【現地レポート】相方がロンドンに~白熱のアーセナルVSエヴァートン篇
日曜日に引き続き、ロンドンでアーセナルのゲームを追いかけている
私の相方の現地レポート、今回はエヴァートン戦です。
彼女は先週の土曜日に開催されたプレミアリーグ13節のカーディフ戦から、
3試合観戦して帰国するわけですが、2勝1分けはうらやましいのひとこと。
私がマンチェスター・ユナイテッドの勝利に立ち会えたのは、
昨季のWBA戦(年末、香川真司が復帰した試合ですね)が初めてです。
さっそく、昨日、本ブログで「今季プレミアリーグのベストバウト」と
紹介した、エヴァートンとの激戦を現地から語っていただきます。
エヴァートン戦は、アッパー席(3階)での観戦。
キングズクロス&セントパンクラスでランチしたあと、
ピカデリーラインで移動しました。
西側に近いアンダーグラウンドのホロウェイロード駅は、
試合1時間前には閉鎖になるとのこと(電車自体が止まりません)。
やむなく東側最寄りのアーセナル駅からのアクセスとなります。
右は、キックオフ前に撮ったアーセナル駅周辺の売店等の様子。
左は試合終了後のエミレーツです。
席からの眺めです。ちょうどキックオフくらいの時間で、
夕焼けがキレイでした。左の写真がホーム席、右がアウェイ席。
エミレーツはアウェイ席がこれだけ広い範囲で押さえられていて
(確かに、グディソンパークはこの半分もありません)、
ガナーズサポーターがチケットが取りにくくなり、
不満の声もあるとのこと。席はアウェイ席の真上でした。
この日は、カソルラとラムジーが今ひとつだったように見えました。
あの出来では交代も納得ですね。なかなか点が入らず、
緊迫した試合でしたが、残り10分でアーセナルがついに先制!
このエジルのゴールはよかった。
起点は、交代で入ったばっかりのロシツキ。最高です!
(注:彼女は筋金入りのロシツキファンです)
このときサポーターが歌っていたのは、“one nil to the Arsenal”という歌で、
nilは0のこと。イングランドではなぜかこういう言い方をします。
(電車の切符でも、大人1・子ども0のときに”Adult one Child nil”と
書いてあったりします)絶対的多数のアーセナルサポーターは、
ここぞとばかりに隣のエヴァートンファンに向かって歌ってます。
散々盛り上がったグーナーたちでしたが、数分後、エヴァートンの
デュルフォーのゴールで形勢逆転…。アウェイ席では結構発煙筒がたかれて、
オフィシャルに連れ去られるファンも5~6人はいたように思います。
予想外の同点劇に、アウェイ席はかなりカオスな感じでした。
同点に持ち込んでからのエヴァートンは明らかな引き分け狙いで、
GKハワードが遅延行為でイエローカードをもらうほど。
選手交代で時間を稼ぎ、ファールでプレイを止めるなど、
マルティネス監督も選手もかなり露骨です。
サポーターは、もはや勝ったかのような雰囲気。
「プレミアリーグ上位とのアウェイ戦なら引き分け上等!」と、
はっきり割り切って応援しているようでした。
試合後は正面から出ましたが、上の写真の通り、大混雑です。
アーセナルファンは負け同然の雰囲気で黙々と帰るのでありました。
終了間際にジルーが、バー右隅に当てたシュートは惜しかったなぁ!
入りそうだったのに!
ちなみにこの日は、チャリティーデイだったようで、
マッチデープログラムの表紙が4種類ありました。
買うと、いくばくかが寄付に回されるそうで、
せっかくなので全種類買ってみました。
これだけあると、さすがに重いです。
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いやいや、あの時間に先制してドローというのは、
サポーターとしては残念だったかと思いますが、
こんないいゲームを観られたのは幸せでしょう。
写真ではわかりづらいですが、60000人以上入るにも関わらず、
エミレーツはかなり見やすいスタジアムです。
ユーストンから10分程度、繁華街のピカデリー・サーカスからも近く、
地下鉄の駅から歩いてすぐと、ロケーションも抜群です。
「特段、応援しているチームはないけど、一度、スタジアムで
プレミアリーグを観てみたい」という方は、エミレーツがいいでしょう。
クレイヴン・コテージは街中から足を運ぶのはそれなりに大変で、
スタンフォード・ブリッジもやや遠く、こじんまりとしています。
というわけで、今回のレポートはこれが最後ですが、
次回は私が、できれば今季中にと画策中です。
現在、さえない順位なので、このうえオールドトラフォードまで行って
あっさり負けられたら…と思うと躊躇しますが、こういうときこそ、
サポーターが支えないといけませんよね。よし。行くか!いや、しかし。
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