2020.10.23 チャンピオンズリーグ2020-21チャンピオンズリーグ
絶品ダヴィド・ルイス&エルネニー!レノのミスを帳消しにした2発で、アーセナルが逆転勝利!
チャンピオンズリーグのプレミアリーグ勢は3勝1分。パリ、アヤックス、セヴィージャ、ポルトといった難敵相手に3つのクラブが勝っており、順調な滑り出しといっていいでしょう。本日は、ヨーロッパリーグのアーセナル、レスター、トッテナムが最初の試合を戦っています。レスターはゾリャに3-0、トッテナムもLASKリンツに3-0快勝。最も苦戦したのは、ラピッド・ウィーンの本拠地アリアンツ・シュタディオンでのアウェイゲームを2時間早く終えたアーセナルでした。
SBにセドリク・ソアレス、中盤にエルネニー、前線にラカゼットとエンケティアを配したアルテタ監督は、トーマス・パーティーもスタメンに置いています。両者ともアグレッシブな立ち上がり。9分のサカのドリブル突破は2人がかりで止められ、直後にガブリエウ・マガリャンイスとのデュエルを制したカラの決定的なシュートは左のポストの脇を抜けていきます。15分に右サイドからのFKをファーに上げたのはセドリク・ソアレス。ダヴィド・ルイスの強烈なヘディングは、GKシュトレビンガーが左に飛んで外に弾き出しました。
19分にニアでグラウンダーを受けたフォンタスがヒールでコースを変えると、ガブリエウに当たって跳ねたボールに逆を取られたレノの手が届きました。サイドアタックを繰り返すアーセナルは、クロスが味方に合わず。30分にボックス右に入ったニコラ・ペペは、ドリブルで2人を振り回しますが、左足で巻いたフィニッシュがうまく曲がりません。42分にリッツマイヤーの速いクロスがニアのフォンタスの足元に入り、トラップでダヴィド・ルイスをかわしたシーンは決まるかと思われましたが、左足のシュートは逆サイドに逸れてしまい、前半は0-0で終わりました。
後半開始から、積極的にミドルを放っていたウィーンが先制したのは51分。バックパスをトラップしたレノが寄せてきたカラに当ててしまい、こぼれ球が最も危険なフォンタスの足元に転がります。慌ててコースを消そうとしたレノが、左足の一撃に足元を抜かれて1-0。このまま負けるわけにはいかないアルテタ監督は、61分にエンケティアとセドリクを下げ、ベジェリンとオーバメヤンを投入します。64分のオーバメヤンのFKはクロスバー越え。ここまでFKをことごとく弾かれていたニコラ・ペペが、ようやく70分に最高のボールを入れてくれました。
ダヴィド・ルイスの頭に向かっていくボールに飛び出したシュトレビンガーは触れず、首を振ったCBのヘッドがゴールの左奥に吸い込まれました。追いついたガナーズは、その4分後に完璧な崩しであっさり逆転。エルネニーの絶妙なスルーパスでベジェリンがラインの裏に抜けた瞬間、中央ではオーバメヤンがストイコヴィッチの外でフリーになっていました。今季プレミアリーグで5戦1発とスロースタートのストライカーが、無人のゴールに流し込んで1-2。いつになく危険な飛び出しが目立っていたレノは、ダヴィド・ルイスの素晴らしいプレイに助けられ、メディアの見出しになるピンチを回避しました。
プレミアリーグで首位エヴァートンと4ポイント差に着けているチームは、ダンドークとモルデをホームに迎えるゲームなら、ターンオーバーしながら勝てるでしょう。11月になれば、パブロ・マリとホールディングが戻ってきます。今季こそは、プレミアリーグとヨーロッパリーグで優勝の可能性を感じながら、年を越すことができるのではないでしょうか。成長著しいサカ、闘争心が高まってきたニコラ・ペペ、はまれば攻守のクオリティを一段上げてくれそうなトーマス・パーティーが躍進のキーマンになるのではないかと期待しています。(ダヴィド・ルイス 写真著作者/Amir Hosseini)
SBにセドリク・ソアレス、中盤にエルネニー、前線にラカゼットとエンケティアを配したアルテタ監督は、トーマス・パーティーもスタメンに置いています。両者ともアグレッシブな立ち上がり。9分のサカのドリブル突破は2人がかりで止められ、直後にガブリエウ・マガリャンイスとのデュエルを制したカラの決定的なシュートは左のポストの脇を抜けていきます。15分に右サイドからのFKをファーに上げたのはセドリク・ソアレス。ダヴィド・ルイスの強烈なヘディングは、GKシュトレビンガーが左に飛んで外に弾き出しました。
19分にニアでグラウンダーを受けたフォンタスがヒールでコースを変えると、ガブリエウに当たって跳ねたボールに逆を取られたレノの手が届きました。サイドアタックを繰り返すアーセナルは、クロスが味方に合わず。30分にボックス右に入ったニコラ・ペペは、ドリブルで2人を振り回しますが、左足で巻いたフィニッシュがうまく曲がりません。42分にリッツマイヤーの速いクロスがニアのフォンタスの足元に入り、トラップでダヴィド・ルイスをかわしたシーンは決まるかと思われましたが、左足のシュートは逆サイドに逸れてしまい、前半は0-0で終わりました。
後半開始から、積極的にミドルを放っていたウィーンが先制したのは51分。バックパスをトラップしたレノが寄せてきたカラに当ててしまい、こぼれ球が最も危険なフォンタスの足元に転がります。慌ててコースを消そうとしたレノが、左足の一撃に足元を抜かれて1-0。このまま負けるわけにはいかないアルテタ監督は、61分にエンケティアとセドリクを下げ、ベジェリンとオーバメヤンを投入します。64分のオーバメヤンのFKはクロスバー越え。ここまでFKをことごとく弾かれていたニコラ・ペペが、ようやく70分に最高のボールを入れてくれました。
ダヴィド・ルイスの頭に向かっていくボールに飛び出したシュトレビンガーは触れず、首を振ったCBのヘッドがゴールの左奥に吸い込まれました。追いついたガナーズは、その4分後に完璧な崩しであっさり逆転。エルネニーの絶妙なスルーパスでベジェリンがラインの裏に抜けた瞬間、中央ではオーバメヤンがストイコヴィッチの外でフリーになっていました。今季プレミアリーグで5戦1発とスロースタートのストライカーが、無人のゴールに流し込んで1-2。いつになく危険な飛び出しが目立っていたレノは、ダヴィド・ルイスの素晴らしいプレイに助けられ、メディアの見出しになるピンチを回避しました。
プレミアリーグで首位エヴァートンと4ポイント差に着けているチームは、ダンドークとモルデをホームに迎えるゲームなら、ターンオーバーしながら勝てるでしょう。11月になれば、パブロ・マリとホールディングが戻ってきます。今季こそは、プレミアリーグとヨーロッパリーグで優勝の可能性を感じながら、年を越すことができるのではないでしょうか。成長著しいサカ、闘争心が高まってきたニコラ・ペペ、はまれば攻守のクオリティを一段上げてくれそうなトーマス・パーティーが躍進のキーマンになるのではないかと期待しています。(ダヴィド・ルイス 写真著作者/Amir Hosseini)
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低調な試合だったがパーテイを90+分見れて幸せでございました。
素晴らしい選手。フットボールIQの高さが滲み出てた。才能のある選手をシメオネのような一流の指導者が時間を掛けて育てるとこうなるんだね。
よく獲れたよ、ホントに。
パーティいい選手ですね。
ですがチームとしてはいまいちでした。
攻撃の形がまるでないというか、サイドからの攻撃しかできない。
433にして中盤を厚くした方がいいんじゃないですかね?
中盤がスカスカ過ぎてラカは孤立してるし、エルネニーもパーティも前に運ぶことは出来てもファイナルサードから決定的なパスを出す選手がいない。
特に前半は退屈でしたね…。
(2点目のベジェリンへのスルーパスは、ルイスではなくエルネニーじゃないでしょか?)
そうでしたね。ご指摘ありがとうございます。訂正しました。
髪型か背番号のいずれかをわかりやすくしてもらえると助かります(笑)