即戦力獲得か、コクランで穴埋めか…どうする!?アーセナルのディフェンシブ・クライシス!
プレミアリーグ開幕戦は積極的に補強したリヴァプール、2戦めは昨季プレミアリーグ王者のレスター。いずれも簡単に勝てる相手ではありません。そんな状況のなか、イギリスメディア「スカイスポーツ」は 「Five centre-backs who could solve Arsenal’s defensive crisis(アーセナルの守備の危機を解決する5人のセンターバック)」という特集を掲載し、地元の「ロンドン・イブニング・スタンダード」は、フランシス・コクランがCBの練習を開始したと報じています。
サポーターの望みは、メルテザッカーとコシールニーが30代となったポジションに、先々ラインの中心となってくれるワールドクラスのCBを獲得することでしょう。まずは、「スカイスポーツ」がリストアップした5人のメンバーを見てみましょう。2年前にアーセナル入りが噂されていたローマのコスタス・マノラス、クラブが代理人とコンタクトを取ったといわれているインテルのムリージョ、バレンシアで活躍するシュコドラン・ムスタフィ。全員20代半ばで、代表でも中心選手となりつつあります。ムスタフィはユーロ2016でフンメルス欠場の穴を埋め、マノラスは2014年のブラジルワールドカップでギリシャのベスト16進出に貢献。コロンビア代表のムリージョは、コパ・アメリカの最優秀若手選手とベストイレブンにダブルで選出されています。
残る2人はホッフェンハイムのファビアン・シェアと、ガラタサライでプレイしていたジェイソン・デナイヤーですが、彼らのアドバンテージはサイドもこなせるユーティリティ。スペシャリスト3人からは、一段落ちるのではないでしょうか。スイス代表として国際経験が豊富なシェアはまだしも、デナイヤーを獲るならホールディングに経験を積ませたほうがポジティブです。アーセナルとしては、獲るなら一流、無理ならコクラン、ドビュッシー、モンレアルらで急場をしのいだほうがいいでしょう。練習は好感触だったと語っているコクランのコンバートが現状のファーストチョイスのようですが、ヴェンゲル監督には178センチの選手を先々までCBで起用し続けるつもりはないはずです。
獲得難易度が高い順に並べると、ムスタフィ、ムリージョ、マノラスの順でしょうか。バイエルンがベナティアの後釜に狙っていたともいわれるムリージョや、バルサとレアル・マドリードの名前まで出ているムスタフィよりも、プレミアリーグに行きたがってやる気を失っているとまで報じられたマノラスのほうが可能性は高いのではないかと思われます。獲りやすさを度外視するなら、私のイチ推しはムスタフィです。ユーロでのプレイぶり、エヴァートンに半年在籍しておりプレミアリーグの空気を知っていること、エジルやメルテザッカーという先輩の存在、ラテン系の選手より英語で苦労するケースが少ないドイツ人であることがその理由です。マンチェスター・シティのマンガラがバレンシア移籍となれば、ムスタフィを取り巻く状況は激変するかもしれませんが、スペインのクラブは安定感を増したドイツ代表CBを簡単に出してくれないでしょう。
プレミアリーグだけでなくチャンピオンズリーグまで視野に入れれば、メルテザッカーとガブリエウで大陸の強豪に勝つのは難しいのではないかと思います。今こそ、獲り時。多少お金がかかっても、いいCBを口説き落としてもらいたいものです。8月14日、プレミアリーグ2016-17シーズンの最初のゲームでは、トレーニングで自信を深めたコクランがモンレアルと並んで最終ラインにいたりしないことを願っております。いかにもヴェンゲルさんがやりそうではありますが、178センチコンビが、15センチも高いマティプにセットプレーでやられるのを見て「ですよね…」とがっかりしたくありませんので…。
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さすがにこの状況では、誰かは獲得するでしょう。シガンやスキラチのようなハズレでないことを祈るばかりです。
更新ご苦労様です。
コクランのCBはモンレアルやサニャを起用したのと同じ意味ですね。緊急事態への対処と
して可能性を探った程度でしょう。メルテザッカーの長期離脱ですからさすがに補強すると
個人的には楽観視しています。ムスタフィの様な選手が獲得できれば素晴らしいことですが
どうなるでしょうか?コシェルニの相棒が誰になるか楽しみです。
補強と言えばベンゲルは前線にもあと一人補強を行うそうですよ。まさかのマフレズか?と
一喜一憂するのでしょうけど基本的には移籍期間を楽しもう!くらいで考えています。
管理人さんご贔屓のマン・Uは加入も放出も派手ですねぇ・・・個人的に今季のプレミアは
マンチェスター勢の一騎打ちだと思っています。
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凹んでさん>
挙がっている選手たちなら問題なしでしょう。
tomoさん>
緊急事態への対処を探っているあたりに、ファンのみなさんは不安を煽られるのかもしれません。
さすがに獲ると思いますが…。