2022.10.19 アーセナルの話題
クラブ史上最高勝率のアーセナル、タイトル獲得を阻む敵は疲労?負傷?やっぱり…!?
プレミアリーグ10試合で9勝1敗。2位に4ポイント差を付けたアーセナルは、2003年のインヴィンシブルズを1ポイント上回るクラブ史上最高のロケットスタートを決めました。
今季最強のチームは、昨季とは別なスカッドといっていいでしょう。マンチェスターからやってきた新エース、ガブリエウ・ジェズスは10試合5ゴール4アシストといきなりフィット。ベン・ホワイトをサイドに追いやったウィリアム・サリバのパス成功率92.6%は、ジョン・ストーンズ、ナタン・アケ、ルベン・ディアスに次ぐリーグ4位です。
出遅れたファビオ・ヴィエイラも、公式戦2ゴール1アシストと徐々に調子を上げており、アルテタをよく知るジンチェンコは、中盤に加わってジャカの攻め上がりを支える高度な戦術のキーマンとなっています。ガナーズデビューのチューリッヒ戦で1ゴール1アシストのマルキーニョスも含め、エドゥTDが奔走した夏の補強は大成功でした。
勝利が人の成長を促したのか、成長が勝利を生んだのか。マルティネッリの覚醒とジャカの変身も、ガナーズの躍進を語るうえで重要な要素です。2年前の負傷を忘れたマルティネッリは、開幕からの2戦連発で波に乗り、プレミアリーグ10試合4ゴール2アシストと絶好調。中央に斬り込むプレイが増えたのは、変幻自在のポジショニングで決定機を演出するジェズスのおかげでしょう。
ジンチェンコとトーマスのフォローによって、前線に飛び出す機会が増えたジャカは、昨季プレミアリーグのスタッツを既に上回る2ゴール3アシスト。今のアーセナルは、司令塔役のウーデゴーアを封じればOKというチームではありません。安定品質のブカヨ・サカは、リヴァプール戦とリーズ戦で3発をゲット。ベン・ホワイトや冨安健洋の負担を減らす守備も高評価です。
15節のチェルシー戦まで連勝すれば、優勝候補に推す声が増えるとみていたのですが、リヴァプール戦を含む公式戦7連勝を受けて、タイトルを話題にするメディアが出てきています。ガーディアンのニック・エイムズ記者が立てたヘッドラインは、「Can Arsenal sustain their title push or will fatigue and injuries take toll?」。このままタイトルを争うのか、疲労や負傷に祟られるのかというテーマです。
ワールドカップによる中断は、アーセナルにとって悪い話ではないでしょう。ウーデゴーア、ジンチェンコ、ティアニーは完全休養。ガブリエウ・ジェズスはリシャルリソンの負傷で呼ばれるかもしれませんが、マルティネッリはロンドンに残るはずです。トーマス、ジャカ、冨安健洋は早めに帰ってきてくれそうで、大会終盤までプレイするのはサカとサリバぐらいでしょう。
最大の懸念は若い選手が多いことで、優勝争いのプレッシャーによるペースダウンをどう避けるかが指揮官の腕の見せどころ。ニック・エイムズ記者は、特定のポジションの層が薄いと指摘しています。スミス・ロウが戻ってくる2列めはいいとしても、サリバ、トーマス、ジェズスがいないときの戦い方は、長いシーズンを乗り切るための課題となりそうです。
スタッツからわかる不安材料は、11人中7人の全試合先発。ウーデゴーアも9試合先発で、後半戦の息切れ対策が必要です。冬のマーケットで獲得すべきは、即戦力のストライカーと中盤センター。プレミアリーグ制覇が見えるポジションにいれば、クラブは投資を惜しまないのではないでしょうか。
と、ここまでやり切っても、もうひとつ大きな関門があります。「フットボールは単純なゲームだ。22人が90分間ボールを追い続けて、最後はペップが勝つ」。ハーランドとデブライネが、長めのお休みを取ってくれるかどうかも、アーセナルの着地を左右しそうです。
明日の直接対決は中止となりました。これが吉と出るか凶と出るかは、延期試合の負傷者リストとスタメンを見るまでわかりません。
今季最強のチームは、昨季とは別なスカッドといっていいでしょう。マンチェスターからやってきた新エース、ガブリエウ・ジェズスは10試合5ゴール4アシストといきなりフィット。ベン・ホワイトをサイドに追いやったウィリアム・サリバのパス成功率92.6%は、ジョン・ストーンズ、ナタン・アケ、ルベン・ディアスに次ぐリーグ4位です。
出遅れたファビオ・ヴィエイラも、公式戦2ゴール1アシストと徐々に調子を上げており、アルテタをよく知るジンチェンコは、中盤に加わってジャカの攻め上がりを支える高度な戦術のキーマンとなっています。ガナーズデビューのチューリッヒ戦で1ゴール1アシストのマルキーニョスも含め、エドゥTDが奔走した夏の補強は大成功でした。
勝利が人の成長を促したのか、成長が勝利を生んだのか。マルティネッリの覚醒とジャカの変身も、ガナーズの躍進を語るうえで重要な要素です。2年前の負傷を忘れたマルティネッリは、開幕からの2戦連発で波に乗り、プレミアリーグ10試合4ゴール2アシストと絶好調。中央に斬り込むプレイが増えたのは、変幻自在のポジショニングで決定機を演出するジェズスのおかげでしょう。
ジンチェンコとトーマスのフォローによって、前線に飛び出す機会が増えたジャカは、昨季プレミアリーグのスタッツを既に上回る2ゴール3アシスト。今のアーセナルは、司令塔役のウーデゴーアを封じればOKというチームではありません。安定品質のブカヨ・サカは、リヴァプール戦とリーズ戦で3発をゲット。ベン・ホワイトや冨安健洋の負担を減らす守備も高評価です。
15節のチェルシー戦まで連勝すれば、優勝候補に推す声が増えるとみていたのですが、リヴァプール戦を含む公式戦7連勝を受けて、タイトルを話題にするメディアが出てきています。ガーディアンのニック・エイムズ記者が立てたヘッドラインは、「Can Arsenal sustain their title push or will fatigue and injuries take toll?」。このままタイトルを争うのか、疲労や負傷に祟られるのかというテーマです。
ワールドカップによる中断は、アーセナルにとって悪い話ではないでしょう。ウーデゴーア、ジンチェンコ、ティアニーは完全休養。ガブリエウ・ジェズスはリシャルリソンの負傷で呼ばれるかもしれませんが、マルティネッリはロンドンに残るはずです。トーマス、ジャカ、冨安健洋は早めに帰ってきてくれそうで、大会終盤までプレイするのはサカとサリバぐらいでしょう。
最大の懸念は若い選手が多いことで、優勝争いのプレッシャーによるペースダウンをどう避けるかが指揮官の腕の見せどころ。ニック・エイムズ記者は、特定のポジションの層が薄いと指摘しています。スミス・ロウが戻ってくる2列めはいいとしても、サリバ、トーマス、ジェズスがいないときの戦い方は、長いシーズンを乗り切るための課題となりそうです。
スタッツからわかる不安材料は、11人中7人の全試合先発。ウーデゴーアも9試合先発で、後半戦の息切れ対策が必要です。冬のマーケットで獲得すべきは、即戦力のストライカーと中盤センター。プレミアリーグ制覇が見えるポジションにいれば、クラブは投資を惜しまないのではないでしょうか。
と、ここまでやり切っても、もうひとつ大きな関門があります。「フットボールは単純なゲームだ。22人が90分間ボールを追い続けて、最後はペップが勝つ」。ハーランドとデブライネが、長めのお休みを取ってくれるかどうかも、アーセナルの着地を左右しそうです。
明日の直接対決は中止となりました。これが吉と出るか凶と出るかは、延期試合の負傷者リストとスタメンを見るまでわかりません。
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冨安は早めに帰ってきてくれそうて笑笑
異論は無いですけど一応突っ込ませてください笑