そういわずに残ってほしい…アーロン・ラムジー、アーセナルとの契約延長交渉決裂⁉
故郷のカーディフで、クラブ最年少のプレーヤーとして2006年にトップチーム昇格を果たしたウェールズのMFは、2008年の夏に17歳でアーセナルに入団。初年度からプレミアリーグ9試合に出場し、FIFA選出の期待の若手に名を連ねました。2010年2月のストーク戦で、ショークロスのハードなタックルを受けなければ、もっと早くトップクラスの評価を得ていたでしょう。腓骨と脛骨を骨折したラムジーは、9ヵ月に及ぶ長期離脱を余儀なくされ、2010-11シーズンのプレミアリーグ出場は7試合に留まっています。2011-12シーズンにレギュラー定着すると、2013-14シーズンにはリーグ戦10ゴールを記録。以来、ヴェンゲル監督のチームになくてはならない存在でした。
彼の去就について書きたくなるのは、サポーターの評価が大きく分かれる選手だからかもしれません。ラムジー絶賛派が主張するのは、豊富な運動量、タイミングのいい攻め上がりと美しいゴールシーン、2013年と2017年に決勝ゴールをゲットしたFAカップキラーぶりでしょう。一方、懐疑派が指摘するのは、持ち場を離れることが多いためにCBに負担がかかること、イージーなシュートを外すシーンが多いことでしょうか。両者の議論は、100年経っても決着しそうにありませんが、私はラムジーが大好きです。理由はシンプルで、「同じようなタイプがいないから」。彼のゴールに、何度テンションが上がったことか。ハル・シティを下した2013年のFAカップ決勝の延長戦で、ジルーのヒールパスをニアに決めた一撃は、今でも私のベストショットです。
イヴァン・ガジディスの後を追ってミランに行くという噂があり、マンチェスター・ユナイテッドやユヴェントスが狙っているという話も伝わってきておりますが、チームを離れる理由がサラリーなら、ガナーズが出せる最高額を受け入れてチームに残るのがベストチョイスなのではないでしょうか。10年いるクラブのサポーターでも賛否が分かれるのは、ストロングポイントが明確ではないプレイぶりに由来するのだと思われます。指揮官から熱烈に請われるか、チーム戦術にぴったりはまるか、「ラムジーでなければ務まらない」といわれるようなフィット感がなければ、守備に長けた選手やセンスあふれるパサーの控えになってしまう可能性は低くないでしょう。
最強のWプレーメイカーとギュンドアンがいるマン・シティは断固反対。リンガードとまるかぶりしそうなマンチェスター・ユナイテッドも懸念たっぷり。リヴァプールも、元同僚のチェンバレンやミルナー、ワイナルドゥムなどライバルが強力です。エンゴロ・カンテと勝負するのも厳しそうで、残るはスパーズ…⁉いやいや。プレミアリーグのTOP6は、レギュラー争いがし烈になりそうで、確実に出場機会を得たいなら国外ということになります。「それなら納得、がんばれラムジー!」といえるのは、他国の名門でプレイするのが夢だったといわれたときだけです。アーロン・ラムジーは、どんなキャリアを描いているのでしょうか。限りなく退団に傾いているのは確かのようですが、もうしばらく逆転勝訴に期待しつつ、彼らしいプレイを堪能したいと思います。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
更新おつかれさまです。
仰る通り評価の分かれる選手ですが、私も含め多くのグーナーはダメな部分も「しょうがねぇなぁ…」と思いつつ愛している…というのも過大評価でしょうかね(苦笑)。
エメリ監督が就任時、ラムジーとジャカを軸にしたチーム作りをプレゼンして現職を得たという報もありましたし、自身を買ってくれている新指揮官の下でチーム復権を担うのが、ファン目線を差し引いてもベストだと思います。
今季はポジションも1列前に出たし、トレイラも来たし、で、その力をさらに発揮できるのではないでしょうか。
エジル並みの給与は、フラットに見ればさすがに要求しすぎですが、退団となればさすがに寂しいなぁ…。
ラムジーの良さは数字には現れない部分が大きいのでしょうね。私もベンゲルが頑なに使い続けている時に、何故?!と疑問に思っておりましたが見方を変えて試合を観戦すると豊富な運動量やゴール前に顔を出すタイミングや、それによってDFラインを混乱させたりと重宝する理由が分かった気がします。
どのゴールシーンを見てもラムジーがゴール前まで駆け上がっており、似たタイプの選手はなかなか見当たらないです。
個人的には残ってほしいですが使いどころやフォーメーションを選ぶ選手であることもあり難しいところです。
—–
たしかに評価するのが難しい選手ですよね(笑)
でも、良い選手であることに疑いはない。
先日のサンチェスの記事にもありましたが、ライバルチームに移籍されるくらいなら、獲られたくない契約もありかなと。
ただ、ラムジーとムヒタリアンを比べた場合、個人的にはムヒタリアンの方に新しいアーセナルを感じるので、彼が控えで焦れているなら、放出もありかなと。
そして、エジルの高額サラリーも活躍と比べてどうかと思ってるのに、ラムジーも言うかぁ?
シティやリバプールのMF達を見てると、あれで昇給させたら恥ずかしいっすね。
グーナーです
私にとって、アーセナルはおろか、世界で一番好きな選手、それがラムジーです。
特に13-14シーズンの活躍が眩しく、忘れられません。
そのシーズンの16番と、背番号変更時の8番。
毎年誰かのシャツを購入していますが、二枚あるのは彼だけです。
お願いだから残って欲しい。
贔屓目に見すぎなのは重々承知ですが、
アーセナルには彼のダイナミズムが絶対に必要です。
移籍してしまったら寝込みそうです…
更新ご苦労様です。
アーセナルとラムジーは二度と交渉しないのでしょうか?あくまでも現時点では決裂しているだけなのでしょうか?再交渉する余地があるのなら何事もなかったように契約延長する可能性もあると私は思います。
仮にもう交渉の余地はないとするなら・・・
BBCは合意した新契約をアーセナル側が取り下げたようだと報じてるようです。選手側が新契約を蹴ったのではなくクラブ側が契約そのものを取り下げたということですからレアケースかもしれません。ですが十分に有り得ることです。
ラムジーとアーセナルが交渉する間にアーセナルも善後策として後釜の確保へと動くでしょう。その状況の中でアーセナルがラムジーと後釜の双方と合意すれば両者と契約するかどちらか一方とだけ契約するかを選ぶことが出来るはずです。
BBCの報道が事実ならアーセナルは後者を選んだということですよ。そしてその選ばれた選手はラムジーではないということでしょう。言うまでもなく最終的な結論を出したのはエメリだと私は思います。
上記を踏まえ私は今節のスタメンにラムジーがいるかどうかに注目したいです。仮にラムジーが起用されていれば・・・彼がアーセナルを去るのは来夏ですね。従って新戦力の獲得も来夏のはずです。そうでなければ・・・今冬の放出を強く示唆することになると思っています。
—–
普通にラムジーいらないでしょ…。
賛否別れる選手って書いてあるけど、絶賛する意見なんてごくごく一部。
贔屓目に見ていいところもあるよね、って感じ。
ましてやチームが違うとは言え、ケインやアザール、サラー以上のサラリー要求とか片腹痛い。
トレイラ見てしまうと、固執するどころか早くスタメンから外れて欲しい選手の一人です。
更新ありごとうございます。
続報をたどっていくと疑問点が浮かんできます。
給与面でアーセナルに限界があるのには納得ですが、エメリがラムジーを試していくなかでやはり合わないというのが原因で放出することになったというのは、スタメンでほとんどフルで出続けていることに矛盾しますし、試合内容でも存在感が出ていると思います。
なにより国産プレイヤーでクラブの顔にもなれるプレイヤーをフリーで放出というのは納得できません。
個人的にも大好きなプレイヤーなので、エジルパターンを信じて冬にでも契約延長してくれるのを願っています。
アーセナルほどラムジーを過大に評価してくれるチームは無いと思っていますが、出ていきたいなら無理に止める選手ではないと思います。エジルと同等は無いやろー、どう考えても。