エジル、ムヒタリアン、ウェルベック売却が噂のアーセナルが狙う2人の若き即戦力!
各メディアとも話の大筋は同じで、ダニー・ウェルベックも売却予定と伝えられています。負傷が多く、シーズン5ゴールが精一杯のアタッカーにこれ以上期待できないという話なら納得。プレミアリーグNo.2の高額サラリーを支払っているエジルを売れば、補強の枠を増やせるという思惑も理解しますが、ようやくフィット感を高めてきたミキにはもったいないという気分が先立ちます。中盤センターはジャカ、ルーカス・トレイラ、グエンドゥジ、前線はイオビ、ラカゼット、オーバメヤンを主軸とし、攻撃的なタレントを加えていく構想なのでしょう。ガナーズが狙っているのは、どんな選手でしょうか。「デイリー・ミラー」は、2人の候補を挙げています。
カリアリの逸材ニコロ・バレッラと、中村俊輔がアイドルと語るセルティックの左SBキーラン・ティアニー。172センチと小柄なバレッタは、22歳ながらセリエA90試合出場と既に経験豊富で、昨季のセリエAで34試合6ゴールという戦績を残しています。多くの地元サポーターが、かつてカリアリに所属したナインゴランの後継者と評しており、豊富な運動量と小気味いいパスワークはエメリ監督好み。冬のマーケットでチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドが狙っていると報じられた逸材は、3400万ポンド(約49億3000万円)以上のオファーが必要といわれています。
21歳のティアニーも、スコットランドプレミアリーグ98試合出場という数字を残している即戦力。疲れ知らずの上下動と鋭いドリブルはロバートソンを思い出させますが、3バックもWBもこなせる器用さはレッズのSBにはない魅力です。彼がチームに加われば、完全にかぶるモンレアルは出番を失うのではないでしょうか。エルネニー、チャンバース、ムスタフィも売るのではないかと囁かれているクラブは、バレッラとティアニーに加えて強いCBとトップ下まで押さえられれば盤石です。
2年連続でヨーロッパリーグが主戦場となり、売上を落としてしまったアーセナルにとって、プレミアリーグ4位以内に入れるかどうかでチーム作りのプランが大きく変わってきそうです。エジルとミキが出ていくとなれば、非常に残念ですが、若きタレントが駆け回る自在のフットボールを楽しみにしたいと思います。今季はどうなるかわかりませんが、チェルシーがサッリ続投なら、次のシーズンは多彩な戦術を使い分けるエメリ監督のチームが上にいくのではないでしょうか。期待と寂しさが半々…夏の続報を待ちましょう。
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いつも楽しく拝見しています。
ツェフとラムジーとウェルベックの週給=エジルの週給 くらいでしょうか。
エジルとムヒタリアンが今シーズンのような起用のされ方を受け入れてくれるならあと2シーズンいてほしいです。
(試合を観ていると、この二人は、ラストパスの精度が他の選手とは違います。)
新しいプレイメーカー(他リーグから獲得する or アカデミーの選手)が、プレミアのトップレベルで活躍できるようになるまでは、やはり、二人にはいてほしいです。
バレッラの噂がありますが、以前、噂のあったフォルナルスについて、詳しい方教えてください。