ネルソン、エンケティア、ウィロック…現地メディアが「アーセナルの18歳」を特集!
記事の最初に登場するリース・ネルソンは、2017年の始めにプロ契約を結ぶと、半年後にはアーセン・ヴェンゲル監督にテクニックとメンタルの強さを評価されています。「彼はドリブルのうまさを見せつけ、相手を置き去りにした。チャンスにひるむような選手ではなかった。自信をもっており、こういう試合でプレイできたのは彼のためにいいことだった」。5-2で勝利したエミレーツカップのベンフィカ戦で指揮官の称賛を得た18歳は、ヨーロッパリーグやカラバオカップを含む14試合でファーストチームの雰囲気を体感。年が明けると、24節のクリスタル・パレス戦でプレミアリーグデビューを果たしました。
ヨーロッパリーグでは先発3試合、途中出場3試合。1試合あたりのドリブル成功数が4回を超えたリース・ネルソンは、300分以上出場した選手のなかでTOP10に食い込む活躍を見せました。インターナショナルマッチウィーク前のワトフォード戦では、ベジェリンの代わりに右のWBで起用される可能性があったと伝えられ、先週行われたU-19のラトビア戦では2ゴール。層の薄いポジションということもあり、3人のなかでは最もチャンスを与えられる可能性が高いのではないでしょうか。
「1月のオーバメヤンの加入とラカゼットのケガからの復帰は、エンケティアにとって悪いニュースかもしれないが、多くのサポーターがチャンスを手にした彼を見たいと思っているだろう」。エディ・エンケティアがエミレーツで熱狂的なチャントを浴びたのは、ラスト5分まで0-1と敗戦寸前だった試合を2連発でひっくり返したカラバオカップのノリッジ戦でした。「決定力がある選手だ。ボックス内で次を予測する閃きがある」。ヴェンゲル監督はこちらの18歳も絶賛していたものの、プレミアリーグで起用したのは、あれから5ヵ月経った29節のブライトン戦でした。オーバメヤンとラカゼットが元気なら、彼に出番がまわってくることはないかもしれません。素晴らしいフィニッシュの能力を堪能できるのは、夏を過ぎてからでしょう。
ジョー・ウィロックもまた、競争が激しいポジションで出場機会を得られずにいます。若手主体だったヨーロッパリーグでは5試合273分出場という記録を残したものの、プレミアリーグは未だゼロ。パスセンスがあるセントラルMFといえども、エルネニー、ウィルシャー、ジャカ、ラムジーの間に割って入るのは簡単ではありません。11月に長期契約を結んだ18歳のMFは、どこかでベンフィカに移籍した兄と同様の決断を下すのでしょうか。スカイスポーツは、「3人のなかでは最もレギュラーから遠いところにいる」と評しており、春までにプレミアリーグデビューを飾るのは難しいかもしれません。
若手選手に関する記事を読んでいると、ファン・ハール監督がユースの選手を次々とピッチに送り出した2年前のマンチェスター・ユナイテッドを思い出します。プレミアリーグ5位に終わったチームは、決して強いとはいえなかったものの、ラシュフォードやフォス=メンサーの活躍は希望そのものでした。アーセナルの3人のうち、最初にブレイクする選手は誰でしょうか。ゼラレムやビエリクのように、負傷によって難しいキャリア選択を強いられることがなければと祈りつつ、やっぱりネルソンかな…とひとりごつのであります。
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ユースから未来を担う選手が出てくるのは嬉しいですね。エンケティア・ネルソンには特に期待。ワクワクします。ゼラレム・・・どうした。浅野どうした。
世界一の資金力を誇るプレミアですから、監督・選手ともに上に上がるのは大変。最近、増えている国外への武者修行を経験しないとチャンスを貰えないので、イングランドにこだわらず、若手選手や監督は、イタリア・ドイツあたりで戦術を叩き込まれて、帰還してほしいもの。その方が総合力も上がる気がします。
ネルソンは契約延長を拒否しているようでなんだかなぁという感じです。消化試合になりそうなリーグ戦で使ってもらえるとよいですが