SBを自陣に縛り付ける圧力はプレミアリーグ屈指といっていいでしょう。日曜日に彼と対峙するトレント=アレクサンダー・アーノルドは、いつものプレーエリアをキープすることができるでしょうか。
マルティネッリの復活以降、過去2回のエミレーツでは、アーノルドが優勢です。1月のカラバオカップ準決勝セカンドレグは、SBの2アシストで0-2完勝。3月のプレミアリーグは、クロップ監督が「トレントは信じられないほど守備をした」と評する激闘でした。こちらも0-2のクリーンシート。ブラジル人ウインガーをひいきしても、アーノルドの1勝1分という表現が精一杯です。
しかし今季は、アーノルドの守備力がレッズのポイントロストの原因とされる試合が増えています。4-1で敗れたナポリ戦はクヴァラツヘリアに劣勢を強いられ、3-3ドローのブライトン戦はトロサールと三笘薫を止められず。イングランド代表から漏れたSBは、アーセナル戦で苦しいバトルを繰り返すわけにはいきません。
「トッププレーヤーになるための秘訣は、トレーニングや試合で90パーセントと100パーセントの力を発揮することの違いにある」(ガブリエウ・マルティネッリ「All or Nothing」より)
アーセナルVSリヴァプール、マルティネッリVSアーノルド…称賛するチーム、好きな選手同士のバトルだけに、予想をしろといわれれば悩みます。しかし今回ばかりは、メンタルの強さとアグレッシブな姿勢をチームメートに絶賛されているウインガーが、攻撃力はワールドクラスといわれるSBに苦手なことだけやらせて90分を終えるのではないでしょうか。
初めて見たとき、将来はロベルト・バッジョになるとテンションが上がったマルティネッリに、6試合の沈黙を破るゴールシーンを期待したいと思います。スーパーサンデーフェスティバル特集(?)、次回の記事は不振のリヴァプールにフォーカスします。
過去2年の対戦成績は、リヴァプールが5勝1分2敗でリード。アーセナルが勝ったコミュニティシールドとカラバオカップはPK戦で、直近6試合はノーゴールです。2020年9月のプレミアリーグ3節でラカゼットが決めてから、2年以上もセレブレーションのない時間が続いています。
エミレーツでの3試合は、0-3、0-2、0-2。プレミアリーグでもカラバオカップでも、ガナーズは完敗でした。しかし今回は、ノースロンドンのホームチームの勝利を予想する向きが強いようです。その根拠を端的に表現しているジョーンズ・ノウズさんのコメントを紹介しましょう。
「ホームでのアーセナルは、マンチェスター・シティとリヴァプールとさほど離れていないパフォーマンス指標を残している。昨シーズンの開始以来、アーセナルの1試合あたりの平均ゴール数は 2.34で、上にいるのはビッグ2だけだ」
「リヴァプールは、特にアウェイで守備力が急落している。フラム、マンチェスター・ユナイテッド、エヴァートン、ナポリとの試合で、1試合あたり平均失点数2.2を記録した。これは、昨シーズンのプレミアリーグのゲーム平均1.19を上回っている」
なるほど、おもしろい。本日は私も、スーパーサンデーを盛り上げるお祭りに乗っかりましょう。「スカイスポーツ」の記事のなかから、興味深い2本をピックアップしてみました。ひとつは「素晴らしきマルティネッリが、今度こそアーノルドを打ちのめす!?」。もうひとつは、「リヴァプールの停滞は、主力の高齢化とメンタルの疲労によるもの」というレポートです。
というわけで、ようやく本題に辿り着きました。7000文字を超えるサム・ブリッツ記者の渾身のレポートは、膝の負傷を克服したガブリエウ・マルティネッリがいかに素晴らしいシーズンを過ごしているかを伝えています。
今季プレミアリーグにおけるドリブル成功20回は、リーグTOP。チャンスクリエイト18回は、デブライネ、サラー、サカに続く4位です。敵陣ボックス内でのタッチ数55回も4位。シュート数24本は5位で、上にいるのはハーランド、ミトロヴィッチ、ジェズス、ハリー・ケインといった純粋なストライカーだけです。
3ゴール1アシストは地味ですが、SBを自陣に縛り付ける圧力はプレミアリーグ屈指といっていいでしょう。日曜日に彼と対峙するトレント=アレクサンダー・アーノルドは、いつものプレーエリアをキープすることができるでしょうか。
マルティネッリの復活以降、過去2回のエミレーツでは、アーノルドが優勢です。1月のカラバオカップ準決勝セカンドレグは、SBの2アシストで0-2完勝。3月のプレミアリーグは、クロップ監督が「トレントは信じられないほど守備をした」と評する激闘でした。こちらも0-2のクリーンシート。ブラジル人ウインガーをひいきしても、アーノルドの1勝1分という表現が精一杯です。
しかし今季は、アーノルドの守備力がレッズのポイントロストの原因とされる試合が増えています。4-1で敗れたナポリ戦はクヴァラツヘリアに劣勢を強いられ、3-3ドローのブライトン戦はトロサールと三笘薫を止められず。イングランド代表から漏れたSBは、アーセナル戦で苦しいバトルを繰り返すわけにはいきません。
「トッププレーヤーになるための秘訣は、トレーニングや試合で90パーセントと100パーセントの力を発揮することの違いにある」(ガブリエウ・マルティネッリ「All or Nothing」より)
アーセナルVSリヴァプール、マルティネッリVSアーノルド…称賛するチーム、好きな選手同士のバトルだけに、予想をしろといわれれば悩みます。しかし今回ばかりは、メンタルの強さとアグレッシブな姿勢をチームメートに絶賛されているウインガーが、攻撃力はワールドクラスといわれるSBに苦手なことだけやらせて90分を終えるのではないでしょうか。
初めて見たとき、将来はロベルト・バッジョになるとテンションが上がったマルティネッリに、6試合の沈黙を破るゴールシーンを期待したいと思います。スーパーサンデーフェスティバル特集(?)、次回の記事は不振のリヴァプールにフォーカスします。
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グーナーですが、浮かれず騒がず冷静に予想すると。。。アーセナルはビッグ6相手にリスペクトしすぎる悪癖はまだ改善されてないため、まずはいつも通りにプレイして欲しいのが勝利の第一条件かと。
アーノルドの守備を突くよりも前に、逆にマガラインシャスあたりを激しいプレスで潰されるとアーセナルは苦しくなるのではないか。
ジンチェンコvsサラーの局面は少し怖いので、この試合はティアニーの方が守備でも攻撃でも効果的ではないか。
なんて妄想をしてます。
まず「もしかして勝てるかも?」なんて妄想をリバプール相手に出来ることが久しぶり!
試合が楽しみです。
アーノルドの守備は批判されることが多いですが、中堅以下クラスのフルバック程度には守れます。
彼の不味い守備が出てしてしまうケースは、守備のスタート位置が不利な場合やセントラルの戻りが遅い場合です。
本来であればアーノルドが守備に晒される機会を少なくする必要はありますが、開幕から未だ改善出来ないという状況。
アーセナル戦は中々厳しい結果を突きつけられるのでは、と想定しています。