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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

アーセナル、FWヤヤ・サノゴ獲得!噂のFWとGKはどうなる!?

アーセナルが、フランスのオーセールから20歳のFW、ヤヤ・サノゴを獲得しました。2008年にフランスU-16で18試合で18ゴールを挙げて頭角を現し、以来各世代の代表に名前を連ねてきた期待の長身FWです。2010年に骨折をして長期休養を余儀なくされ、未だトップチームでの実績はありませんが、アーセン・ヴェンゲル監督得意のフレンチ・コネクションからの青田刈りです。過去、フランスからプレミアリーグ入りした選手はほぼ問題なく適応していますが、果たして彼はフィットするでしょうか。

そして、以前に移籍発言が取りざたされたDFの要、ローラン・コシールニーが先頃「移籍したいなどといったことはない。僕は健全なクラブに所属し、美しいサッカーのチームにいる」とドイツやスペイン行きを否定しました。どうやら、先の移籍するかもしれないという発言も「もしチームが強化をしなかったらどうか」などと誘導尋問され、言葉の断片を切り取って報道されたもののようです。彼の残留は大きいですね。

例年、この時期は主力の離脱話に頭を悩ませていたアーセナルですが、今季は嘘のように静かです。チームを離れるのは、アルシャビンやデニウソンなどチームにとって構想外となり、契約満了を期に移籍する選手のみ。一方で、獲得を進めていたイグアインについては、本人と既に合意し、争っていたユヴェントスがレアル・マドリードからオファーを退けられたという報道があります。これはもはや間違いないでしょう。

さらにもうひとり、話が進んでいるといわれているのが、コンフェデレーションズカップ優勝国の正GK、QPRのジュリオ・セーザルです。彼がチャンピオンシップ降格で予算が厳しくなるQPRを離れるのは既定路線ですが、大会優勝後に「ロンドンでの生活を楽しんでいる。この街に残りたい」とコメントしています。ロリス、ツェフ…ロンドンに本拠地を構えるライバルの上位クラブには絶対的守護神が君臨しており、フラムはステケレンブルク、ウエストハムはアドリアンと中堅クラブもGKは獲得済み。ロンドン生活を楽しみながらプレミアリーグでプレイするとなると、選択肢はひとつしかありません。移籍金は2億円といわれており、お手頃。年俸も強豪国の代表選手のなかでは特段、高いわけではありません。33歳という年齢も、選手寿命が長いGKなら問題なし。地元でのワールドカップというモチベーションUPの材料があれば、プレイの質が急激に落ちることは考えにくいでしょう。

いいですね、アーセナル!このオフは順調です。…まずいな。やっぱりルーニーには残ってもらわないと。(写真著作者/Майоров Владимир)

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